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2012年12月15日 (土)

『LINE』ってアプリがあったんだ……って、遅っ!

 LINEが登場したのが2011年6月、それが2012年10月末時点で、国内ユーザー3200万人、世界で約7000万人にもなる。おまけに現在全世界で毎月500万人ユーザーが増加し続けているスマートフォン・アプリなのである。だとしたらこれは速攻でユーザーになるしかない。と考えて早速アプリをインストールした。2012年12月の500万分の1になったわけである。

 そしたら、その瞬間から友達が沢山いるし、早速旧友から友達申請が来て、早速来年早々に飲む約束が出来てしまった。

 なんとまあ、安直な!

『LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか』(コグレマサト・まつもとあつし著/マイナビ新書/2012年11月30日刊)

 LINEがなぜこんなにも普及したのか。本書では『Twitterのように何でもかんでもオープンになる、Facebookのようにどこまで公開されているか分からない、といった状態が怖い人が、狭い範囲でつながるLINEのタイムラインを使い始めている感触があります』ということのようだ。

 通常、ITの世界では「アーリーアダプター」という新し物好きがいて、そんな人たちがガジェットであったりプリケーションであったりを面白がって使い始め、その後、一般のユーザーが使い始めるという普及の順番がある。ところがLINEの場合、こうしたアーリーアダプターはむしろ遅れてきたユーザーとなり、むしろ非IT系の若者からユーザー層が広がってきているのだ。

『ITに詳しくない人であればあるほど(つまり一般の人ということですが)、LINEのタイムライン機能を活用しているようです。
 これは先述したことでもありますが、ITに詳しい人には、TwitterやFacebookといった代替手段が既に存在しているため、あえてLINEのタイムラインを使う必要がないのです。
 しかし、Twitterではオープン過ぎて使いにくい(知り合いだけでコミュニケーションできればよい)、Facebookは高機能で分かりにくい(どこまで公開されちゃうの? タグ付けされても大丈夫なの?)、という人たちには、アドレス帳ベースの知り合いだけがつながるLINEのタイムラインがしっくりきたというわけです』

 ということなので、それはIT関連の仕事をしているオジサンたちじゃない、もっと若い人たちから広まっていった、という理由にも頷けるものがある。更に、ユーザーの中心層は『スマートフォン中心でパソコンを普段は使わないような若者が中心』であるようだ。ということは、今やパソコンを持っているのは当たり前になっている大学生は、あまりLINEを使っていないのだろうか? 

『大学生の学年が低い(=年齢が若い)ほど、LINEの利用率が高くなるというものです。なぜこのような傾向が現れるのでしょうか? 二つの仮説を挙げることはできます。
仮説1)
 学年が進むにつれ、友人同士のカジュアルなコミュニケーションよりも、就職活動に向けた情報交換や、自己PRの機会としてSNSを活用することになる
仮説2)
 スマートフォンへのユーザーシフトが若い世代でも起こっているが、最初に使うコミュニケーション手段が、スマートフォンとの相性がよくカジュアルなコミュニケーションに向いたLINEである』

 確かに、「友達の友達は皆友達だ」という開いたつながりが基本的にSNSのつながりであるからこそ、SNSを就職活動にも使えるわけであるが、どちらかというと閉じたつながりのLINEの場合は、そんな就職活動用の「自己PR」何かには使えないわけだ。だとすると、高校生あたりにはLINEは親和性のあるメディアであるかもしれないが、大学生にもなって多少は社会性を持った存在になると、あまり使えなくなるというメディアなのか。

『ここにLINEが抱えるジレンマもあると言えます。若年層にとっては気楽で使いやすい反面、社会人が仕事の連絡や、自分の実績のアピールなどに使うにはLINEはカジュアルで、空間が閉じられ過ぎているのです』

 ということなのであるが、それこそユーザーによるメディアの使い分けの問題だろう。つまり、友達のようなカジュアルな関係の人にたいしてはLINEを使って、そうじゃないオフィシャルな関係に人たちにたいしては他のSNS、TwitterやFacebookを使って表現し、あるいはブログなんかで書いたっていい。当然、今LINEを使っている若者たちだって、そのくらいのメディアの使い分けはできるはずだ。というか、その程度のメディアの使い分けができなければ、今の世界で生きていく価値はない。

 様々なメディアがあって、様々なユーザーがあって、現代世界は動いていく。ユーザーは上手にメディアを使い分ければいいのだ。問題は『個々のユーザーの情報リテラシーと。サービスやツールの進化、そしてそれらに応じた社会の変化という3つの要素の足並みがある程度揃わない限りは、こういった難しさ、居心地の悪さから私たちが解放されることはないのです』ということなんだろうけれども、そんなにバランスのとれた社会ができるはずはない。社会は基本的にアンバランスなものなのだ。そんな、アンバランスな社会で自らを律していくのが、この情報社会では「情報リテラシー」なわけだ。

『自動車に例えると分かりやすいかもしれません。移動手段として急速に普及した自動車は、誕生当初さまざまな問題を引き起こしました。道路インフラが未整備だったり、運転技術が未熟であれば事故の起こる確率はさらに増します。
 一方で、自動車関連の技術はどんどん高まり、よりスピードが出る車が大量生産されたわけです。今、インターネット、特にソーシャルメディアの分野でそれに似た状況が生まれていると言えるのではないでしょうか』

 と言うことであれば、それこそ運転技術を向上させるしか方法はないのだろう。つまり、情報リテラシーを上げるしか方法はない。

 それがネットと付き合おうとする人間の基本的な、あくまでも基本的な「マナー」なのである。そんな「マナー」すらわきまえないでネットと付き合おうとするなら、炎上でもなんでもすればいのである。

 いずれにせ、日本発のアプリが世界に進出というのは、楽しい。ネットの世界は普及したものが正しいのだからね。

 

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