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2014年12月 9日 (火)

考える工場 ドイツから新産業革命

 今日の日経新聞は『考える工場 ドイツから新産業革命』という記事をクリップ。

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『車、電機、機械産業が集うドイツ南部。後世の歴史家はここを「21世紀の産業革命発祥の地」と命名するかもしれない。

  カイザースラウテルンにある人工知能研究センター。シーメンスなど独製造業10社が参加する「近未来工場」の実験が始まった。生産する製品の材料が近づくと、機械がICチップの情報を読み取って必要な工程を指示し、複数の生産設備を最適のラインに組み替える。人は不要。機械同士が「会話」して、どんな製品でも生産する究極のフレキシブルラインだ。まずは日用品が対象だが、機械部品や自動車部品など何でも応用できる。

 「インターネットの進歩で究極の多品種少量生産が可能になった」。「工場長」の同センター教授、デトレフ・ツュールケ(65)は胸を張る。

  狙うのは工場の枠を超えた連携だ。自動車なら素材や部品メーカーから販売店、電力、輸送会社などまであらゆる産業がネットでデータをやり取りする。極めれば在庫ゼロ、人件費やエネルギー消費も最小化できる。いわばドイツ国内が「1つの仮想工場」。10年以内に独製造業の生産性を5割前後高めるという。

  キーワードは「第4次産業革命」を意味する「インダストリー4.0」だ。18世紀の綿織物工業の機械化が第1次産業革命。電気による大量生産時代の20世紀初頭が第2次、コンピューターによる自動化が進んだ1980年代以降が第3次革命だ。第4次は自動化された工場が業種を超えてネットワーク化され、国家として立地競争力を競う時代と考えればいい。

  米国やアジアとの競争を前に「ドイツの強みである製造業を底上げする」。3年前に4.0を提唱した一人、独SAP元社長のヘニング・カガーマン(67)は話す。

  ドイツの革新は焦りの表れでもある。3Dプリンターでは今や米国勢がせっけん。産業分野のネット活用では米ゼネラル・エレクトリック(GE)が先を行く。「中国製造2025」。ロボットの導入が本格化し始めた中国でも、政府内で25年までに製造業を知能化させる計画作りが進む。

 「中独両国は単なるモノを売り買いする関係ではない」。10月。独首相のメルケル(60)らと会談した中国首相の李克強(59)は「4.0」関連の技術交流や標準化への協力でも合意した。ドイツ企業や政府は外資にも参加を呼びかけ、スイスのABBや米IBMなどが活動を開始。各国の主導権争いも激しさを増す。

 「ドイツは世界標準を作るのが得意だ」。最近、ドイツ工学アカデミーに入会した日立製作所会長の中西宏明(68)は危機感を募らせる。

  モノ作りでなお優位にあるとされる日本。自動化技術も先端を行くが、企業単体や系列内の連携が前提で産業全体でネットワーク化する取り組みは視野の外にある。「考える工場」同士がつながれば、競争力は飛躍的に高まる。ドイツ発産業革命のうねりは20世紀後半の製造業の勝者の条件を根底から覆すインパクトを秘める』

 

 

 

 

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