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2013年9月 2日 (月)

ホンダに対する愛のない『本田宗一郎は何故マン島TTレースに挑戦したのか?』という本

 こうした「単独書籍としては中途半端だが、雑誌の特集記事としては少し長い」本がもしかするとKundle版スタートの電子書籍の本命になっていくのかもしれない。値段も200円という「内容が分からなくても、まあ損はしない」という価格付けになっているし、取り敢えずどんなもんかな、という感覚で読める。 

20130831_204756 『ホンダ最大の決断 史上最高の経営者 本田宗一郎は何故マン島TTレースに兆戦したのか?』(浜本哲治著/ゴマブックス/2013年8月21日刊)

 で、まあそんな気持ちで読んでみたのだが、やはり内容は「単独書籍としては物足りない」内容だし、「雑誌の特集記事としてもなんともなあ」という書籍ではあった。

 だいたい浜本哲治氏という人がよくわからない。

 高校・大学とラグビーをやっていたそうで、その後、東京海上火災のサラリーマン生活を経て、「パーソナルトレーナー」「自然農法家」というこれまあたよくわからないことで生活しているようだ。どうも、ホンダとかモーターサイクルとの接点は見当たらない。

 著書も松下幸之助に関するものや、ダイエット本、マーフィーの法則に関するものだとか、名言集、PL法だとか、で今度出たのが本田宗一郎である。

 経済、経営に関する専門家なのか、ダイエットなんかの専門家なのか、自然食か何かに関する専門家なのか。いやいや、何かの専門家じゃないと本を書いちゃいけないなんてことは言いません。別に何かの素人が書いたっていいのである。問題は、自分が書いたものに関する「愛」があるのかということである。書いたものに対する自らの信頼があるのか、ということである。

 残念ながら、どうもそうした心意気が感じられない本なのであった。

 基本的には浜本氏がこれまで読んできた本田宗一郎の本の読書ノートみたいな感じで、そこに浜本氏自身の独自の観点やら、独自の発想というものはない。

 唯一最後の方に浜本氏らしい言い方がある。

『自然界で起こる全ての出来事は、エネルギーの共鳴現象として起こります。
     <中略>
 その人が、どういう人であるかは、そこに集まっている人を見ればわかるとも言われるように、人と人との結びつきも、このエネルギーの共鳴で実現しているものです。
     <中略>
 全てはあなたの放っているエネルギー次第です。
 どうぞ、素晴らしいエネルギーを磨き込んで、たくさん放って、最高の出会いをしてください』

 って、なんか宗教っぽくありません?

 で、私が一番ガッカリしたのは、実は本の内容ではなく、表紙なのである。

 だって「マン島TTレース」って言ったら、ロードレーサーでしょ。それが何故か表紙に載っているのはオフロードバイクのシルエットなのである。

 ロードレーサー、それもRC142という谷口尚己が乗った125ccレーサーが最初にホンダがマン島TTレースで完走、6位に入ったマシンなのである。普通はそれを表紙として採用するのは当然でしょう。始めて日本人が乗った日本製モーターサイクルなんだから。

 この人、マン島TTレースってオフロードレースだと思っているのだろうか? あるいは表紙は誰か別の人に任せているので、私は知らないよということなのだろうか?

 いずれにせよ、そうした執筆態度の著者の書くものなんて、結局たいして読む意味はない、ということなのだろう。

 そこには「ホンダに対する愛」がないのだ。問題はそこだよなあ。

『ホンダ最大の決断 史上最高の経営者 本田宗一郎は何故マン島TTレースに兆戦したのか?』(浜本哲治著/ゴマブックス/2013年8月21日刊)電子版だけの刊行だ。

2013_09_01_21622

2013_09_01_21802_2 昨日、灼熱の太陽の下行われた関東大学ラクロス、立教大vs.東海大は残念ながら17対9で東海大学の勝ちとなり、立教大は入れ替え戦を控えて後がない状況になってしまった。

Nikon D7000 AF-S Nikkor 70-300mm @Komazawa (c)tsunotomo

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