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« 『天使のたまご』を25年ぶりに見てみたんだが | トップページ | 『セカ就』というよりは、取り敢えず「アジ就」だな »

2013年8月28日 (水)

『やっぱり、海外で暮らしてみたい。』なんて思いますかねえ?

『クーリエ・ジャポン』10月号の特集は『世界の都市で見た「理想」と現実 海外で「暮らす」ということ。』という、ちょっと刺激的な記事である。

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 で、内容は;

<ヨーロッパ編>
ちょっと不便でも、豊かな人生を――パリ暮らしでわかった「大切なこと」
悲観的で、疑り深く、皮肉屋で…住む前に知っておきたい「フランス人気質」
外国人にも開かれた「国際都市」ロンドン生活を満喫する日本人たち
「坪単価世界一」の超高級物件にはどんな金持ちが住んでいるのか
「世界一住みやすい」のは本当か? コペンハーゲンの魅力溢れる暮らし

<アジア編>
”混沌の街”で身軽に暮らす「家賃3万円以下のバンコクライフ
新興富裕層の視察ツアーの同行! アジアの不動産「沸騰の現場」へ
夢の「海外リタイヤ生活」の暮らし心地はいかがですか?
夫を残して子どものために海を渡る「母子移住」という新たな選択肢
経済発展にともなって家賃も高騰…シンガポールの生活事情を聞いてみた
海外に出ればいいってもんじゃない 魔都・上海で夢破れた日本人たち

<アメリカ編>
夢を叶えるために「世界の首都」へ ニューヨーク生活はこんなに刺激的
IT長者たちの流入で高級物件が林立 サンフランシスコはこんなに変わった
”憧れ”だけで移住するのはNG? ハワイ暮らしの「理想」と「現実」

 で、面白いのはロンドン発のライフスタイルマガジン『モノクル』が選んだ「暮らしやすい街BEST20」なのだが、1位がコペンハーゲン、2位がメルボルン、3位がヘルシンキまでは分かるが、4位に東京、12位に福岡、13位が京都と日本の都市が3つも入っているのだ。ちなみに、5位がウィーン、6位チューリヒ、7位ストックホルム、8位ミュンヘン、9位シドニー、10位オークランド、11位香港、14位パリ、15位シンガポール、16位ハンブルク、17位ホノルル、18位マドリッド、19位バンクーバー、20位ベルリンという具合。

 北欧が3都市、ドイツが3都市、オセアニアが3都市という具合で、アメリカ本土やロンドンなんかは入っていない。

 コペンハーゲンの良さというのは、治安が良く、交通機関やインフラが整い、公園や緑が沢山あって人々が寛容であるということなどだそうだ。コペンハーゲンの人口は約55万人。3位のヘルシンキは60万人だから、大体100万人以下の都市が住みやすいということなのかも知れない。ちなみにメルボルンは450万人と、東京の1,000万人以上に比べると少ないが、しかし世界的にも大きな部類の都市である。

 ということで考えると、あまり人口の多寡ではなくて、それを支える交通機関やインフラの問題なのかな。東京は公共交通機関が24時間営業ではないなどの問題はあるが、交通網の発達ぶりは多分世界一であろうし、電気、水道などの生活インフラも多分世界一の普及ぶりであろう。

 問題は食料や衣料品の価格も殆ど世界一だということなのであるが、これまた世界一の物価を誇るロンドンの雑誌なので、そこはあまり気にしていないのかもしれない。

 ところで、表紙に書かれている『やっぱり、海外で暮らしてみたい。』という惹句のような気分に皆がなるのであろうか、ということなのだ。

「夢の海外リタイヤ暮らし」にはクアラルンプールで定年後の暮らしをしている夫婦の話が載っている。夫は週3回の日本人会のゴルフを楽しんでいるというが、そんなに毎日毎日ゴルフばっかりやっていても飽きないものか。ヤシの木が生い茂っている南国ムードいっぱいの庭園を毎朝30分ウォーキングするのが妻の日課だ、というのもなんか面白くない。更に、この夫婦結局は日本人コミュニティの中だけで生活しているのである。

 結局、何のためのマレーシア? 何のためのクアラルンプール? なんてことを私は考えてしまうのだ。

 日本を捨てて終の棲家としてのクアラルンプールって言ったって、日本食材を日系スーパーで購入して、日本食ばっかり食べて、日本人ばっかりと付き合ったって、そんなの日本より暑くて湿気の多い住みにくい「日本」に住んでいるだけでしょ。積極的に現地の人の中に飛び込んで、現地の人と同じものを食べて、現地に溶け込まないと、せっかくの海外移住も意味はない。

 だったら、日本に住んで、アッチコッチに旅行にいけばいいんじゃね? 「暮らしたい」って言うんだったら、そんな旅もホテル暮らしじゃなくて、コンドミニアムか何かを借りて、ちょっと長期に暮らしてみるのもいいんじゃね? などど、私は考える。

 やっぱり東京暮らしが一番生活しやすいし、便利だし、物価は少しは高いかもしれないが、定年後の年金で暮らせないほどじゃない。どこに行くのも簡単だ。この「どこに行くのも」という中には、当然海外なんかも入ってるわけです。羽田には国際便も戻ってきたし、ちょっとアジアに行くのだったら、それこそ下駄ばき気分で行けるってなもんだ。

 東京にいて、世界中の食べ物を食べて、世界中から来た人と友人になるって方が、よっぽど海外に暮らすより海外だ。東京はまだまだそんなポテンシャルのあるパワフルな街なのである。

 絶対、東京暮らしだね。

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