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2014年10月10日 (金)

『浦安鉄筋華族』VOL.1がタダだ……っていったって、それはフリーミアムだってことはわかっているんだけれどもね

「『浦安鉄筋家族』(1)期間限定 無料お試し版」っていうんで、思わず「ポチ」してしまったんだよなあ。

Photo_2『浦安鉄筋家族』(浜岡賢次著/少年チャンピオン・コミックス/1993年7月25日コミックス版刊・2011年9月22日デジタル版刊)

『浦安鉄筋家族』は1993年に「週刊少年チャンピオン」で連載開始され、その後2002年には『元祖! 浦安鉄筋家族』、2010年には『毎度! 浦安鉄筋家族』となり現在も連載継続中の人気ギャグ漫画である。

 大地丙太郎の監督、スタジオ・ディーンの製作という、私も良く知っているメンバーによってテレビアニメにもなっている。

 キャラクターは大沢木金鉄(大鉄の父、76歳)、大沢木大鉄(43歳、個人タクシー運転手)、大沢木順子(41歳、大鉄の妻)、大沢木晴郎(長男、浪人生)、大沢木桜(長女、中学2年生)、大沢木小鉄(二男、小学3年生)、大沢木裕太(三男、8か月)、スタスキー(チンパンジー)、ハッチ(犬)の一家を中心に、基本的には小鉄の周囲の小学生が主に出演する。

 大鉄のタクシーなんだが、これがS50型プリンス・スカイライン(日産と合併する前のプリンス製)という超シブい車。スカイラインGTBやGTAではないようなので、多分1500ccのスカイライン・スタンダードだろう。

 で、ギャグ漫画のお約束通り、このスカイラインがしょっちゅうぶっ壊れるのだ。これだけ毎回毎回ぶっ壊れても、次の週にはまたちゃんと登場するんだから、一体、何台のスカイラインを持っているのだろうか? それも今の時代にはちょっと探せないようなスカイラインだぜ、って、まあだからギャグ漫画なのか。

 というかこの漫画家、結構クルマ好きなようで、『4発目 空飛ぶハグキ』にはジャッカル53みたいな六輪車が出てくるし(って、あれ? この漫画を描いた時にはまだ発表されてなかったよなあ)、『8発目 腹毛が笑う日』にはスバル360みたいなのが出てくる(いやいや待てよ、スバル360に4ドア車なんてないはず……)、『11発目 ボビンな気分』で大沢木大鉄のタクシーを追いかけるパトカーなんてマセラッティ・ビトゥルボではないか、『12発目 にーちゃんウータン』ではロータス・エクシージが出てくるし、更に『15発目 ホールイン馬鹿』に出てくるヤクザのクルマがなんせ初代三菱デボネアなんだよなあ。

 子供向けのギャグ漫画なので、出てくるクルマも微妙にギャグ的になっているが、もしこの漫画家が別の漫画を描くことがあれば、多分それはクルマ・ギャグ漫画なのかなあ……、ってそんなのあるのかなあ。まあ、それはいい。要は、この作家のクルマ漫画も見てみたいってだけなんだが。

 で、面白いのが巻末にある『「浦安鉄筋家族」①作品評』なんだが、要は作家が勝手に書いた自作評なんだよな。

 いわく

1発目 気合い度100%の第1話。肩の力が入りすぎた。
2発目 やる気とは裏腹にパワーが空回り。
3発目 晴郎のモデルは担当のイトウ氏。(ウリ300)
4発目 暗中模索
5発目 土井津仁。のちにサブレギュラーになる。
6発目 けっこううまくいった。
7発目 トレーナーのネタはあんまりおもしろくなかった。
8発目 これと9話は2本立て。カトちゃん最高♡
9発目 水球部での実話。
10発目 もっとパワフルにできたはず。
11発目 大失敗作!!
12発目 晴郎、ひさびさの主演作。
13発目 アシスタントの樋田君と2人で考えた作品。
14発目 禁煙したことはありません。
15発目 「4年1組」の76話と122話をくっつけて、1本にしました。
16発目 連載開始16話目にして初めて納得できたのがこれ!!

 という感じ。

 なんだこれは「自作評」じゃなくて、たんなるネタばらしじゃないか。

 まあ、別に漫画家が自作のネタばらしをしたって構わないが、だからといってねえ。別に読者はそんなものを読みたくはないのだけれどもねえ。

 えっ? 何なに? 「期間限定 無料お試し版」って、要は秋田書店の「フリーミアム」に引っかかっただけでしょ、って? その通り。ただし、その「期間限定 無料お試し版」を読んだからって、その後を読み続けるかどうかは別の問題でしょ。

 う~ん、実は悩んでいるんだ。つまり、この『浦安鉄筋家族』を読もうというなら、もう完全に「大人買い」をして一気に読んでしまうのだけれども、そこまでの作品かなあ、ということなのである。

 1巻目はそこそこ面白かった、とは言ってもそれで一気に大人買いをして読んでしまうのもちょっと気が引ける、っていうかそこまでの作品ではない、というのがちょっと残念なところ。更に、これってギャグ漫画でしょ。つまり、ストーリー漫画は、その先のストーリーが気になって、ついつい読んでしまうっていうことがあるんだけれども、ギャグ漫画って一発一発が勝負だから、今回面白くても次が面白いっていう保証はないのだ。

 なので、秋田書店さん、ギャグ漫画の「期間限定 無料お試し版」は要注意ってことだけは言っておきます。

 出版戦略って、難しいよね。

『浦安鉄筋家族』(浜岡賢次著/少年チャンピオン・コミックス/1993年7月25日コミックス版刊・2011年9月22日デジタル版刊)

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