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2014年3月 1日 (土)

『デジタルデトックスのすすめ』が本当に必要な人は読まないんだよな

 家もオフィスも持たず、“都市の機能をシェア”しながら、旅するように東京で暮らす、生活実験型プロジェクト、「NOMAD TOKYO 米田智彦の東京遊動生活 」の米田智彦氏が、そんなに「つながり疲れ」をしていたのか、ということがよくわかる本なのである。

Photo『デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本』(米田智彦著/PHP研究所/2014年2月10日刊)

 で、米田氏がどこまでSNSに手を出していたかというと

『Gmail、Yahoo!メール、outlookメール、SMS(携帯ショートメール)、自分のホームページ、ブログふたつ(オフィシャル、プライベート用の「はてな」、プロジェクト用の「exite」、「livedoor」)、Twitter、Facebook(オフィシャルFacebookページとプライベート)、LINE、mixi、Google+、LinkedIn、Skype、Path、Foursquare、動画系でYouTube、USTREAM、ニコニコ動画、ツイキャス、画像系SNSで、Instagram、Pinterest、Tumblr、音楽系SNSで、MyspaceとSoundCloud、加えてRSSリーダーで各ニュースサイトや数十のブログを登録し、果ては中国のSNS「weibo」まで……』

 って、完全にそりゃ「やりすぎ」ですよ、やりすぎ。

 まあ、米田氏の場合、フリーランスの編集者として情報産業で仕事をしているといった、ある種の職業病なのかもしれないが、しかし、そうじゃない人たちまでネットうつになったりしている様は、私なんかはちょっと考えられない。

『「使われる」のではなく、「使いたいときに使う」――この当たり前のことをすっかり忘れてしまって、ネットから流れてくる情報に振り回されるのはもう終わりにしよう』

 というのは当たり前であり、この有り様のSNSでは、そちらに付き合っているだけで1日が終わってしまい、1日経っても自分が何をやったのかは分からない状態になっていたのではないか、と思わせる。

『『他者からの承認を頻繁に求める』というのがSNS依存の大きな特徴です。リアルな人間関係のなかにSNSが入りこんできて、いつの間にか、他者からの評価や支持をもらわないと気が済まなくなっていくこともSNSの怖い側面です』

『SNSへの依存は、先ほど述べたように、①情報収集、②情報発信というふたつの目的から始まりますが、気づかないうちに、③同調圧力が生じて、④無目的に使うようになり、⑤抜けられなくなり⑥時間を浪費してしまう、という6つの段階を進行します』

 で、そのうち

『自律神経の不調をきたし、挙げ句には、頭痛や吐き気といった身体の変調が現れ、うつ状態になって病院に連れてこられるのです』

 ということになってしまう。

 ということで、ネット依存度チェックをしてみよう。

1□ インターネットに心を奪われていると感じますか?(オンラインの活動を思い出し、次に接続することを楽しみにしていますか?)
2□ インターネットで充足感を得るために、より多くの時間を費やす必要を感じますか?
3□ インターネット使用時間をコントロールしようとして何度も努力し、失敗した経験がありますか?
4□ インターネット使用をやめようとしたとき、気分が落ち着かなかったり、意気消沈したりしますか?
5□ 予定よりも長時間、オンラインの状態にありますか?
6□ 仕事、学校などにおける大切な人間関係を、インターネットが原因でなくしてしまいそうになったことがありますか?
7□ インターネットの利用について、家族やセラピストに嘘をついたことがありますか?
8□ 現実逃避や、不快感(無力感、罪悪感、心配、抑うつなど)から逃れる目的でインターネットを使いますか?

 これらのうち5つ以上該当する人は、「ネット依存」状態とされるそうだ。米田氏は5つだったそうだ。うん、確かにネット依存症だ。私は5番目のひとつくらいかなあ。まあ、健全ですね。

 で、そんなネット依存の状態からどうやって抜け出すのか。

『ステップ1 スマホやパソコンの使用時間をメモで視覚化
 ネット依存症の治療現場でも、いきなりすべてを遮断するのではなく、まずは自分がどのような状況にあるのかを知るために記録をつけることから始めるそうです』

『ステップ2 ネットを使うメリットとデメリットを書きだす
 ここで重要なのはデメリットを書き出し、それを強く意識することですが、メリットもしっかり認識して書き出すことで、ネットを使うときの本来の目的が見えてくるのです』

『ステップ3 デメリット時間をほかの行動に置き換える
 時間を有効に使うことを念頭において記録したメモを見直すと、日中の最低限のメールとSNSでのコミュニケーションの時間を残しつつ、就寝前のSNSチェックやYouTubeを見る時間をカットするといったことが自然と思い浮かんできます。これを、手帳に文章で書き込む、紙に書いて壁に貼るなどすればさらに効果的です。
 不思議なもので、一度書き出してみると、「やらなきゃ」「やめなきゃ」というよりも、ムダな時間を使うことが気持ち悪くなってくるのです』

 更に、「スマホのアプリをガッと減らしたり」、「パソコンのOSをインストールし直したり」することも大事なようだが、効果的だったのは、FacebookとTwitterの背景画像に「デジタルデトックス中です。SNS絶ちもしていますので、お手数ですがご連絡は○○○(メールアドレス)までお願いいたします」と表示して1ヵ月間のSNS絶ちをしたことのようだ。

 そしたら、全然困らなかったという、予想通りのお話し。

 結局、パソコンもスマホも道具に過ぎない。そんな「道具は主体的に使いこなすもの」であり、「道具に使われてしまっては」本末転倒なのである。

 とは言うものの、そんな素人のネットうつの人たちは、当然ながらこの本を読んだりはしないんだろうなあ。それが残念!

 しかし所詮、「道具は道具」。使われないようにしましょう。

『デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本』(米田智彦著/PHP研究所/2014年2月10日刊)できれば、こういう本はKindleか電子書籍で読んで欲しい。

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