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2013年5月15日 (水)

『ネット歴12年のぼくがブロガー⇒ライターになったワケ』というけど、それ以上に面白いこと

『ぼくは「カフェオレ・ライター」というブログを運営しているマルコという者です。
 数ある電子書籍の中から本書に興味を持っていただきありがとうございます。
 むろ文子先生による、たいへんかわいらしい表紙イラストに惹かれたのでしょうか。
 それともタイトルが気になられたのでしょうか。
 いずれにしても、今ぼくは「作戦成功!」と帆くそ笑んでいるところです。』

 って、釣りか……。確かに、電子書籍でここまで表紙には拘らないものな……。

20130508_1856カフェオレライターの ネット歴12年のぼくがブロガー⇒ライターになったワケ』(マルコ著/エンターブレイン・ケータイ新書/2013年4月25日刊)

「カフェオレ・ライター」は2001年にマルコ氏が始めたサイトの名前である。2001年というとまだISPなどのブログサービスはスタートしていないから、自分でサーバーを探し、自らHTMLを書いて、いわゆるホームページを立ち上げてそこでブログを書くというようなやり方をやっていた時代だ。私も大学のゼミOB会のホームページを作るために「ホームページビルダー」なんかを購入して、niftyに登録してわけのわからないHTMLを書いたりしていたものだ。

 なんでniftyなのかといえば、多分パソコン通信がきっかけだったんだろうな。

 で、niftyがココログという名前のブログサービスを始めたのが2003年、その他、アメブロやFC2、はてブ、ライブドアブログなどメジャーなブログサービスが始まったのが2004年なので、多分このころが日本のブログ元年ともいうべき年なのだろう。実はこの頃からブログサービスでブログを始めた人や、マルコ氏のようにwordで(!)、あるいはwordpressをちゃんと使ってブログを始めた人たちの中から、いわゆる「アルファブロガー」というブログ界(そんなものがあるのか?)での有名人になり、(紙の)本を出版したりしてブログ界じゃないところでも有名人になり、Chikirinさんみたいに、マスコミデビューした人なんかもいるのである。

 そうか、私もゼミOB会のホームページをniftyに作った時に、一緒にブログを始めてれば今頃は私もアルファブロガーの仲間入りしていたかもしれない(?)。でも、その頃は仕事も忙しかったし、仕事がらみの方でもネット上でコラムなんかも書いていたから、あまりブログを書こうという気にはならなかったなぁ。

 やっぱり仕事がちょっと暇になった頃からブログを書き始めたのだなあ。

 総務省の2006年の調査資料によれば2006年段階でブログ登録者の数が868万人だそうなので、私がブログを始めたのが2009年の秋段階では多分1000万人位がブログを書いているのじゃないだろうか。その後、TwitterやFacebookが日本でサービスを始めたのが2008年なので、多分、2008年からはあまりブロガーの数は増えていないだろうが、それでも今でも1000万から2000万人位の利用者数(ブログ登録者数との違いは何なのだろう)はいるということである。

 まあ、そんな中で今からアルファブロガーが出現する可能性はとてつもなく低くなっているとは思うのだが、じゃあブログを辞めるのかと言われれば、やっぱり続けるでしょうね。やっぱり毎日700人から1000人の読者がいるというのが励みになっているんだろうか。

 言ってみれば、ブログっていうのはウンコみたいなものだから、食事をすれば嫌でもウンコが出てくるように、本を読んだり、いろいろなものを見てくれば、必然的にそれをもとにしたウンコは出てくるわけで、ちょうどウンコを出した時の気持ちよさみたいなものがブログにもあって、うまく文章が書けた時は結構気持ちがいいんです。

 で、済みません。ウンコをする人がいれば、ウンコを読んでいる人たち(言いかえればウンコを食べている人たち)がいるわけで、そんな人たちは「何だ俺たちが読んでいる(食べている)のはtsunokenのウンコかよ」とお怒りの方々もいるかもしれません。

 しかし、そんな「ウンコをする」「ウンコを食べる」という関係も、今生きていると思うから腹が立つんであって、例えば我々が今日々お世話になている化石燃料だって、所詮数億年前の動植物プランクトンのウンコや死骸のなれの果てなわけです。つまり、tsunokenのウンコも、もしかすると化石燃料とまでは行かないかもしれないけれど、風呂の焚き付けくらいにはなるかもしれない。って、あれ? 今は風呂の焚き付けなんてものはないのか。そうかキッチンでチョンとボタンを押せば「オ風呂ガ沸キマシタ」って機械が答える時代だもんなぁ。

 というか、紙でできたブログでもないのに「風呂の焚き付け」はないだろう、という突っ込みが入りそうですね。

 で、マルコ氏は風呂の焚き付けにもなる「紙の書籍のライター」になったわけです。それが『サイバー戦争』というなにやら真面目な本。普段、BL(ボーイズラブ)コミックのことを超ナンパに書いていたり、イギリスに留学している妹と「パンツ談義」 をしていたり、ということをブログに書いているマルコ氏とは思えない、ちょっと真面目な本なのであった。

 そう、結構真面目な一面は「あとがき」にも現れていて;

『ぼくが好きなとある映画に「第三の場所」という言葉が出てきます。
 第一の場所が家、第二の場所が仕事場や学校としたとき、この二つを行き来するだけの生活では心が疲れてしまう。
 人間はもうひとつ、家とも職場とも関係のない第三の場所をどこかに持つことで心が安定るのだ、という考え方です。
 第三の場所は喫茶店でも習い事でも酒場でもなんでもいいのですが、ぼくにとっては12年間、ブログが第三の場所になっていたのかなと思います』

 と締めて;

『本書を読んでブログっていいなと思ったら、ぜひ気軽に始めてみてください』

 と勧める。

 まあ、何人ぐらいがブログを始めるだろうか。

『ネット歴12年のぼくがブロガー⇒ライターになったワケ』(マルコ著/エンターブレイン・ケータイ新書/2013年4月25日刊)

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