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2013年1月 2日 (水)

"NEWSWEEK" #LAST PRINT ISSUE

"NEWSWEEK"の2012年12月31日版(アジア版では1月7日号)が"#LAST PRINT ISSUE"と名付けられて発行された。

 つまり最後の印刷版ということで、2013年1月からはデジタル版になってiPadやKindle、スマートフォンでどうぞということなのだ。

 編集長のティナ・ブラウンの巻頭言のタイトルは" A NEW CHAPTER : Sometime, change isn't just good, it's necessary"というもの。巻頭言の最後のセンテンスは"This is not a conventional magazine, or a hidebound place."で始まる。つまり「ニュースウィークは伝統を墨守するだけの雑誌ではないし、偏屈でもない」ということ。更に、"It is in that spirit that we're making our latest, momentous change, embracing a digital medium that all our competitors will one day need to embrace with the same fervor."「我々の競争相手たちが取り巻かれているのと同じ熱情に囲まれた、私たちの重大にして最新の変化である」と続く。つまりニューズウィークもメディアの変化の波には乗り遅れるわけには行かないということなのだ。ただし、"One thing, however, will not change, and that is our commitment to journalism of the very highest quality. We would not be Newsweek if it were otherwise."「しかしながらただ一つ、我々の最高のクォリティにおけるジャーナリズムへのコミットメントは変わらないだろう。ニューズウィークは他の何物でもなかったし、これからも変わらない」と高らかに宣言する。

 巻頭言の最後は、"So as we say sayonara to print, we thank our 1.5 million loyal readers, and ask you to wish us luck and join us next year in our all-digital future."「私たちはプリント・メディアにサヨナラを言うにあたって、150万人の忠誠な読者にはありがとうと言いたいし、次の年からのフル・デジタル版でも幸せな出会いがあることをお祈りしたいと考えます」と締めている。

 既にご存知のとおり、印刷版は80年の歴史を閉じて、来年からはデジタル版だけになるということなのだが、まあ、最近はどんどん印刷版の広告収入も落ちていたし、読者もかなりデジタル版に移行していたようなのだから、それも仕方のないことである。「ニュースウィークは伝統を墨守するだけの雑誌ではないし、偏屈でもない」という言い方には多少の居直りもあるようだ。特に一時はアメリカ国内版だけで300万部以上の発行部数を誇っていた同誌も、最後は150万部になっていたというのはちょっとショックでもある。

 ただし、ティナ・ブラウン編集長が「最高のクォリティにおけるジャーナリズムへのコミットメントは変わらない」と宣言するとおり、ニューズウィークのリベラルな報道姿勢は、以前の親会社ワシントン・ポストと並んで、どちらかというと保守的なアメリカのジャーナリズムでは高く評価されるだろう。

 この「#LAST PRINT ISSUE」は表2見開きのロレックスの"FROM THE FIRST EDITION TO THE LAST, THANK YOU"という、その創刊号の分を載せた広告に始まって、"The Battle of Brand X"というニューズウィークの元編集長エヴァン・トーマスとタイムの編集長ジム・ケリーの対談の他、ジェーン・フォンダの『バーバレラ』のヌード(! って背中だけですが)、ニューズウィークの歴史や、アメリカの人種問題の歴史やジェンダーの歴史、ベトナム戦争や9.11のこと、昔の特集記事の紹介などが満載されていて、ちょっとした「保存版」とでもいう感じ。

 取り敢えず、買っておいて無駄ではない内容だ。

438pxnewsweek_feb_17_1933_vol1_issuこちらは創刊号

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