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2013年7月25日 (木)

『V.S 神田写真展』という、よくわからない写真展

 神田神保町は檜画廊にて『V.S 神田写真展』という、どんなつながりがある写真展なのかよくわからない写真展を見る。

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2013_07_24_98252

 展示されている写真家は田中長徳、中藤毅彦、森田剛一、飯田鉄、石川栄二の5人。私は田中長徳氏や長徳氏のブログからリンクしているアローカメラの二代目ブログから、その写真展の存在を知り、見に行ってきたようなわけなのだが。

 団塊の世代に属する田中氏や飯田氏と、団塊ジュニア世代に属する中藤氏、森田氏、石川氏らの見た「神田」はどう違うのかという意味での「バーサス(VS.)」なのだろうか。

 勿論、その違いは明白であり、要は「神田カルチェラタン闘争」を体験しているか、知らないかという大きな違いがある。特に田中長徳氏の「神田写真」は1968年の神田らしいので、もう完全に60年代後半の学生運動の高揚期の写真なのである……。が、そこに写されている神田は、別に学生運動の姿が写されている訳ではなく、ごくありふれた普段の姿の神田であり神保町である。その昔、神田にあったというライカの代理店、シュミット商会なんかがあった場所に近いという理由で、田中氏にとっては神田は実に身近な場所であったに違いない。なので、神田カルチェラタンのデモの写真はない。

 中藤氏や森田氏は東京ビジュアルアーツ(旧東京写真専門学校)の出身であるが、今は市ヶ谷にある東京ビジュアルアーツが以前は神田にあったのだろうか。

 よくわからないのだが、もしそうなら昔親しんだ神田の街を撮影したと言えるのであるが、じゃあ、神田の街って何なのよ、と考えてみるとよくわからない。

 中央大学は昔、神田駿河台にあった関係で、私にとっては神田神保町という街はいろいろ思い出深い街ではある。しかし、もし別の大学に行っていたらそんなに神田という街には思い入れはなかっただろう。

 所詮、街と人との関係はそんなものだろう。その街に住んだことがある、その街に通っていた、その街で仕事をしていた、その街に恋人がいた……、等々。何か、その街と人とを繋ぐ「何か」がない限り、街に対する思い入れというものは起こってこないだろう。

 と考え直して、もう一度写真を見る。

 が、しかしよく分からない。

 う~ん、団塊ジュニア世代にとっての「神田」という街とは何なのだろう。

 フォトジェニー? 生きている街? それでも思い出の街? 

 よく分からない。

 もう一度、見に行こうかなあ。

『V.S 神田写真展』は7月27日(土)まで開催中。

 檜画廊のWEBサイトはコチラ

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2013_07_24_98342

Fujifilm X10 @Kanda Jimbocho, Chiyoda (c)tsunoken

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カメラ・写真」カテゴリの記事

コメント

まあ、確かに神保町及び神田っていう街は、未だに変貌を続けていて、いつ来ても見飽きないというか、写真の撮り甲斐のある街ではあります。

ご来場ありがとうございます。
「神田」をテーマに写真展をというのは、この地で長く店を構えて来た画廊からの提案。写真家の人選は僕ですが、飯田鉄さんの「街区の眺め」、田中長徳さんの「東京ニコン日記」等の写真集に写された「神田」に感銘を受けていたのでお誘いしました。ですので、40年以上も東京の街を撮り続けて来た先達への尊敬とリスペクトの念であり、世代間のV.S ではありません。V.S は単純に「神田」の街に対するそれぞれのV.S であります。ちなみに、一橋中に通っていた自分にとって、この辺りは言わば地元。子供の頃からウロウロしていた余りに慣れ親しんだ場所であり、街の楽しさを初めて知った場所です。森田君は仕事場が神田で毎日ここに来ています。

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