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2015年1月16日 (金)

『英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか』って、決まってるじゃん

『英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか』って決まってるじゃん。はい、正社員としての就職は諦めて、ブラック企業か非正規雇用かアルバイトとして働くんですね。

 だって、『欧米・香港・シンガポールなどの国の常識でいったら「英語もろくにしゃべれないノースキルの文系学生が、大学を卒業しただけで職を得られること自体が、ありえない』んだもん……はい、チャンチャン。

Photo 『英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか』(大石哲之著/PHP新書/2015年1月8日刊)

 というわけにもいかないだろうから、こういう本が売れるんだよなあ。まあ、それだけ「英語もできないノースキルの文系」学生が多いってことなんだろうけれども。

『ほとんどの学生は、就職活動を始めた時点で、「英語もしゃべれないノースキルの文系学生」です。こういう学生が、たんに卒業したからといって、仕事があるというのは世界的に見るとありえません。
 でもいままでは、そういう学生もある程度まで就職できていました。そう、日本はすこし特殊な雇用システムを持っていたからです。ご存じの終身雇用です。終身雇用というのは、六十歳まで雇いますということですから、もう、会社に骨を埋めなさい、ということです。
「自分はなにもできないが、子の身ひとつで、御社に貢献します」
「私の職業人生を御社に捧げます。仲間に入れてください。裏切りません」
 ということが終身雇用にとってはなにより大事です。家族より、プライベートより、自分のことより、まず会社です。会社に忠誠を誓うことによって、ノースキルの文系学生でも採用されたのです。
 そのかわり、彼らは一生懸命「社畜」をした。会社にすべてを捧げて生きたのです』

  ところが、今や終身雇用制は「ほとんど壊れかかっている」。以前なら、新入社員として会社に入って、20~30代は安月給でコキ使われても、40代になれば何らかの役職について、50代で役員になれなくてもそこそこ部長か何かの幹部社員になって、以降は60歳まではなんとか安泰に生活ができ、60歳で定年になれば、あとはバラ色の年金生活が待っていた。それが、今や新入社員として会社に入って、20~30代は安月給でコキ使われても、40代になるとごく一部の社員だけが役員候補や幹部社員になれるが、それ以外の平社員はリストラされるか、そうじゃなくても自分より年下の上司に仕え、給料は上がらないまま、定年まで勤め上げても年金が出るまでは無収入という時代だ。

 なので、『「なんでもやります」「やる気はあります」「一生懸命がんばります」』なんていって、結局ブラック企業にしか入れなくなる「英語もできないノースキルの文系学生」にならないための方法論とは何か?

 ひとつは「自分の好きなこと、興味があること」を仕事にするのはやめなさい、ということだ。

『一つは、興味を持てることがたくさんある人は、その一つに絞らなくてもいいということです。一生をかけて一つのことしかできないと考えると、なにを選んでいいのかわからなくなります。しかし、一生は長いものです。その都度興味を変えて行っても、まだまだ人生は長く続きます』

『二つめは、自分の興味は置いておいて「少なくともイヤではない仕事、人から自然に求められる仕事、過去にうまくできたこと」をやりなさいということです。興味は移っていきます。中学校時代の興味、大学時代の興味、新入社員時代の興味、結婚してからの興味、子どもができてからの興味……。全部違ってくるでしょう。
 しかし、その人が持って生まれた性格や行動様式というのは、大人になってからも大きくは変わらないものです。むしろ、性格や行動様式を変えたくても変えられないという悩みのほうが大きいはずです』

 というけれども、「英語もできないノースキルの文系学生」は、それこそ「興味」もあまりなく、自分がもっている「性格や行動様式」なんかにも気づかない人たちなのだ。

 で、そんな「英語もできないノースキルの文系学生」への最大の指針がこれだ。

 まず、大学を1年間休学すること。そして

『休学一年のうち、最初の半年は英語留学をして、残りの半年は企業で実務経験を積みましょう。せっかく英語ができるようになったので、できれば英語でできる仕事、そして、日本ではなく、海外で仕事をしてみましょう。
 海外といっても、アメリカや英国に行っても、そのレベルの日本人は門前払いされるので、そうではなくシンガポールや中国やタイ、インドネシア、ベトナムといった新興国での仕事を探しましょう。これらの国で働くには、とりあえずは現地の言葉は不要です。これらの国でビジネスをしている会社のマネージャークラスの人は、ほとんど英語をしゃべりますし、仕事も英語と現地語(と日本語)が入り混じります欧米系でもアジアならハードルは低くいなりますし、アジアの都市に支店がある日本企業や、もしくわ現地の企業も選べます。
 こういうと、ものすごくハードルが高そうにみえますが、アジアで展開中の企業は、どこも猛烈に人が足りないので、雇ってもらうハードルは意外と低いです』

 ただし、その英語留学にしても(行先はフィリピン)、日本人がいるところはダメ、というか日本人がいても付き合っちゃダメ。とにかく、この一年間は日本語を一切喋らないようにすることだ。そうしないと、せっかく勉強している英語がまったく身につかなくなってしまう。とにかく、「英語漬け」になって半年もいれば、いやでも英語は見につく。というか、少なくとも中学・高校・大学の前期、合わせて8年間の蓄積があるにも関わらず日本人の英語力が上がらないのは、「日本語を喋っちゃうから」。

 私の経験上からも、少なくともノースキルではなかったと思うんだけれども、「英語も出来ないサラリーマン」(実は日本に出張で来ていたアメリカ人と赤坂のバーでお友だちになていた、というのはあったけどね……えっへっへっ)だった私の英語能力が顕著に上がったのは、ロサンゼルスで日本人とまったく話せずに、アメリカ人ととだけ過ごした、アニメの英語アフレコの三週間だった。この間、三週間目くらいには「頭の中で<英語→日本語>をやってから、またまた頭の中で<日本語→英語>をやって」始めて、英語で相手の言っていることに応えるなんてまだるっこしいことをせずに、<英語→英語>が出来るようになった。まさに「英語漬け」の良さである。

 で、ついでに残りの半年のインターンによる実務経験だけじゃなくて、そのままアジアで就職してしまう、というテもあるのだ。

 そう、もう日本で東証一部上場企業の幹部候補という仕事ではなく、その他大勢になるのなら、逆にアジアで経験を積み、それを武器に日本へ切り込むってこともできるんだなあ。

『いちど経験を積めば、次からは転職になりますから、もう学歴やノースキルといったことは関係なくなります。自分の意思で、次の仕事を選べるようになります。
 海外で働いていたという経験は、いま、とても「売れる」スキルになっています。
 日本の会社はどこも海外に進出したいのですが、海外でゼロから事業を立ち上げたといった経験のある人材は足りておらず、まさに引っ張りだこです』

 うむ、『英語もできないノースキルの文系学生はこれからどうすべきか』って、結論がでているんですね。

 簡単じゃない!

 東南アジアならお金もかからないしね!

『英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか』(大石哲之著/PHP新書/2015年1月8日刊)

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