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2015年3月18日 (水)

週刊『ダイヤモンド』3月21日号の特集が面白いぞ

 週刊『ダイヤモンド』3月21日号の特集は「日本全国 永遠のライバル同士が激突 いざ 都市対決!」というもの。

 要は、安倍政権の「地方創出」が、その結果どうなるのかというのを、取り敢えずその前に検証しておこうというものなのだろう。それを定点観測しておけば、「地方創出」が上手くいったのか、いかなかったのかがわかるものね。

Photo 週刊『ダイヤモンド』2015年3月21日号(ダイヤモンド社)

 特集の惹句が

『郷土意識というのは詰まることろ「自分の所が一番」という誇りに基づくものだ。だからこそ、お国自慢は盛り上がり、時に紛糾する。特に相手が隣同士であったり、複雑な歴史的経緯があったりで、ライバル関係にある町の出身者の場合は、なおさらだ。本特集では、全国各地のライバル都市同士の対決に、あえて決着をつけていく。いざ、勝負!』

 となっているんだが、中には無理やりつけているんじゃないのこの対決は、ってのもある。

 ではその対決は

『PART 1 県民1万人調査で判明 ライバル県はここだ! 知られざる県民の本質
 北信越・東北・北海道版 東海・関東版 中国・近畿版 四国・九州・沖縄版

PART 2 地域ナンバーワン決定戦
 ①石川×富山×福井 ②京都×大阪×神戸 ③千葉×埼玉 ④香川×愛媛 ⑤東阪名の地下街 ⑥八王子×立川 ⑦ご当地グルメブランドランキング ⑧浦和×大宮 ⑨熊本×鹿児島

PART 3 因縁の歴史合戦
 ⑩青森×弘前×八戸 ⑪伊賀×甲賀 ⑫会津若松×萩 ⑬静岡×山梨 ⑭奈良×鎌倉

PART 4 県内の覇権争い
 ⑮東京23区 ⑯福島×郡山×いわき ⑰東京の島々 ⑱前橋×高崎 ⑲長野×松本 ⑳岡山×倉敷 ㉑山口×下関 ㉒福岡×北九州 ㉓長崎×佐世保

PART 5 キャラかぶりバトル
 ㉔熱海×別部 ㉕横浜×神戸×長崎 ㉖夜景 ㉗豊田×日立 ㉘田園調布×芦屋 ㉙北海道×沖縄

PART 6 知事力ランキング
 ㉚知事力・地方創生力 統一地方選の前哨戦! 県民1万人の知事支持率 県民1万人が表明! 知事支持率りすと』

 というもの。

 ここは郷土意識というのは詰まることろ「自分の所が一番」という誇りに基づくものだ」というのに則って、今私が住んでいる文京区ってどんなもんだろうということに基づいて読んでみる。

 まあ、あまりこうした都市ランキングでは出てこない基本的には地味な文京区なんだが、「教育・子育てに適した町」ランキングでは第1位の国立市に次いで第2位が文京区なんですね。本当は、東京大学、東京医科歯科大学、お茶の水女子大学などがある文京区の方が、一橋大学がある国立市よりも上になってもおかしくはないんだけれども、

『かつてあった飛行場の滑走路を目抜き通りにし、両脇に桜とイチョウの並木を植えた大学通りとその周辺は、大正、昭和の香りを残しつつ上品であり、ハイソな雰囲気が漂っている』

 ってところが、文京区が負けたところなんだろうな。文京区は、そんな有名な大学がある文教地区ではありながらも、基本的には下町ってところが、国立市にはちょっと負けるところなんだろう。ハイソではないもんなあ。

 で、ここの部分で、ちょっとした間違いを発見。

 台東区が何故か「教育・子育てに適した町」ランキングで20位に入っていて、それを

『台東区は私立開成中高のおかげだろう』

 と書いているんだけれども、それは荒川区の間違いですね。開成中・高は谷中のすぐ傍だけれども、残念ながら台東区ではなくて荒川区なんですね。

 もうひとつは「子供の増加が顕著な中心区」というデータ。

 要は、人口が増加する(流入人口が多い)のにつれて、子供の人口が増加している東京23区の状況なんだが、それを「幼児人口増加特化度」というもので評価している。第1位は港区、2位が品川区、3位が江東区、3位が千代田区と目黒区となって、その後、4位が文京区なんですよねぇ。

 そういえば、今私が住んでいるマンションにも、新しく入ってきた人たちは、小さい子供たちが多くいて、楽しい雰囲気になっている。う~ん、同じ建物に小さな子供たちがいるっていうことは、これだけ心弾まされることなんだということを感じさせさせられましたねぇ。

 まあ、後は「⑫会津若松×萩 震災後に交流は加速するも いまだ“和解”の議論はタブー」ってところと、「①石川×富山×福井 新幹線開業でも明暗くっきり 北陸3県の経済効果格差」ですかね。

 まあ、確かに北陸新幹線が開通して(今のところ終着駅の)金沢市の観光客の数は上昇するだろうし、経済効果としては北陸一番でしょう。ただし、逆に、東京から2時間半で行けるということは、金沢に宿泊しなくてもいいというビジネス客も増える訳だし、あるいは本社機能を金沢じゃなくて東京に持って行ってしまおうという企業も出て来る筈だ。

 昔は金沢(加賀・能登)は富山(高岡・富山)を支藩として支配していたわけで、それは廃藩置県になっても、基本的にその支配構造は変わっていなかったのでありますが、それがこの北陸新幹線が開通したことによって変わってしまうかもしれないという、大変な構造変化なのであります。

 金沢は昔からの都市であるから、京都と同じような観光都市的な機能は備わっていて、これからも観光都市として生き延びることは可能だろうけれども、一方、「北陸の雄」として、経済・政治の中心として生き延びるのは難しくなるかもしれない。新潟が、田中角栄氏キモ入りの、上越新幹線と上越高速道のおかげで、新潟市が新潟県(上越・長岡・新潟)の中心であったものが、いまや単なる東京の田舎になってしまったのと同じ道を歩む可能性もあるのだ。

 金沢市が金沢市として(自分の町だけ)生き延びる道を選ぶのか、これまで通り「北陸の雄」として生き延びる途を選ぶのかは私たちには分からない。

 まあ、金沢になんの責任もない私にとっては、観光都市金沢が生き残ってくれればいいんですけれどもね。

 う~ん、無責任! かな?

週刊『ダイヤモンド』2015年3月21日号(ダイヤモンド社)

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