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2014年12月11日 (木)

『普通の人がゼロから始める資産づくり』が当たり前なこと

 先日、ブログで書いた「日経電子版体験Day」でいただいた本だ。だから褒めるってわけではないが……。

Photo_2『日経電子版徹底活用! 普通の人がゼロから始める資産づくり』(日本経済新聞社=編/日経ビジネス人文庫/2012年7月2日刊)

『現在、60代、70代のサラリーマンOBの方は、平均像として持ち家があり、住宅ローンの支払いは終わっています。退職金も年金もしっかりもらえる世代なので、「資産は増えなくても、大きく減らなければいい」と考えがちです』

 と、ああそうか私のことなのね。

 しかし、この本が出版されたのが2012年7月なので

『夫婦が月25万円程度の年金を受け取り、預金を取り崩すのは、たまの旅行や孫の入学祝いくらい。日本経済はデフレが続き、物価が上がらない状態がもう20年も続いています。まとまった現金を持つ高齢者にとって実は今の日本は経済的には過ごしやすい環境が続いているのです。今、年金を受給している世代は、資産運用とは無縁でも生きていける、幸福な世代といっても間違いないでしょう。
 一番お金を持っている層が、低い利息で増えないことを承知で銀行に預けたままにしている。これではいくら政府が「貯蓄から投資へ」と叫んでも、証券市場に個人のお金は流れません。銀行は銀行で、たくさん預かった預金をすべて融資に回せるわけではありません。景気が低迷し、企業の設備投資意欲は衰えたままなので、銀行からお金を借りる企業はなかなか増えません。銀行は仕方がないので、余った預金で国債を購入しています』

 という状態も、2012年の総選挙で終わり、その後は円安、株高という、いわゆる「アベノミクス経済」になった。結果、デフレ経済は終わり、物価の上昇が始まり、消費税も増税になり、それにそなえてリタイヤ世代は自身の資産防衛をしないと先行きが怖くなる、という状況になってきた。

 で、『日経電子版徹底活用! 普通の人がゼロから始める資産づくり』というわけなのだ。

 資産運用の基本は「分散投資」ということ。

『かつて読者の方からこんな相談を受けたことがあります。
「父が退職金で購入した新興国株の投信が半値近くになってしまいました。今後、どうしたらいいでしょう」
 よく聞いてみると、この方は東北地方にお住いの30代前半の方で、2008年末に父親が60歳で定年退職し、退職金3000万円を受け取ったそうです。父親は堅実な性格で、これまで株式投資の経験はゼロ、投信すら買ったことがなかったそうです。
 退職金が振り込まれてからしばらく経った6月、自宅に地元の地方銀行の行員が訪ねてきて、新興国株で運用する投信を勧めたそうです。ボーナス期なので、銀行員には販売目標などがあったのかもしれません。
 父親は銀行員が勧める商品なのだから、間違いはないであろうと考え、いわれるままに3000万円で、この投信を購入しました。初めての資産運用です。
 それから3か月後、リーマン・ショクで世界的に株式相場が急落しました。この父親が購入した投信の時価(基準価格)は、買値から半分近くになってしまいました。こうなると、「今後どうしたらよいでしょう」といわれてもどうにもなりません。
 この父親のケースででは、やってはいけない間違いを2つ、していました』

 として

『1つ目は、リスクの高い商品を単品で買ったことです』

『もう1つの失敗は、新興国株投信をいっぺんに買ってしまったことです』

 というのだが、私に言わせれば、実はもう一つこの父親は間違いを犯してしまっているのである。つまり、それはその地銀の行員の言うことを真に受けてしまったということ。基本的に「投資は自己責任」なんだから、人の言うことを信じちゃいかんのです。

 銀行員っていうとマネーの専門家のように、我々素人から見ると思えるのだが、実は全然専門家でもないし、投資市場のことなんかはまったくわかっていない素人集団なのである。なぜなら、彼らは自ら投資をしている訳ではなく、個人の投資家からお金を預かってその手数料で収入を得ているだけなのだ。つまり、彼らは自分のお金が一瞬の間にゼロになってしまう投資リスクを負っている訳ではない。自分のお金を投資リスクにさらす危険性をもって投資市場に挑んでいない以上、彼らは単なる素人集団以上のものではない。

 つまり、資産運用と言うのは、基本的に自分以外の人の言うことは絶対信じちゃいかんということ。じゃあ、そのための自分の勉強と言うか、情報収集はどうすればいいかと言えば『日経位電子版徹底活用! 普通の人がゼロから始める資産づくり』なわけですな。

 同じことが証券会社社員にも言えて、実は私の妻が2年半ほど前、私たちの娘が入社した会社の株を買おうかしらというので、調べて見たら、結構、他の誰もがまだ手を付けていない業態で、これは今後の成長はかなり見込めるブルーオーシャンだとみて、買いを指示したところ、その証券会社員は、その会社のことを全く知らなかった、ということがあった。「えっ? なんでこんな会社の株を買うんですか?」というようなリアクションだったというのである。

 それがあなた、2年半で株価は約2倍になっているのである。

 それ以来、私は日本株の投資を行っているが、結構いい結果を残しているんですな。その前にJALの株を買って10万円をドブに捨てたことなんかは、忘れてしまいましたがな、がっはっはっ。

 その場合の基本は「分散投資」ということ。

 本書では

『預金20%/日本国債20%/日本株5%/外国国債10%/外国株(先進国)25%/外国株(新興国)20%』と『日本国債20%/日本株20%/外国国債30%/外国株(先進国)15%/外国株(新興国)15%』

 という「年3%の利回りを目指すには―運用のプロが示す資産配分の事例」というのが出ているが、まさにその通りで、結局これはリスクの分散であり、利益の極大化はないが、一方、負債の極大化は絶対に犯さないという基本なのである。結局、機関投資家という人たちもそうやってリスクを分散しながら、投資活動を行っている訳である。まあ、投資金額が違うっていうくらいのもんで(それがデカい)。

 本書には「日本株投資」「投資信託」「金投資」「外貨投資」「不動産投資」について書かれているが、最後の「不動産投資」はちょっと一物件での投資額が大きいのでそうではないが、それ以外は基本的にすべて「分散投資」がベストとして書かれているのは、現実に即していていいところ。

 不動産投資については、「投資用マンション」を購入(当然、ローンを組んではいけません)がいいのか、あるいは「REIT投信」がいいのかはまだわからない。この辺は、今後の勉強次第だな。まあ、あまりお金を持っていないのなら、当然REITですがね。

  『日経電子版徹底活用! 普通の人がゼロから始める資産づくり』(日本経済新聞社=編/日経ビジネス人文庫/2012年7月2日刊)

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