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2013年3月11日 (月)

時の鐘と蔵のまち川越散歩カメラ by Rolleicord

 Rolleicord(ローライコード)はFranke & Heidecke社が1928年に発表したRolleiflex(ローラーフレックス)の廉価版として1933年に発表したカメラである。

 これを撮影したのはローライコード Ia-1型といって1936年に発売になったモデルである。フィルム送りのストップ機能がついて、フィルム窓を見ながら巻き上げなければならないローライコードI型よりは多少速写ができるようになったカメラなのだ。

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 この速写性に目を付けた報道関係者がこのカメラを使い始め、この60mm×60mmというブローニーサイズが普及することになった。当時はまだ乾板カメラがまだ主流で、このサイズのカメラですら小型カメラなのであって、35mmのライカとかなり張り合った時代でもあった。

 この、「ロールフィルムを使う速写・小型カメラ」を普及させたのは、第二次世界大戦中の戦争カメラマンたちであり、ロバート・キャパもライカとローライフレックスを使っていた。で、キャパはもっぱらライカ(DⅡ)を、ゲルダ・タローがローライを使っていた。

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 しかし、速写と言っても、ローライのファインダーは当然ペンタプリズムなんかは付いていないので、左右は逆像になる。ので被写体が右に動けばファインダーでは左に動くわけで、動く画像を撮影するにはちょっとコツがいる。つまり戦争カメラにはあまり向いていなかった、ということ。

 ために次第に戦争カメラはライカやコンタックスなどのレンジファインダーカメラになっていった。それには連続12枚対連続36枚というロールフィルムの撮影枚数の問題もあったのかも知れないが。

Img007k

 私のこのローライコード Ia-1型は、しかし、私が購入したカメラではない。いくらライカが好きだからと言って、それはライカの完成度が好きなのであって、別にクラシックカメラ趣味はないのだ。

 このカメラは妻の父親の形見のカメラなのだ。と言っても、義父が12才の頃のカメラなので、もしかしたら義父の父親譲りのカメラなのかも知れない。義祖父は医者でドイツに留学していた時期があったそうなので、多分、その可能性は強い。

 ただし、義父がそれをせしめていたことは十分考えられる。なにせ、義父は今で言う「オタク」みたいな人だったからね。

Img017k

 しかし、このカメラについているカール・ツァイス・トリオター7.5cm というレンズはなんとまあ味のあるレンズなのだろうか。フィルムを詳細に見ていると、結構ピントはシャープであるが、ボケている部分になんか時代が写っている。

 なんか2013年の川越が、どこか1936年(昭和11年)の川越のような雰囲気で写っているではありませんか。

Img009

 まさに時代まで写し撮るような味のあるクラシックカメラなのでありました。

Rolleicord Ia-1 Carl Zeiss Triotar 7.5cm F4.5 Tri X @Kawagoe (c)tsunoken

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