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2014年8月15日 (金)

"Brooklyn" by William Klein

 銀座ソニービル6階に新たにオープンした「ソニーイメージングギャラリー銀座」で、現在「ウィリアム・クライン作品展」が開催中だ。

Photo

 ソニービルの一角にできたギャラリーなので狭い。がしかし、その問題はデジタル・フォト・フレームが解決しますとばかりに、デジタル・フォト・フレームで現在のブルックリンの写真が展示されている。

 ウィリアム・クラインと言えば『ニューヨーク』であり、『ニューヨーク』と言えばウィリアム・クラインというイメージが付きまとう。森山大道の「アレ・ブレ・ハイコントラスト」の原点ともいえるクラインの『ニューヨーク』であるが、現在のクラインはそんな撮り方に関する意識はないようだ。

 今回の『ブルックリン+クライン』からの写真の数々は、みな明瞭に対象を捉えていて、撮影データも明確である。

 まあ、それもそのはず、現在クラインはソニーの「グローバル・イメージング・アンバサダー」としてソニーのカメラの普及に務めている人なのである。

 使用カメラはソニーα99、レンズはVario-Sonnar T* 24-70mm/F2.8。

 基本的に広角ベースで撮られた写真群は、ブルックリンに住み、ブルックリンで遊ぶ人たちを様々な形で捉えている。

 クラインはそれを"Melting Pot"(人種の坩堝)と"Brooklyn" by William Kleinで話しているが、しかし、彼のカメラの前にいる人たちは明確にそれぞれのエスニック・グループごとに分かれている。ニューヨークに住む各エスニック・グループの人たちは、決して混じり合わないで、それぞれのコミュニティを形成して生活している。

 確かに、ニューヨークは世界中の国から人々が集まって出来上がっている街ではある。しかし、ユダヤ人はユダヤ人の、アラブ人はアラブ人の、アジア人はアジア人の、アフリカ人はアフリカ人、それぞれのコミュニティの中で自分たちの独自の文化を守りながら、隣のコミュニティに属する人たちとの「付き合い方」に注意しながら生きているのだ。

 それを簡単に"Melting Pot"という呼び方をしてしまうクラインには、そんなエスニックに関する意識はないのだろうか。

 なにか、その辺に徹頭徹尾「私が見た」ことにこだわる森山大道と、あまりそんな自意識がないままのウィリアム・クラインとの違いがあるにも関わらず、両者を一緒くたにして捉えたロンドンのテート・モダンで開かれた写真展には違和感を覚えたのである。

Photo_2

 やっぱり違うよな。

 むしろウィリアム・クラインにとってのニューヨーク(ブルックリン)は、やはり(単なる)愛すべき街「ニューヨーク」なんだろうな。

 なんかそんな「お気楽性」というものを感じてしまう、「ウィリアム・クライン作品展」なのであった。

「ウィリアム・クライン作品展」は8月28日まで。

"Brooklyn" by William Kleinはコチラ

 あっ、これは単なる「愛すべき街 銀座」でしたな。

2014_08_14_71502

EPSON RD1s LEICA ELMARIT 28mm/F2.8 @Ginza (c)tsunoken

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