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2013年6月17日 (月)

『世界へはみ出す』のも今のうち

「日本で成功しないやつが、海外に出て事業で成功するはずがない」という「常識」はもう通じないんだな。

 それだけ日本の日本人の「生き方」が固定化していたということなのだろう。でも、最早そんな時代じゃないのだ。

2013_06_10_6929_edited1 『世界へはみ出す』(金城拓真著/ディズカバー・トゥエンティワン/2013年5月30日刊)

 そう、なにも「いい大学」を卒業して、「いい(大きな)会社」に入ることが成功者への道ではなくて、というかそんな方法で企業人になっても、その企業が倒産してしまったら、何も残らない。

 勿論、金城氏みたいに、韓国の大学を出てアフリカで中古車販売で成功して、8か国で40社以上の会社を経営するという方法もある。

 また、京都大学(!)農学部を卒業して、しばらくフリーターをしたのち、2011年の統一地方選で新宮市議に立候補し、立候補者20人のうち17名当選した中で第8位(獲得投票数1061票)で見事当選した並河次郎氏26歳という例もある。ちなみに17位で当選した人の獲得投票数は700票位だそうだ。

 つまり、人の生き方なんてものは「これがお手本」なんていうものはなくて、各自勝手に考えて、勝手に決めればいいっていう話。

 金城氏の生き方及びビジネスに関する考え方は;

EPISODE 1 日本をはみ出す
積極的な消去法で、目標達成の別ルートを見つける/無理せず与えられた環境の中で友達をつくる/海外で自炊生活を経験する/ビジネスだからと肩肘張らない

EPISODE 2 地球をビジネスで遊ぶ
世の中、大体のことはなんとかなる/たまたま引き起った波にはちゃんと乗る/一つのビジネスをどんどん発展させていく/その分野のことを知らなくても飛び込んでみる/正しいことなんてあやふやだと認識する/ビジネスはゲームだと思って、自分で設計する/本業を手段にし、違う目的(キャッシュポイント)をつくる/言葉に惑わされず、是非得失を判断する/その国の法律や制度に従いながら、別の道を探る/大金が絡むことには、特に注意を払う/ビジネスをゲーム感覚で楽しむ

EPISODE 3 サバイバル力をつける
トラブルはあって当たり前だと思っておく/トラブルを経験することで、対処法を学ぶ/正しい知識を持って、ムダな不安は抱かない/スラム街の近くでも住めば都/トラブルはネタとして面白がる

EPISODE 4 アフリカに家族をつくる
スタッフと強くつながるビジネススタイルにする/お金はあげずに、仕事に結びつける/まずは自分が信頼される人になる/スタッフが安心して将来設計ができる居場所をつくる/損得勘定だけでつながっている相手とビジネスをしない/ビジネスパートナーと家族と同様の絆を築く

EPISODE 5 海外から日本を思う
世の中は不安定だと思っておく/競争が少ない場所で、早めに勝負する/日本の先人が勝ち得た信頼を利用する/既成概念をひっくり返す何かを持つ/一つのフィールドで続けるビジネスの高さに身の丈を合わせる

 つまり、ブルーオーシャンを目指して(つまりアフリカに目をつけて)、本業の次のビジネスチャンスを狙い(価格競争にならないようにして)、トラブルを気にせず、スタッフが安心して働ける場所を作る、ということ。という部分だけを読むと別に特別なことをしている訳ではない。が、とにかく最初にアフリカに目を付けた理由が、韓国の大学に通っている時のアフリカからの留学生友達だったというのは、実は幸運だったのだろうし、その幸運をちゃんと見逃さなかったというところに、既にビジネスの才覚が見られるのである。

 多分、日本の大学に通っていたら、そんなにアフリカからの留学生なんて多くはなかっただろうから、こんなビジネスチャンスを掴むことはできなかったかもしれない。

 更に金城氏が海外でビジネスを成功させた考え方の基本には;

『決められたルールに沿って上手くプレーしたり、その抜け道を探すよりも、自分がルールの設計者になるほうが面白いと僕は思っています』

 という考え方がある。日本人は与えられたルールがあると、その中で競争することに一生懸命になってしまう。ところが、そんな日本人が世界で活躍するのを見ると、それに負けた国の人が勝手にルールを変えて、日本人を不利な状況に追い込んだりするわけだ。だったら、自分がルールを作る側になってしまい、自分のやり易いようにルールを変えてしまえばいいのだ、という考え方は正当だ。

 こういう、肉食動物的な発想を持っているということも、アフリカというか遠く外国でビジネスを成功させることができた理由なんだろうな。

 こんな唯我独尊的な性格が、沖縄特有の「なんくるないさ」的性格の上に乗っている、というのが金城氏がアフリカで成功した原因であろう。

 勿論、そんな訳であるから、誰でもできることではない。

 しかし、アフリカという土地にはなにか「それ」を期待させてくれる「もの」「こと」がありそうだ。まさに「日本でだめなら、海外(アフリカ)へ行く」である。

 金城氏によれば『2020年までがアフリカ進出のチャンスだ!』そうである。

 日本で閉塞感を感じている貴方。就活がうまくいかなくて内定がとれない大学生諸君。どうせならアフリカ行っちゃえば? 若い今の内がチャンスですよ。

 別に「なんくるないさ」。

『世界へはみ出す』(金城拓真著/ディズカバー・トゥエンティワン/2013年5月30日刊)

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