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2013年7月16日 (火)

マッキンゼーの『採用基準』は実に単純

2013_07_12_8872_edited1 じゃなかった2013_07_12_8873_edited1 『採用基準』(伊賀泰代著/ダイヤモンド社/2012年11月8日刊)

 つまり、「ちきりんさんの中の人」という噂のある伊賀泰代さんの本を紹介したいがために、ちきりんさんの本をまず紹介するということにしたというややこしいこと。

ちきりんさんの略歴:関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国での大学院留学を経て外資系企業に勤務。2010年に退職してからは文筆活動や対談を中心に、”楽しいことだけをして暮らす”人生ふたつめの働き方を実践中。

伊賀泰代さんの略歴:兵庫県出身。一橋大学法学部を卒業後、日興証券引受本部(当時)を経て、カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAを取得。1993年から2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー、ジャパンにて、コンサルタント(アソシエイト、エンゲージメント・マネージャー)、および、人材育成、採用マネージャーを務める。2011年より独立。

 なんか、とっても似た経歴ですよね。

 ただし、伊賀さんにはもう一つ経歴がついていて、2011年独立後『キャリアインタビューサイト MY CHOICE (http://igayasuyo.com)を運営し、リーダーシップ教育やキャリア形成に関する啓蒙活動に従事する』というのがある。まあ、ちきりんさんにも、書いていないけれども「講演活動」なんてのもあるようなので、まあ、やはり伊賀泰代さんなのかな。

 そういえば、2011年3月11日には筑波の方で講演をしていたようだが、ちきりんさんのブログには講演の内容については触れていない。書かれているのは、その後のドタバタだけだ。もしかすると、これは伊賀泰代さんとしての講演だったのか?

『世界を歩いて考えよう』の掲載写真じゃ小さすぎて伊賀さんかどうかなんてわからないし、とまあ、そんなことはどうでもよい。

 要は『採用基準』という本の中身なんだが、これが見事にマッキンゼーの採用基準について述べた本なのだ……。

 つまり、それは;

①リーダーシップがあること
②地頭がいいこと
③英語ができること
 というのに加えて現地語が話せること(つまりそこが日本なら日本語ができるってこと)

 という単純な基準。こうした採用基準なら日本の大手企業が持っている採用基準と大差ない。まあ、「英語ができること」っていうのは余り気にしていないだろうが。

 というか、マッキンゼーや大手企業に入る人たちは、小さいころから勉強ができた人だろうから、大体、小・中・高のいずれかの段階でクラス委員とか生徒会の委員長とかやってきて、そこそこリーダーシップの訓練は経ている人たちだ。

 ところが『学生の頃には自由かつ大胆に思考できていた人が、保守的な大企業で最初の職業訓練を受け、仕事のスピードや成果へのこだわり、ヒエラルキーにとらわれずに自己主張することや、柔軟にゼロから思考する姿勢を失ってしまう場合があることです』という具合に、それまで持っていたリーダーシップを大組織の中で失っていってしまっている、ということなのだそうだ。

 ふ~ん。私なんか確かに出版業界では最大手と言われたが、でもそんなの日本を代表するような大会社からしてみれば、如何にも的な中小企業だったので、大企業のヒエラルキーなんてものは分からない。まあ、お付き合いしていたメーカーや商社の人たちからは何となく窺うことはできましたけどね。

 しかし、そんなヒエラルキーに囚われているから、1997年に山一證券が破たんした時に、当時の野澤社長が「社員は悪くありませんから」なんて嘘くさいセリフを吐くことになっちゃうんだよなあ。だって、社員は悪くないんだったら、社員が会社の悪いところを指摘して、それを直せばいいんじゃん。結局、社員も一緒になって経営者の思考停止に合わせてしまったから、会社がダメになったんでしょう。

 結局、会社に採用された時点では立派な若者だった人が、その会社の色に染まることによって劣化し、共倒れしていくという図なんだろう。

 であるならば、マッキンゼーだろうがどこだろうが、基本は入社のときの採用基準ではなくて、入社してからの訓練とか、社内の雰囲気の作り方ってことでしょう。

 なので、マッキンゼーの『採用基準』は実に単純・明快なのだ、ということがよくわかった。

 就活生のみなさん、是非ともマッキンゼーに挑戦しましょう。兆戦のしがいのある会社だと思うよ。基本は上に上げた三つの要素なんだから、結構面白い。

 と煽っておいて……

 そんじゃーね

『採用基準』(伊賀泰代著/ダイヤモンド社/2012年11月8日刊)Kindle版もある。しかも、375円安い!

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