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2013年4月 6日 (土)

Robert Frank写真展"THE LINES OF MY HAND"

 このように普段の日常のよしなしごとを撮影しながら、写真を売って生活できれば、そんな写真家生活もいいかもしれない。

Dscf7411robert

Dscf7441_edited1『THE AMARICANS』(Robert Frank/First edition published in 1958 by Robert Delpire/First Grove Press edition published in 1959/First Steidl edition published in 2008)(C)Robert Frank

 この写真展は1972年に日本人編集者元村和彦によって出版された『The Lines Of My Hand』から選りすぐって展示されている。

 ロバート・フランクと言えば、やはり1958年に出版された『THE AMERICANS』であろう。そこに写し出されたのはごく普通のアメリカ人たちの、ごく普通のシーンである。1956年から1958年にわたってグッゲンハイム財団の奨学金を受けてクルマでアメリカ48州を撮影した回ったわけだが、ニュージャージーのアパートだろうか、星条旗で半分隠れた窓越しに、多分パレードを見ている人たちを撮影した「Parade」と題された写真に始まって、テキサスの路上に止められたクルマに乗った女性と多分その息子の写真「U.S.90」まで83枚の写真のすべてが、普通の人たちの普通の姿が写されている。

 まさにジャック・ケルアックが最初の『THE AMERICANS』の序文で書いたように、それは「疾走」という言葉がふさわしいような、疾走感のある写真集ではあった。

 特に事件もなく、ごく当たり前の普通のシーンの連続は、現代なら「コンテンポラリー写真」という呼ばれ方をされたりするわけだが、当時は「写真は(まだ)特別なもの」という時代だったから周囲からは酷評され、フランクはスチール写真をやめ、ドキュメンタリー映画の方向へ進もうとしたりしていた。

 そんなフランクが再び写真家として復活するきっかけとなったのが、この『The Lines Of My Hand』だったのだ。

 で、じゃあその作風は変わったのかと言えば、いやいやまったく変わっていないのであった。相変わらず、ごく普通の人たちのごく普通の姿をカメラに収めているだけだ。

 いいなあ、こういう写真って。

 私にも撮れそう、って撮ったのが下の写真。

 やっぱり、私はロバート・フランクにはなれませんね。

Dscf7479futari

Dscf7472ufjFujifilm X10 @Ikebukuro, Toshima (c)tsunoken

ロバート・フランク写真展 PART 1 THE LINES OF MY HANDは4月27日まで

ロバート・フランク写真展 PART 2 QUIET DAYSは5月1日から6月1日まで

gallery bauhausにて

『THE AMERICANS』(ロバート・フランク著)

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