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2014年1月29日 (水)

『白本』は、何故「白本」なんだろうか?

 紙の本の話がしばらく続いている間に、Kindleで買った本がちょっとたまってしまったんで、今日からはしばらくKindle版で読んだ本の話になります。

高城剛が何故「ハイパーメディア・クリエイター」なのかという質問に対する答えが面白い。

20140123_163608『白本』(高城剛著/高城未来研究所/2013年12月25日刊)

『「ハイパーメディア・クリエイター」は、学生時代に、取材に来た新聞記者がつけてくれたものです。当時、僕が通っていた大学は、「映画」「放送」「音楽」「写真」「文芸」などと学科が縦に分かれ、僕は常に「全部やるのがこれからの時代の流儀なのに、縦割りしてここは職人養成所?」と、学内だけでなく、雑誌や新聞でも悪態をついていました。(今も似たようなものですが)その悪態が面白いと思って取材にきた新聞記者の命名で、メディアを「超える=ハイパー」から来ていると思います』

 というのだそうである。

 そうか、てっきり高城剛氏自身が自らの存在を誇示するための「変な肩書」として「ハイパーメディア・クリエイター」なんて名乗ったのかと思っていたのだが、そうではなかったのだな。

 本書は高城剛氏のメール・マガジン「フューチャーリポート」のQ&Aコーナーをまとめたものなので、特に本書を通じたテーマと言うようなものはない。なので、このブログもちょっと断片的なものにならざるを得ないが、まあ、そこはご勘弁を。

 なお、高城氏は『近々、大手出版社ではとても出せない「日本の真実」についてまとめた本書の続編『黒本』も発行予定でいます。こちらは実際、大手出版社から「出せない」と言われた言説も多くあり、そのことがむしろ「日本の真実」を裏付けています』ということだそうである。「大手出版社」がどこの出版社かは分からないが、楽しみである。

 で、取り敢えず面白そうな回答を写してみようか。

「21世紀のビジネスマンに必要な具体的なスキルとはなんでしょうか?」という質問の答えが;

『ビジネスマンに限らず、今後大切なのは「英語」と「コンピュータ」だと思います。続いては「国際感覚」と「センス」でしょうか。そして、これだけで充分だと思います。むしろ、残りは「遊ぶこと」に時間を割いた方がうまくいくと思いますね』

 とか「国際感覚」について

『今、日本を代表する企業が世界で苦戦しているのは、円高ではなく僕は企業トップの国際感覚の欠落だと思っています』

 という、なんか普通のことを書いている。う~ん、高城剛氏に期待しているものはもっと常識外れな答えじゃないのかなあ。

『アイデアと移動距離は比例する』

『はじめることより「やめること」のほうが難しいし、大変なんです』

 なんていうのもねえ、なんか普通っぽいです。

『バブル崩壊と国際化の失敗から保守的かつ内向きになり、表面的に合理的に思える選択を繰り返し、あたらしい可能性を追求しない姿勢は、多くの人を疲弊させるだけだと思います』

『TPPの本質は、農業問題でも医療や保険でもなく、また、日本vs米国でもなく、日本の既得権益を守りたい人たちvs日本の既得権益を壊したいと思っている人たちだと思います』

『コンピュータの仕事であろうがなかろうが、最後は体力であるというのが、過去35年間に渡り、あらゆるコンピュータを持ち歩いてきた僕の感想なのです』

 というのも別に殊更変わったことを言っているわけではなく、ごく当たり前のことを答えているだけだ。

 ということは高城剛氏ってそんなに変わった男じゃなかったんだ、というところに気がついていくわけですね。そんな高城氏だが、この辺だけはいかにもノマドな答えである。

『次の時代に大きく活躍する可能性がある日本人とは、「日本に住んでいないこと」「本業が別にあること」かもしれませんね』

『今後プロが競合となるのは、このハイアマチュアの人たちです』

『プロとはなんなのか? と考える時が今なんだと思います。これはDJに限らず、カメラマンでも作家でもアーティストでも、皆同じです。今、多くの業界で「プロとはなんなのか」ということの意義が、真剣に問われているんだと思います』

 という辺りになると、いかにもノマドな高城氏らしい発言だし

『僕は超巨大都市がアフリカに出現する時が来ると思っています。今だとナイジェリアが最有力候補でしょう。しかし、富の多くは現在の先進国に残ったままです。従って、今後50年で見た場合も、世界大戦などがなければ単純労働は次の新興国に随時流れるとみて間違いないでしょう。また、先進国は衰退する国と伸びる国に二極化すると思います』

 と言われると、果たして日本はその二極化する国のどちらに属するのだろうか。

『僕が日本を素晴らしい国だと思う点は4つほどあります。
 ひとつめは、日本人の勤勉さ、細かさです。
 ふたつめは、日本の山河溢れる大自然です。
 みっつめは、その自然を敬い共生する気持ちです。
 よっつめは、このみっつによって生み出されたテクノロジーの数々です』

 という日本の行く末は?

 勿論、そんなことに答えを出すような高城剛氏ではない。そんなことへの答えは、高城氏言うところの「プロフェッショナル」だけが答えるのである。

 つまり『「今」の情報に裏付けられたプロフェッショナルの発言ほど「今後」のアテにならないものはありません。プロは、間違ってはいけない訳ですから、常にちょっと前の過去の数字の話だけをします。ですので、大情報時代になればなるほど、プロとは違った自由なイメージを持つことが個々に大切になるのです』

 ということ。

 なるほどね。

『白本』(高城剛著/高城未来研究所/2013年12月25日刊)

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