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2013年4月20日 (土)

『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』はこれまでの言っていることとは180度ちがうけどね

『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』シリーズで有名な橘玲氏が、何故か今度は「日本の銀行の普通預金が最強の金融商品」と言っている。

 その間にどんな変化があったのだろう。

20130418_2216日本の国家破産に備える 資産防衛マニュアル』(橘玲著/ダイヤモンド社/2013年3月15日刊/4月1日電子版刊)Kindle版の方\975も安い。

 まあ、一番は「アベノミクス」なのだろう。

 アベノミクス自体は単なるかつての「高度経済成長よもう一度」というだけの、単なる「ナツメロ」路線に過ぎないわけで、その先に何があるのかはまったく考慮していない政策なのである。

 で、アベノミクスと呼ばれている大規模なリフレ政策の効果によってか、市場は異常反応して、既に日経平均株価は1万3000円を超える状況になっているし、大幅な円安になって、なんか気分だけは日本経済が復活したような気持ちになっているが、当然、商品の価格は穏やかに上昇をはじめていてインフレが始まったようになっている。

 しかし、政策は結果ではない以上、アベノミクスの結果もどうなるのかわからない。で、橘氏は日本経済の未来には、次の3つしかないという。

①楽観シナリオ アベノミクスが成功して高度経済成長がふたたび始まる
②悲観シナリオ 金融緩和は効果がなく、円高によるデフレ不況がこれからも続く
③破滅シナリオ 国債価格の暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻し、大規模な金融危機が起きて日本経済は大混乱に陥る

 で、第3の「破滅シナリオ」にも3つのステージがあるという。

第1ステージ 国債価格が下落して金利が上昇する
第2ステージ 円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる
第3ステージ(国家破産) 日本政府が国債のデフォルトを宣言し、IMFの管理下に入る

 という、3つのシナリオ、3つのステージである。

 私なんかの予想では①の楽観シナリオはまず絶対ない、で②の悲観シナリオから③の破滅シナリオに行くんだろうな、という予測をしているのだが、次のステージに関しては、多分第2ステージまではいくとして、第3ステージまでは行くのか行かないのかは分からないというところである。つまり、国の歳入・歳出の現状からすると、国債の発行部数はこれからも異常なまでに引きあがるだろうが、だからといって韓国のようにIMF管理の下に入るところまでは行かないのではないかという観測である。多分、それは国としての体面もある。

 更に、日本国債の買主はそのほとんどが日本の金融機関であり、言ってみれば日本の子にの中でお金が回っているだけのである。つまり、日本の国力はまだまだ落ちているわけではなく、そのほとんどが銀行預金などに「貯め込まれている」だけなので、それを少しずつ使っている状態では国家の破綻は起きないという判断。

 で、橘氏によれば、『①「楽観シナリオ」と②「悲観シナリオ」および③「破滅シナリオ」の第1ステージまでは普通預金こそが最強の資産運用だということです』ということなのだ。つまり、成長シナリオやデフレシナリオでは当然、利息は低くても、取り敢えずは普通預金が一番の方法だというのはよくわかるし、破滅シナリオになっても、金利が上昇する側面では、まだ普通預金が資産運用(資産保護)のためには一番良い方法だというのはよくわかる。

 で、破滅シナリオの第2ステージになってしまったら、もはや普通預金で資産を守るわけにはいかなくなるのでどうするかということになるのだが、その時に橘氏が薦めるのが、「国債ベアファンド」と「為替コストの安い米ドルを保有する」「外貨預金」だという。

 で、最後の最後、第3ステージになってしまえば、最早日本を捨てて外国に行ってしまうということなんだろうな。それもいいじゃないか。

 とはいうものの、そこまで行かずに第2ステージの段階でも、『一般に「インフレには株式と不動産が強い」とされますが、財政破綻が引き起こすインフレではこの法則は通用しません。インフレで株価や地価が上昇するのは、賃金の上昇と経済成長がともなうからです。インフレ・高金利にもかかわらず失業や不況が続くスタグフレーションでは、株価も地下も下落することになります』というけれども、しかし、やはり株価は日本中同じ状況で進むのだけれども、地価は場所によって異なる変化を見せる。

 一般的な地価はマイナスになっても、例えば東京都心の地価はどうか。例えば日本全体に地価が下がっても、外国の富裕層や投資家が買うような東京の地価は下がりようもないのだ。とにかく「買い」が多い地区では取り敢えず地価のことを憂う必要はないということ。

 ということで、多少無理してでも、都心の(取り敢えずは山手線の内側の)土地・不動産を持っているのが、一番のリスクヘッジなのではないだろうか。

 とまあ、猿の浅知恵で考えたことではあります。

 それがどう出るかはわかりませんけれどもね。私はそう考えているというだけの話。

日本の国家破産に備える 資産防衛マニュアル』(橘玲著/ダイヤモンド社/2013年3月15日刊/4月1日電子版刊)Kindle版の方\975も安い。

前にはこんなことを言っていたんだがなあ。

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