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« 『写真のフクシュウ』にフクシュウされたtsunokenなのであった | トップページ | 新吉原の遊女は何故浅草寺ではなくて浄閑寺に「投げ込まれた」のか »

2013年9月15日 (日)

山谷堀は猪牙舟で参りましょう

 隅田川は隅田公園、台東リバーサイドスポーツセンター脇の水門から山谷堀は始まっている。

 昔、新吉原に遊びに行くお大尽たちは、猪牙舟(ちょきぶね)という小さな舟を使って、お酒を呑みながら大川(隅田川)を上って、ここ今戸橋のところから山谷堀を通って新吉原まで行くのが「粋」なやり方だったそうだ。吉原通いを山谷通いとも言ったのはそんな理由があったそうである。

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 今は山谷堀も埋め立てられて暗渠になってしまい、その上を「山谷堀公園」という公園ができているのが、せめて昔の山谷堀を思い起こさせる。

2013_09_12_32622

 今戸橋、と言っても今や橋はなく、欄干だけが残っている状態だが、その脇には山谷堀公園の、というか山谷堀の縁起が書かれている。

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 で、この山谷堀公園。緑の帯となって今戸橋から現在の馬道通りの吉原大門まで繋がっているのである。

2013_09_12_32172

 う~ん、どうせ繋がっていて、その上を緑の帯にしているのなら、暗渠にしないで山谷堀を復活させてもいいんじゃないかと思うのだが、どうだろうか。別にそこに猪牙舟を走らせろ(走ってもいいけど)という訳ではないが、江戸の遺構を復活させようという動きがさまざまな場所で図られている、そんな動きのひとつとして考えてもいいのじゃないかと思うのだが。

東京オリンピックの観光客目当てでもいいし。

2013_09_12_32692

 で、この山谷堀の入口になる今戸橋のすぐ北側に、池波正太郎の小説『剣客商売』第13巻『波紋』に収録されている『敵』の冒頭に出てくる、曹洞宗霊亀山慶養禅寺がある。実はこの慶養禅寺こそ、我が家の菩提寺なのであります。

『浅草・今戸の慶養寺の門前に、〔嶋屋〕という料理屋がある。
 表構えは大きくないが、奥行きが深く、裏手は大川(隅田川)にのぞんで船着き場もあるし、気のきいた料理を出すので秋山小兵衛も贔屓にしていた』

 というのが小説の冒頭のシーンなんだけれども、それだけ。

 って、それが自慢の種だったということだけなんですけれども……。

EPSON RD1s Leica Elmarit 28mm/F2.8 @Asakusa, Taito (c)tsunoken

 

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