船橋市海神(かいじん)にある海神(わたつみのみこと)
船橋市に「海神」という地名がある。京成本線にも「海神駅」というのがある。
「海神」ギリシャ神話では「ポセイドン」という海を司る神である。最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇り、全大陸はポセイドンの力によって支えられている、というのはいかにも地動説の時代の考え方であろう。
日本では「オオワタツミ」の神と呼ばれ、やはり海を司っている神だったようで「海神」という字を当てて、「わたつみ、わたのかみ」と読んだようだ。
それはどうでもいいのだが、私の幼少時の記憶では京成電車の海神駅ってなんか波打ち際にあったような記憶があって、遠く沖合まで埋め立てられてしまっている現在の千葉県とはだいぶ違う様相だった。
で、海神駅で下車して国道14号線の方へ降りていくとどんどん下り坂になって、やっぱり昔の記憶は正しかったんだ、と少し安心。
国道14号線を過ぎると、道は急に細くなってなおかつ下がっていく。
更に細くなって、まるで海岸に出る小路のようになっていくのであった。
と、思ったら、あれっ? 総武線にぶつかってしまった。京成線より総武線の方が波打ち際を走っていたのかなあ? なんか記憶違いがあったようだ。
で、総武線を少し西船橋方面へ歩くと、ありました。「海神龍神社」。
「龍神社のいわれ」に「龍神社は西海神の鎮守で大綿津見命(オオワタツミノミコト)を祀る」とある。やっぱり海神駅の「海神」とは大綿津見命のことだったのだ。
とは言うものの、あまりにひっそりと建っている神社の様子に、近所の人もあまりそれを意識はしていないという、ちょっと残念な感じはある。
表の社の裏には屋根で覆われた本当の社がある。
NIKON D7000 AF-S NIKKOR 18-105mm @Kaijin Funabashi (c)tsunoken
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