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2014年3月19日 (水)

3 YEARS 復興の現場から、希望と愛を込めて

「東北復興新聞」というのは、元富士通社員でITベンチャー・(株)ロケーションバリューを立ち上げた本間勇輝・美和夫妻がやっているNPO法人HUGが発行している「被災地復興に携わる人たちの業界紙」である。

3years『3 YEARS 復興の現場から、希望と愛を込めて』(東北復興新聞編/本間勇輝・本間美和著/A-Works/2014年2月25日刊)

 内容は、「第1章 Questions」として「Q1.復興ってなんだ?」「Q2.何がどこまで進んだの?」「Q3.どんなまちをつくるの?」「Q4.産業・仕事はどう変わる?」「Q5.福島はどうなってるの?」「Q6.復興、誰がどう進めてる?」として、図示して現在の東北の状況を示している。

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 第2章は「Stories」として東北復興に関わっている15人のストーリーが書かれている。

「僕らが変える! 楽しくて儲かる、新しい漁業へ。」という、石巻の漁師で漁業生産組合「浜人(はまんと)」を立ち上げた漁師・阿部勝太さん、28歳。

「グローバルブランドいちごを生み出した農業×ICT×共創マネジメントとは」という、ITベンチャーを起業後、東日本大震災後、農業生産法人GRAを立ち上げた岩佐大輝さん、36歳。

「世なおしは、食なおし。食を通じて都市と地方をかきまぜる」元岩手県議で現在はNPO法人東北開墾を主宰する高橋博之さん、39歳。

「誰よりも教育復興現場を歩いた若手官僚。」という、民間のインターネット会社から文部科学省へ出向中し、そのまま文科省職員になってしまった南郷市兵さん、35歳。

「いわきから始まる教育改革。東北を引っ張れるリーダーが生まれている!」といういわき市教育委員会学校教育推進室長の佐川秀雄さん、58歳。

「ACTION IS A MESSAGE. あの日を経験した高校生の実力。」という、南三陸町に生まれ育ち地元の中高生で語り部団体「まずもってかだったらきいてけさいん」を立ち上げた、志津川高校3年生の田畑悠梨さん、18歳。

「市民力アップとなりわい創出で皆が帰って来るまちづくり。」の本業の和菓子屋さんを営みながら、NPO法人「@リアスNPOサポートセンター」を設立した鹿野純一さん、48歳。

「「対立」の時代を超えて。ふるさと浪江を再生させる」という、福島県庁から浪江町へ出向している時に震災に遭った、浪江町役場復興推進課に勤務する玉川啓さん、42歳。

「持続可能な地域をつくる。戦略家がしかけるコミュニティづくりの一手」という、北上市における市民活動の推進と地域づくりを行う、いわてNPO-NETサポート事務局長の菊池広人さん、35歳。

「福島のリアルを発信せよ。若きリーダーが描くふるさとの暮らし。」という「負げねど飯館!!」「ふくしま会議」「ロメヲパラディッソ」などのプロジェクトを立ち上げた「ふくしま会議理事/ふくしま新文化創造委員会代表」の佐藤健太さん、31歳。

「誇り高き漁師が相馬復活の狼煙をあげる。」「どんこのつみれ」の加工、販売を始め県内外のイベントを通じて発信に勤めている傍ら、「NPO法人そうまグリーンアーク」を立ち上げた菊地基文さん、37歳。

「小さく、確かなところから。悩みの末に見つけた新たな生き方」の、福島県内でコミュニティスペース「りんごハウス」を運営しながら、福島市発行の季刊誌『板木』の編集長をしている、木下真理子さん、36歳。

「全国最年少の副市長が挑む、地方都市の未来」という、財務省から釜石市役所に出向し、総務企画部総合政策課、復興推進部を経て副市長に就任した、嶋田賢和さん、30歳。

「復興支援、社会貢献を超え社会創造へ。『社内社会起業家』がつなぐ企業と社会」という、富士通ソーシャルクラウドビジネス総括部の生川慎二さん、44歳。

「『社会を変える』を実践しゆく復興事業の頭脳」の、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身の「一般社団法人RCF復興支援チーム代表理事」の藤沢烈さん、38歳。

 という15人である。一人一人の活動について論評を加えることはしないが、皆、東北の復興ということでは、なかなかの大活躍である。問題は、行政がいまだに「東北の復旧」ということにアクセクしている脇で、すでに東北では「復旧でなく復興」に向けて動いているっていうことなのだ。

 私も2010年の遠野祭り以来、ボランティアをする訳でもない不要不急の用事で東北に行くべきじゃない、なんて考えて東北旅行は自粛していたのだが、そろそろむしろ東北復興に向けて積極的に東北地方に旅行に行こうかななんて考えている。

 その他、第3章では「30 Projects」として「これから応援したい! 希望溢れる注目のプロジェクト」。第4章では「100 Things」として「『復興びと』50人が推薦! 最新の東北『食・買・観』ガイド」という具合に、東北旅行ガイドにもなっている。

 まあ「復興」というものにかけて、それ以上に外からの人を受け入れていこうという、東北人の意気込みが感じられる本である。

 AMAZONでもベストセラーになっている本。この本を買うことでも「東北復興」に少しだけ役立つということも考えて、購入をオススメする。

『3 YEARS 復興の現場から、希望と愛を込めて』(東北復興新聞編/本間勇輝・本間美和著/A-Works/2014年2月25日刊)

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