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2014年1月30日 (木)

『10年後の仕事のカタチ』で納得したこと

 2012年5月18日のブログで『僕がアップルで学んだこと』を紹介した、シリコンバレー在住の松井博氏と、2013年12月14日のブログで『英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいのか?』を紹介した、ベトナム在住の大石哲之氏の、ノマド対談とこれから10年先へ向けた働き方のヒントである。二人とも肩書が「作家・経営者」ってところが、いかにもノマドっていう感じで面白い。

20140128_145220『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕たちの仕事のゆくえ』(松井博・大石哲之著/tyk publishing/2014年1月6日刊)

『アップルはいつでも、理由の有る無しに関わらずあなたを解雇できます(Apple can terminate your employment for no reason ro some reason)』なんてのは極端にしても、『非正規雇用と正規雇用の差が少ない。僕は日本もそのうちそうなるだろうと思っています。最近、解雇規制を撤廃しようという動きが出ていますよね? 仮に解雇規制が撤廃されなくても、企業側は非正規雇用をどんどん増やすに決まっているんです。簡単に雇用を調節できますからね。そういうのを鑑みると、アメリカも日本も実情はあんまり変わんなくなるんじゃないかなと思います』という松井氏の指摘は、当たらずとも遠からずというところだろう。

『中間管理職が不要になります。要はあまりにも通信手段が発達したので、途中で取りまとめてくれる人がいらない』

 というのも事実だろう。

 そんな時代変化に対応すべく現在はサラリーマンであっても、ノマドな要素を取り入れた生き方を提案する。

 それが10のヒント

ヒント1 スキルの掛け合わせで差別化する

ヒント2 肉体労働、感情労働は最後まで残る

ヒント3 いまある情報で判断する訓練をする
『アップルで何を学んだかというと、その時点で手に入れられる不正確な情報を元に、その時その時に最善だと思われる判断をしていくっていうこと』

ヒント4 言語を掛け合わせる、打算的に考えず、得意なことをやる
『世界どこでも通用するスキルを身に付けるって難しいから、ひとつのことをやりながら、サイドでもうひとつスキルを身に付ける』
『苦労なくできること、長時間やっていても苦痛だと思わないことを仕事にすると、ものすごいパフォーマンスが生まれます』

ヒント5 世界のトップレベルに触れる
『バーゼル、マイアミ、香港の3箇所をまわれば、ほとんど世界のトップレベルのアートというものがどういう感じで、どういう価格でどのように取引されているかというのは一目瞭然です。でもなんかね、日本のアーチストは、あまりそういうところを見に行こうとしなかったんです。自分たは自分たちのやり方があるって。まるで日本企業みたいですが…』

ヒント6 5年しか生きられないと考える、嫌なことをやらない

ヒント7 副業で小さな商売を始める
『みなさん会社で副業禁止とか色々あるとは思うんですけど、まあその辺は適当にシカトしつつ、何かやってみるというのも重要だと思うんです』
『副業で儲かったら堂々と会社辞められますしね(笑)』

ヒント8 関わることと、自己を同一化させることとは違う

ヒント9 英語のガイドブックで旅行する

ヒント10 日本の中のモノサシで測って「怖い怖い」と思わない
『ノマドとかグローバル化とかフラット化というのは、国内に閉じている人にとっては恐怖ではありますが、国内の閉塞感に息が詰まりそうな人にとっては、グローバル化によって自由な生き方ができるようになったというまさに天の恵みなのです』
『「実際に行ってみる」「自分で体験してみる」そこで「初めて考えてみる」、そうしたほうが書物だけ読んで不安心かき立てるよりもずっと良いと思うんですよ。見聞を広めるってそういうことですよね』

 その見聞を広めるということで言ってしまえば。

『エージェントにも頼まず、パッケージツアーなんかにも入らないで、自分で宿も飛行機も押さえてって訓練をすると、だんだん経験値が上がって屁でもなくなるから。もちろんそれなりにトラブルにも遭遇しますけど、それはそれで楽しむ。何だってトラブルはつきものだから』

 というのは旅の極意なんだけれども、しかし、それは旅だけではなく、言ってみれば人生の極意みたいなものだろう。「エージェントに頼ったり」「パッケージツアーに入る」というのは、企業に入って企業に自分の人生を預けるのと同じかもしれない。企業が安泰であれば、自分の人生も安泰かもしれないけれども、しかし、それはワクワクドキドキした人生ではない。

 むしろ、これからの企業はその中の人に対して安全・安泰な人生を保証してくれる存在ではなくなった。

 たまたま私の場合、私がサラリーマン生活を送っている間、企業は安泰ではあったが、それでもボーナスが大きく下がったために最後の数年は年収が下がってきてしまうという経験を持つことになった。まあ、企業に自分の人生を預けるっていうのは、そういうことかと悟った訳である。

 そんな訳なので、お二人はそんな状況変化ににも対応できるようなノマドな生き方を提案しているのである。

 それがバーチャルノマドとラスト・ワンマイル・ジョブ。

『バーチャルノマドは、上と下の層が世界に移動して散らばった後に国内に残る人々のことです。たいそうな名前ですけれども、要するに定住民です。この人たちは移動しないで国内に住んで、サービス業で働いたり、公務員だったり、国内で主にやるような仕事をやるわけです。でも、心は、世界を移動するハイパーノマドに憧れている。SNSなどといった手段を通じてネットに繋がって、世界中の人々とコミュニケーションしたりしてね、仮想的にノマドしてるんです。だからバーチャルノマド』
『「仕組みを創りだす側(ハイパーノマド)」と「それを消費する人(バーチャルノマド)」』

 そんなバーチャルノマドを束ねる会社を興せるのが「ラスト・ワンマイル・ジョブ」企業。

 つまり、どんなに世の中がハイテク化しようが、最後の自分の家までの最後のワンマイルには「配管工の仕事」はなくならない。なので『自分はハイテク機器で原因だけ究明して、一番手が汚れる作業は下層ノマドにやらせちゃうみたいなことが起きているんですよね。』

 なあるほど、参考になりました。

『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕たちの仕事のゆくえ』(松井博・大石哲之著/tyk publishing/2014年1月6日刊)

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