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2014年6月17日 (火)

『スイートプールサイド』「青春剃毛映画」って、まあそのままなんだけれども、「剃毛」の意味がね

 しかしまあ、青春というのは厄介なもので、男の子は「毛が薄い」で悩み、女の子は「毛が濃い」で悩み、男の子は「毛が見たい」で悶々とし、女の子は「毛を見せたくない/見せたい」でやはり悶々とする。

 しかし、やっていることはなんか高校生っていうより中学生みたい。

Photo『スイートプールサイド』(原作:押見修造/監督・脚本:松居大悟/企画・製作:松竹)

映画『スイートプルサイド』の公式サイトはコチラ

 原作は、元々は「週刊ヤングマガジン」連載なので(婉曲的な表現なら)セックスはあり。ただし、その後「別冊少年マガジン」に転載されたので、セックスはなし。なので、原作的には主人公二人してプールに落ちたときに、濡れたパンティ越しに見える陰毛までが表現の限界。

 セックスに興味はあるんだけれども、決してセックスには至らないという「少年コミック雑誌」の限界内での表現に留まっているのだ。じゃあ映画はっていうと、それよりもっと奥ゆかしい表現でしかなく、ちょっと残念。

 どうせならR18にしちゃえば良かったのに。なんて言っちゃいけないのかな。

 後藤綾子役の仮谷友衣子の17歳にしては成熟した肢体に競泳用水着は良く似合うけれども、原作漫画と同じ表現を期待した私がバカだった。

 原作のストーリー展開は、お肌ツルツルでまだアソコの毛も生えていない水泳部・太田年彦くんは、体毛の濃さが悩みの水泳部・後藤綾子に頼まれて腕の毛を、そして脛の毛を剃ることに。その後、綾子はエスカレートして腋毛も剃ってねとお願い。で、それが毎週月曜日の習慣に。

 その後、毛を剃ったことで自信を付けた綾子は水泳の記録もどんどん伸びて、二ノ宮センパイとも親しくなる。しかし、二ノ宮センパイを好きになってしまった綾子は、次第に年彦を避けるようになり、体毛も剃らしてくれなくなる。で、自分で剃るのだが、またまた傷だらけに。

 で、二ノ宮センパイと年彦の間で揺れ動く綾子は、年彦に最後のお願い。

「剃って!! あそこの毛を!!!」

 で、「剃って」「剃れない」でもめている間にプールに落ちて……。

 というだけの、144ページの短編漫画が原作。

 なので、映画化にあたってはかなり原作を膨らましている訳だ。それが上手くいっているかどうかは、ここでは触れない。それはどうでもいいからだ。

 ポイントは、映画では太田年彦(須賀健太)が後藤綾子の剃った毛をなんと筆箱に日付入りで収集していること。で、悶々としたある夜、年彦はそこから一つまみ綾子の毛を取り出すと、まずは自分の腕に付けて何となくスリスリ……、そのうちその毛を口に入れると、水で飲み込んでしまう。これって、完全に年彦は綾子をオカズにオナニーをしているっていう表現だよな。もう、勃っちゃってビンビンだもんね。

 そりゃあそうだ、男子高校生って言えば、もう木の股を見ただけでも勃起してしまうお年頃。自分と同じ年の女の子の体毛(それは別にアソコの毛じゃなくても)を剃るなんて、普通はあり得ない体験をした後なら、完全にその女の子をオカズにオナニーもするよな。

 その辺は、女の子も同じなんだろうか、違うんだろうか、まだカミさんにも聞けない問題なんだよなあ。

 で、原作では綾子のパンティからはみ出した分の陰毛や濡れたパンティ越しの綾子の陰毛というだけの表現なんだが、どうも映画ではモロにゴワゴワ、グジャグジャの綾子の陰毛を見てしまったというような表現。こりゃあ今晩のオナニーは盛大になるわけだな。

 オジサンだって思わず勃起してしまいますがな。

 で、年彦の最後のセリフ……

「…後藤…
オレ…剃れないよ
やっぱり

そんな…
キレイなもの…」

 おおっ、「キレイなもの」という表現は陰毛に与える表現であろうか。むしろ、今や陰毛だって剃毛してパイパンにしてしまう時代だっていうのに。高校生にとっては「キレイ」なのであろうか。

 まあ、普通は女の子の陰毛なんて見る機会がないのが普通の高校生の日常である。思わず目が眩んだんじゃないかとも思えるが、そこで「キレイ」と言ってあげるセンスはなかなかのものだ。

 まあ、そこは原作通りのセリフではあるんだけれどもね。

 ただし、あまりエッチに期待してはいけない。何しろR18でもR15ですらない、G映画(一般映画)なのであります。極めて「健全」。

 まあ、いかにも「ツルツル」な感じでモテそうもない須賀健太は面白いし、刈谷友衣子や、坂下麻衣役の荒井萌も可愛いけどね。

 しかし、セックスしたくてもできない高校生時代、セックスしたくてもやってはいけない高校生時代って、「セックスなんてこんなもんよ」って知っている一部の援助交際女子高生以外は、結局は妄想をどんどん自己増殖させていくだけで、本当に厄介なものだな。

 本当に青春って億劫なものなのだ。

『スイートプールサイド』(押見修造著/マガジンKC/2011年8月9日刊)映画化を期に今年4月1日に再版されたようだ。

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