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« 信楽焼きの狸の置物……記事はそれだけじゃないよ | トップページ | 『LEICA, My Life』なのか? 「My Life is LEICA」なのか? »

2013年12月 6日 (金)

『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』って知ってますがな、そんなこと。

 なかなか刺激的な本である。

 なので、ちょっと気になる部分を抜き書きする(ちょっと手抜き)。

20131203_114033『私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。』(高城剛著/マガジンハウス/2011年2月24日刊)

『フランスの才人ジャック・アタリは、今後地球人は動けない定住者と非定住者に大きく分かれていくだろうと言っています。彼は、二十一世紀の非定住貴族のことを『ハイパーノマド』と呼んでいます
実際、そんなカッコいいことではなく、その時代時代の面白い街に、通ったり住んでるだけですけどね』

『あたらしい農法でおいしい野菜を作っている人などのほうが、今後の二十一世紀のクリエイター像にちかいのではないでしょうか』

『モノを売ることがカッコ悪くなってしまいましたからね。それを手伝うことはもっとカッコ悪い』

『僕はこの時代にずっと同じ街にいるクリエイターの感性を根本的に信じていません』

『二十世紀が、テレビ、コンピュータ、デザインといった網膜の時代、目に見える時代だとすれば、これからの100年は神経の時代、目に見えないけど感じる時代、となります』

『僕などは、この複雑でアンバランスな世界で、職業も不明、住所も不定であることで、バランスを取っていると言えます』

『アイデアと移動距離は比例します。日常から離れれば離れるだけ、俗と欲がなくなり、自身が活性化しアイデアが湧き出ます』

『『創造=創造物=平和=戦争=恐れ』のような、テーマに基づいた自分のバランスシートを常に作るようにしています』

『二十一世紀的高城剛だと、移動距離と真実を見る目は比例するのです』

『「日本とはなにか」を考えはじめると、伊勢とか出雲とか、日本の起源に眼を向ける人が多くなるでしょう。そこからなにかを学んだり、日本のオリジナルな部分を大切にするようなムーブメントが起こってくるんじゃないかと思います』

『これから100年は、大きく三つの革命が起きるでしょう。ひとつは、いまお話ししたコンピュータです。量子コンピュータやAIというか脳の再認識による人間の内的探査です。生命科学は、人間の一生を変えるでしょう。
二つ目は、抜本的に変わるエネルギーでしょう。現在、もっともあたらしいエネルギーの可能性は、電力に投資しているグーグルにあると思いますが、僕は、もっと意外なところから出てくると思います。
三つ目は、宇宙探査が進むでしょう。これは一般的に言われる宇宙だけではなく、パラレルワールドのことも指しています。
そして、この三つは別々のようで、実は根本は同じだということが言えます。面白い100年になることは、間違いありません。人類は、5000年ぶりのあたらしいステージに向かうでしょう』

『本当のあたらしいライフスタイルを構築したいんですよ。それは政治家の仕事ではなく、今の時代は画期的アイデアを作れるクリエイターの仕事だと思っています』

『これからは、誰もが写真を撮って、誰もが小説を書いて、誰もが映画を作る時代になると思います。世の中全員がクリエイターになっていくのだとしたら、僕ら先端にいるプロの仕事は、あたらしい時代の雛形を作ることだと思うのです』

『完全にモノを脱却して、住所はどこでもよくて、食物を作ったり、エネルギーを作ったりっていう二十一世紀型高城剛と、未だにいろんなものを買って、物質に固執してしまう二十世紀型高城剛、その二つが正直まだ僕の中で共存しています』

『僕はコンピュータの可能性と自分の可能性を重ねている。それが、20世紀後半に生まれたコンピュータ世代の生き方であると思うし、今後もアプリケーションは進化を続け、それは同じように僕も進化することを意味している』

『現在、国家という枠組みが不安定になり、それは僕の仕事だとポップの終焉、大衆の終焉を意味します。匿名的大衆の欲望が一気に噴出する大衆の時代から個の時代への変換期に、僕らはいるのです。二十世紀が大衆=マスの発見の世紀だとしたら、二十一世紀は個の発見の世紀です』

『撮影でもDJイベントでもキャンプやドライブでも大事なことは、1に天気、2に自分の気分、3にその場の気である。予算がいくらあっても、これらを思い通りにコントロールすることは難しい。では、その3つの『気』をいかにして、自分のものにするか、が本書の核だ』

 なるほどなるほど、何か納得させられることばかりが書いてあるなあ。不安定な時代のあらゆる危機やピンチに備えるためには定住を避けなければならなし、クリエイティブな仕事をしたいなら、尚更移動する生活をしていなければならない、ということにも納得。私もなるべく移動する生活を送りたいのだが……、もう遅いか。

 旅行に行くときのトランクの中身は『長期の場合、発芽玄米釜を持っていきますね。<中略>それからハンディエスプレッソメーカーかフレンチプレスのマシーンのどちらか。<中略>あとはMacを2台。デジタルカメラに携帯電話。あとは、現地調達』ってカッコよするぎるぜ。

 ただし、「これからは、誰もが写真を撮って、誰もが小説を書いて、誰もが映画を作る時代になると思います」なんてところは、さすがに2年半前の本であって、最早YOU TUBEやニコニコ動画でそんな時代がきているようなこともあったりする。でも、そんな時代にプロが新しい時代の雛形を作ることができているのか?

 しかし、まあトータルでは「ハイパーノマド」な高城剛氏らしい発想法だ。

『私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。』(高城剛著/マガジンハウス/2011年2月24日刊)現在はKindle版だけが出ているようだ。

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