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2014年11月14日 (金)

『超高速! 参勤交代』は実はそんなにも面白くなかった、何故か?

 劇場で予告編を見たときはちょっと観たい気になったんだけれども、結局観ないままになってしまった映画が最近多い。

 まあ、私が年取ってしまって記憶が常に薄まってしまっている、という問題もあるんだろうけれども、それは明日の話題なので、今日は触れずに、取り敢えず今日DVDで観た『超高速! 参勤交代』について書きます。

_edited1『超高速! 参勤交代』(原作・脚本:土橋章宏/監督:本木克英/製作:矢島孝/製作会社:松竹撮影所)

 本木克英監督作品ということで多少は期待していたのだったが、あまり添えなかった作品なのでありました。何でかなあ?

 ストーリーは『江戸時代、8代将軍・徳川吉宗(市川猿之助)の治世の享保20年(1735年)。磐城国の小藩・湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は、1年間の江戸での勤めを終えて湯長谷に帰国した。ところが、それから間もなく江戸屋敷に居るはずの江戸家老・瀬川が、江戸幕府老中松平信祝(陣内孝則)の命令を携えて政醇の前に現れる。その命令とは、帰国を果たしたばかりの政醇に対し、「5日のうちに再び参勤交代せよ」というものであった。信祝は湯長谷藩が所有する金山に目をつけ、金山を手に入れようと無理難題をふっかけて、湯長谷藩を取り潰そうと企んでいた。
 石高1万5000石の湯長谷藩には、4年前の飢饉の影響もあって蓄えがなく、参勤するための費用がない。家臣たちからは「幕府に直訴する」「賄賂を贈って許しを乞う」など意見が二分して話がまとまらない。これに対し、政醇は家臣と領民を守るために、あえて理不尽な参勤を受け入れることに決め、家臣一の智恵者である家老・相馬兼嗣に意見を求めた。相馬は、少人数で山中を走り抜け、幕府の役人の監視のある宿場のみ日雇い中間を揃えて大名行列を組むという案を挙げ、早速準備に取り掛かった(実際、そのような「日雇い中間」というのもその昔はあったそうだ)。その日の夜、政醇と相馬のもとに、一匹狼の忍び・雲隠段蔵(伊原剛志)が現れ、「自分を山中の道案内人として雇ってくれ」と言い出した。胡散臭い段蔵をいぶかしむ相馬に対し、政醇はあっさり快諾し、一行に加えることにした。翌日、政醇以下の湯長谷藩一行総勢7名は、段蔵の先導の元江戸に向けて出発した。一方、政醇が参勤することを知った信祝は湯長谷藩一行を亡き者にするため、配下の忍び衆を刺客として差し向けた』というもので、基本的に江戸の悪家老(まあ、基本的に江戸にいる徳川の家老は悪者になることになっている。忠臣蔵の柳沢吉保とかね)が、田舎の小藩をいじめるという構造の話でよくあるものなのであるが、それにしても参勤交代から戻って即座に再び参勤交代を求めるということはないだろう。それも5日間の間にというのは基本的に無理である。

 が、まあそれはそれでいい。

 要は、それでもって内藤政醇が無事江戸へ行ければいいのだから、その道中の話でしかないのである。

 ところがその道中、飯盛り女・お咲(深田恭子)との「セックスのない(気持ちの)つながり(ウソだよね)」とか、江戸城前の闘いとか(あり得ない)なんかがあって、当然、内藤政醇が徳川吉宗に拝謁できればドラマとしてはOKなんだけれども、当然その裏側には松平信祝の失脚というテーマもあるわけだしさ、そういった部分もキチンと抑えないと歴史ドラマにはなり得ない。が……それはあんまりない。

 要は、映画でもその位は押さえておかないといけないんじゃないの、という単純なこと。

 ストーリーの表層を追いかけても映画にはならないし、裏側だけでも映画にはならない。でも、それはあんまりない。

 問題は、監督(演出家・創造者)が自ら抱えている問題をどうやって表出させるのかという問題なのだ。しかし、それもない。

 本木監督はそういう問題は取り敢えず置いておいて、まあ、普通に「映画を撮った」んだろうな。本木克英は単なる商業監督なので、そんな「問題意識」なんてものはない……ってことなのか?

 それが、この作品を観た感想です。

 批評する気にもなれないなあ。

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