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2014年10月14日 (火)

『34歳 無職さん』のリアル

 最近はコミックはすべてKindle版で読んでるなあ。ああそうか、書店に行ってもコミック・コーナーにはまず足を運ばないから、コミックを書店で買わないのか。う~ん、たまにはこみック・コーナーにも足を運ばなきゃなあ。

 なので、誰かのブログを読んだり、Amazonからのおススメでポチすることが多いんだよなあ。自分で探すという努力をしなければなあ。

34『34歳 無職さん』(いけだたかし著/メディアファクトリー/2012年6月30日刊)

『34歳 無職さん』というのは、もしかしたら34歳になって会社がなくなってしまって(倒産して?)、じゃあ取り敢えず1年位は失業保険だけで暮らしていこうかという、なんか就職してから久々に大学生気分に戻ってみようかな、とでもいう話なのだが……。

『先月、勤め先がなくなった

 再就職先など、気遣ってくれる口もないではなかったが

 まあ色々思う所あって

 一年間、何もせずにいようと決めた』

 というのが『34歳 無職さん』の書き出しの「モノローグ」である。

『ゴミのない日は、つい寝すぎてしまう……、そんな34歳、無職の私』

 なんだが

『今日は早く寝たいんだよな、昨日、ゴミ出し忘れちゃったから』

 といいながら

『このまま自堕落になってはいけないと、己を律するべく、キチンと風呂に入り、きちんと早起きする道を選び、入浴中、何事かヒラメイたらしく、ポエミィな文章書き散らし寝落ち。ゴミも出しし損なう』

 なんて生活を送っている「34歳 無職さん」。

 なので、基本的に「ダイアローグ」はなし。台詞として書かれているのはすべて「モノローグ」のみ。まあ、「63歳 無職さん」の私だって、家族との会話、建替組合副理事長としての仕事、マンション管理組合理事長としての仕事、たま~にある大学時代の友人との会話を除いたら、やはり「モノローグ」ばっかりになってしまう。勿論、そんなに「独り言」ばかり言ってたら気持ち悪いので、まあ「心の中のダイアローグ」だけど。基本的に「ダイアローグ」で仕事をしてきた身にとっては、なんか最初の頃はそれが物足りなかった気もしていたが、今は慣れてしまった。まあ、退職者の日常なんてそんなもんさ。

 ところが、いたのですね「ダイアローグ」の相手が。それが元同じ職場で働いていた女性の同僚。彼女は彼女たちの上司のコノエさんが興した会社で働いているようだ。無職さんに多少の恋心を抱いているようなコノエさんに無職さんは誘われたのだが……

『うっさいな! いーんだよ、あん時は休みたかったの! あんじゃん、そーゆーの! あんのよ! バカな事してるってわかってけどさぁ。あんの! わかってんだよ……っとにさぁ』

 と断った『34歳 無職さん』。

 彼女とは時々会ったりしているようだが、ちゃんとワリカンで飲み代は支払っているようだ。この辺は、元同僚だろうが、元学友だろうが、基本的には守っていかなければいけない道理。そう、会社都合退職なので失業手当も長く出たりして、まあ、贅沢をしないで普通に生活をしていれば、まあ、なんとかなるもんなのだ。

 で、その話があった第9話には

『いーけどさ、別に。娘さんとは会ってんの? たまには』

『…会ってない。仕事やめてから』

『はあ?』

『なんか…カッコ悪くてさ』

 という会話があって、なんだ『34歳 無職さん』って独身だとばっかり思っていたら、結婚歴があって、娘もいるんだ、ということが徐々に分かってくる。

 まあ、美人ということもないが、だからといってブスというほどでもない、まあ、普通に美しい独身女性で、今は何もしていない女性という、なんか中年だが不安定な立場にある女性というと、これはまたこれで魅力的に見えてきてしまう『34歳 無職さん』。この辺は、作者のいけだたかし氏の絵の巧みさもあるのだろう。結構、魅力的な女性として描かれている。

 しかし、娘もいるということになってしまうと、その娘や元夫との関係もどうなるんだろうという、今後の話の展開も気になってきてしまう。

 当然、娘を伴って実家に帰ったりするエピソードも出てくる。しかし、元夫との会話や、娘との会話も漫画にはでてこない。やはりあるのは「モノローグ」だけなのだ。

 物語は、まだ退職して1年経っていない状態なので、今後どうなるのか、1年後にどこかの職場に復帰するんだろうか、でも、そうなっちゃうと「34歳」でもないし、「無職さん」でもなくなってしまうので、じゃあ、漫画も終わってしまうのか?

 ということは連載は1年間で終わりということですね。

 まあ、それも潔いといえば潔い。読者としてもうちょっと続きが見たいといえば見たい。しかし、なにしろ『34歳 無職さん』だもんなあ。

 ここは「潔さ」に賭けて、最後まで読みましょうか。

 できれば、彼女が幸せになって、娘と一緒に生活が出来るような展開になればいいなあとは思うのですがね。

『34歳 無職さん』(いけだたかし著/メディアファクトリー/2012年6月30日刊)Kindle版は10月23日に5巻が出る。もう予約した。

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