フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« 世界の壁は厚いが侮れない、中国初の国産旅客機 年内にも運航、大半は国内受注 | トップページ | tsunokenの自転車記 VOL.5 2014/11/16はやはりパレサイ »

2014年11月16日 (日)

赤瀬川原平の芸術原論展

『赤瀬川原平の芸術原論展 1960年代から現在まで』を見に千葉市美術館まで行ってきた。

Dscf47422

 赤瀬川原平なので尾辻克彦として作家活動をしていた部分はあんまり出展されていなくて、前衛芸術家・赤瀬川原平の展示が大半。

 展示は「1.赤瀬川克彦のころ」「2.ネオ・ダダと読売アンデパンダン」「3.ハイレッド・センター」「4.千円札裁判の展開」「5.60年代のコラボレーション」「6.『櫻画報』とパロディ・ジャーナリズム」「7.美学校という実験場」「8.尾辻克彦の誕生」「トマソンから路上観察へ」「10.ライカ同盟と中古カメラ」「11.縄文建築団以後の活動」ということで554点、そして作家・尾辻克彦になってからの、言ってみれば作家が描いた絵画などが十数点、という実に多くの展示物になっており、じっくり見ていったら半日はかかる内容だ。

Dscf47502

 面白いのは、図録には載っていないのだが、作家・尾辻克彦になってからの絵画が、何故か突然「印象派」風の作品になっていることだ。

 赤瀬川原平と言えばシュールレアリスムやダダイズムをベースとした、ハプニング的な作品が大半で、それは「芸術とは何か?」を問いかけるコンセプチュアル・アートなのであった。

Dscf47582

 それが晩年になって、作家活動の裏側で作品作りを始めると、何故かわかりやすい「印象派」になってしまう。

 作家として枯れたのか? あるいは先祖帰りをしてしまったのか? すでに先月亡くなられてしまった赤瀬川氏には聞けないのが残念。

Dscf47632

 私にとっての赤瀬川原平氏と言えば、「アカイ、アカイ、アサヒ、アサヒ」の『朝日ジャーナル』に載っていた『櫻画報』と、裁判所をハプニング・センターにしてしまった「千円札事件とその裁判」である。『櫻画報』に関して言えば、『朝日ジャーナル』回収事件のもとになった「アカイ、アカイ、アサヒ、アサヒ」が「全然、朝日新聞はアカじゃないじゃないか」という気分で、どこか面白くなかったし、この程度のパロディで掲載誌を回収する朝日新聞って、まったく腰の座っていない新聞だなあ、と感じた程度である。

 それに比べると「千円札事件」は痛快だったな。なにしろ国家権力のお膝元である東京地裁で、当時は多分一番反権力的だったハイレッド・センターの展示会をやっちゃったんだからなあ。

 あの当時の赤瀬川原平さんは、なんか反権力芸術家の代表選手みたいな感じだった。

 その後の「ライカ同盟」あたりになると、なんか老作家のお遊び的な感じがして、まあ、赤瀬川さんもいい年の取り方をしたんだな、という気分になったものだ。

Dscf47662

『赤瀬川原平の芸術原論展』(千葉市美術館)は12月23日まで、公式サイトはコチラ

« 世界の壁は厚いが侮れない、中国初の国産旅客機 年内にも運航、大半は国内受注 | トップページ | tsunokenの自転車記 VOL.5 2014/11/16はやはりパレサイ »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/60657947

この記事へのトラックバック一覧です: 赤瀬川原平の芸術原論展:

« 世界の壁は厚いが侮れない、中国初の国産旅客機 年内にも運航、大半は国内受注 | トップページ | tsunokenの自転車記 VOL.5 2014/11/16はやはりパレサイ »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?