フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« 古屋漫画版『人間失格』は少し甘く、そして優しい | トップページ | 『安部政権の罠』というよりは、それに囚われてしまったマスメディアの罠だな »

2014年6月 6日 (金)

『田舎暮らしができる人 できない人』という分け方をするのなら、私は「できない人」?

「プロブロガー」のイケダハヤト氏が今週末位に高知県に移住をするそうだ、という話で「ブログ界(って、そんなものがあったんだ!)」が盛り上がっているようだ。だって、ブログの世界って言うと、情報の新しさで勝負しなければならないのだから、「そこはやはり東京でしょ」というのが普通だと考えられているからだ。

 更に、よせばいいのにブログのタイトルを「ihayato.書店」から「まだ東京で消耗してるの?」なんていう、それこそ炎上ネタになりそうなタイトルに変えてまで。

 何で?

Photo『田舎暮らしが出来る人 できない人』(玉村豊男著/集英社新書/2007年4月22日刊)

 ということで、「イケダハヤトが高知県に移住した10の理由」を見てみると……

1、端から見て面白いんじゃないですか。ぼくが高知に行ったら。
2、人がいい!
3、食事がうまい! 安い!
4、気候がいい!
5、自然が近すぎる!
6、コンパクトシティで便利!
7、意外と空港が近い!
8、歴史に対するリスペクトがある!
9、龍馬的人材が多い!
10、酒文化

 というのが理由らしい。割と「単純」。なんかなあ、これだけ見てしまうと、近いうちにイケダハヤト氏は東京に帰ってきてしまいそうだなあ。

 更に、「高知でやりたいこと」を見ると

・「クリエイター移住」の促進をやります
・ハイパーローカルメディアやります
・バーチャルリアリティやりたい
・県外の面白人を読んでセミナーやります
・地域イノベーションにマーケターとして関わる
・時間と場所に縛られない収入を増やしたい
・商品開発とかやりたい
・古民家暮らしをしてみたい
・生活実験を有料メルマガで応援してください

 ということなので、別に高知に移住したからといって、そこで農業を始めて「農業ブロガー」になるというわけではなくて、結局、高知でも「プロブロガー」生活を送るということなのだろう。ただし、ネタ的にはやはり「高知ネタ」が増えてくるだろうし、そうした「地域ネタ」をブログの世界に持ち込むというのも、有名ブロガーのやることとしては面白いかも知れない。まあ、別にMacネタ、Appleネタばかりじゃ面白くないものね。

 ただし、「まだ東京で消耗してるの?」はちょっと言い過ぎだし、別に東京にいても消耗しない人は沢山いるし、逆に消耗する生活の方に魅力を見いだしている人もいるかもしれない。私に関して言うと、私もヨメさんも「東京生まれの、東京育ち」であるからして、初めから「田舎暮らし」は視野にはない。別に、東京暮らしではストレスは感じないし、逆に田舎での生活はたまに旅行に行くぐらいが一番快いし、田舎暮らしなんかを実行したら、それこそストレスまみれになってしまいそうだ。「田舎暮らし」って旅行者として短期滞在するだけなら迎え入れてくれるけれども、そこに暮らすっていうことになると、イロイロ大変だ。

 ということなので、イケダハヤト氏の田舎暮らしは、結局、田舎暮らしとは言っても、農業生活ではなくてブログ生活なんだから、それはそれで納得できる。つまり、別に高知に行っても、これまでの生活環境とそれほど変わりはないわけだ。

 一方、玉村氏のこの本は、基本的に2007年の「団塊世代の定年」に絡んだ企画だったわけである。こちらは、基本的に「定年後、農業生活を送りたい」という人に向けたもの。

『田舎暮らしは、できる人と、できない人がいます。
 田舎暮らしなど端から考えていないような人の中にも実は田舎暮らしに向いている人がいますし、田舎暮らしを望んでいる人の中にも、本当はあまり田舎暮らしに向いていないのでは、と思われている人がいたりします。後者の場合は、よく見極めないと、自分の決断を後悔することにもなりかねません』

『田舎にもいろいろな田舎があります。
 本当に人里離れた山の中。
 町からは遠く離れていて、緑の中だが、付近には何軒かの人家がある。
 町はずれの、何軒かの古い家が散在している地域で、周辺には田畑が広がっている。
 農村地帯の、集落の中。
 森を削って造成した土地で、業者によって複数の区画が売りに出されている。住民は都会から引っ越してきた人がほとんどである』

 という定義なので、イケダハヤト氏の移住は……

『東京や大阪からどこかの地方都市に移るのは田舎暮らしではなくて転勤に近いかもしれませんが、それでも地方都市の郊外だったりもっと小さな町だったりすれば、田舎暮らしを味わうことは十分に可能です。地方に生活する人は、平日は町の会社で働きながら、週末には家の田んぼを見てまわり、夏は近くのアユを釣りに行き、冬はクルマで二十分のスキー場に行く、という、まさしく田舎暮らしを楽しんでいるのですから』

 というものに近いだろう。

 まあ、「平日は町の会社」に勤めていないのではあるけれども、ブログを毎日書くということを基本の生活に置いて、時にいろいろな場所に出かけるというイケダハヤト氏の生活は、言ってみれば、東京であれ高知であれ、実はあまり変わらないんだろうかと思うわけですね。まあ、あとは行動範囲の問題だな。

 つまり、イケダハヤト氏は東京でやっている生活と殆ど同じ生活を高知でやって、なおかつ高知らしい部分を加えた生活を実践してみようというわけだ。

 まあ、問題は「プロブロガー」という生活が東京以外の場所でもできるのであれば、それ実践した人は、それで最先端の生き方になる訳だ。

「頑張れよ」とは言わない。

 まあ、ゆるゆるとおやりなさい、と言っておこう。

 本書に関するテーマは、実はもうひとつ頼んである本があって、それが来てから再度言及します。

『田舎暮らしが出来る人 できない人』(玉村豊男著/集英社新書/2007年4月22日刊)ちょっと前の新書なのでKindle版は出ていないようだ。

« 古屋漫画版『人間失格』は少し甘く、そして優しい | トップページ | 『安部政権の罠』というよりは、それに囚われてしまったマスメディアの罠だな »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/59764305

この記事へのトラックバック一覧です: 『田舎暮らしができる人 できない人』という分け方をするのなら、私は「できない人」?:

« 古屋漫画版『人間失格』は少し甘く、そして優しい | トップページ | 『安部政権の罠』というよりは、それに囚われてしまったマスメディアの罠だな »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?