フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« ホンダ、二輪車生産が世界で3億台突破 | トップページ | tsunokenのブログ開始5年目、今年はどうかな »

2014年11月27日 (木)

若者よ外資系はいいぞ

 JB PRESSから連載されていた記事が本になった。題して『若者よ外資系はいいぞ』ってのもちょっとアレだけど、そうなんだよな我々が就職をした頃は、まだほとんど「外資系」という選択肢はなかった訳で、そんな意味では今の方が就職市場はいいような気もする。

 そう日本企業ばっかり狙うから内定が決まらないとか、いくつの会社にエントリーシート送るんだろうとか、悩んだりするんだよな。

 要は、自分が何をやりたいのか、何が出来るのか、そんなセルフイメージが出来ていないから、就職に悩むのであって、キチンとセルフイメージが出来ていなければ、日本企業だって、外資系企業だって採用してくれるのである。

Photo_3『若者よ外資系はいいぞ 40代年収4000万になる人生設計術』(祖父江基史著/日本ビジネスプレス/2014年11月20日刊)

 私は、前述の通り「外資系という選択肢のない時代」に就職したわけだが、基本的に本書に書かれているような働き方をしていた。

 つまり『会社は単なる組織であり、人間がある目的を達成するために人工的に作ったものだ。主役はあくまで人だ。そうであれば、会社は絶対的に尽くす相手ではなく、利用すべき対象だ。自分勝手に振る舞えばいいという意味ではない。対等に付き合えばいいのだ』という働き方。

 私は出版社という業態としてはかなり特殊なところにいたせいか、あまり、自分を将棋の駒にして個性を殺して集団の一人として働くということを知らない。特に、映画の製作をやっていた時期に感じたことは、数億円という映画の製作費を私個人では集めることはできなかっただろうということだ。それが、私が大手出版社にいたというだけで30~40代の若僧がそれほどの金額を集め、自分の好きなように使えてしまったということは、やはり私はその属した企業をを「利用して」仕事をしていたということになる。

 勿論、それは会社のルールの中で行ったことではあるが、当然、以前にそんな事業を会社が行ったことはないわけで、じゃあ、それならそのルールを作っちゃえばいいじゃん、ということで、基本的には好き勝手をやっていたということになるのだった。そう、前例のない仕事ってこんなに楽なんだと、その時思ったものなのだった。

 これからは日本企業といってもグローバル化した仕事、事業をやっていかなくてはならなくなるだろう。その時、その事業の担当者になった者は幸せだ。なにしろ、自分の会社にそうした事業をやったことのある人間は誰もいない。ということは、以降は自分がやったこと、自分のやりかたがスタンダードになるってことなんだ。

『外資系では、働く人は与えられた役割で能力を発揮できる個人であることが大前提で、経営陣、プレーヤーが個々人の能力をチームの成果につなげられるように協力し合って、組織作りをする。
 日本企業では、働く人はまず良きチームプレーヤーであることが求められ、個人は集団との一体感と貢献にやりがいを見出す。その結果、外資系では、能力を持った個人が作り上げられていくのに対して、日本企業では、組織のルールと暗黙の了解の下で成果を出せる、組織固有の人材が育てられる』

 と本書では書くけれども、多分、そんなやり方をやっているのは一部の大企業だけであり、大半の中小企業が、自らグローバル化に直面した時に、会社のスタンダードなやり方というのはないわけなので、結局、自分がスタンダードになるしかないという風に考えるしかないのである。

 そんな訳で、私は私が属した企業が(大手出版社とはいえ、世間一般からしたら)中小企業だったということが幸いしたのかも知れない。

 つまり、これは「外資系」というだけでなく、これから社会に出て働こうという若者に向けた、ごく一般的なエールであると考えると、この本が決して特殊なことを書いてあるのではないということになる。多分、祖父江氏は単に「外資系企業」を薦めたわけではなくて、これから企業に入社する若者に対する、これから企業に就職する時の基本的な仕事に対する考え方の問題なのだ。

祖父江氏は『外資系で働く私の10か条>』として書いているのだが、別にそれは外資では働くだけじゃなくて、日本企業で働くことになった人にも通じることなので、最後にそれをそのまま写す。

1.自分のビジョンを持つこと。入社したときに自分がその会社で何を成し遂げたいのか、1ページにまとめる。

2.自分の感情をコントロールすること。自分のエゴや好き嫌いではなく、成果を求めて行動する。

3.自分の固有のスキルと知識を持つ。

4.仕事の世界を野球に例えると、1年は1シーズン、1週間は1試合、1日は1打席、1つのミーティングは1球のようなもの。1年を成功させるためには、1試合ごと勝利していく必要がある。月曜日にオフィスに着く前に、20分間、その週に達成したいことを書きだす。

5.毎朝10分間、働き始める前にその日に何をするか整理する。

6.ミーティングに出る前に数分間、そのミーティングで何を議論のポイントにするのか、頭を整理する。必要な情報を得ておく。

7.成果を出し続けることが、自分のキャリアを伸ばす最善の道。

8.自分の部署の本質的な役割を認識しておく。例えば、私の働いているファイナンスは、他部署がいろいろな方向に揺れ動いても間違った方向に傾かないようにするための会社の背骨のようなもの。正しい見地にとどまることが求められ、人の顔色を見て風見鶏のように揺れ動いてはいけない。

9.自分の起きている時間の1割を常に将来の成長のために使う。

10.自分のやりたいこと、成し遂げたことを社内の要人に能動的に見せる(自分の社内マーケティング)。

 って、これって社会人の「当たり前」でしょう。

『若者よ外資系はいいぞ 40代年収4000万になる人生設計術』(祖父江基史著/日本ビジネスプレス/2014年11月20日刊)電子版だけの発行です。

« ホンダ、二輪車生産が世界で3億台突破 | トップページ | tsunokenのブログ開始5年目、今年はどうかな »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/60717149

この記事へのトラックバック一覧です: 若者よ外資系はいいぞ:

« ホンダ、二輪車生産が世界で3億台突破 | トップページ | tsunokenのブログ開始5年目、今年はどうかな »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?