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2012年11月15日 (木)

Inter BEE 2012 の会場から

 Inter BEEというのは日本風に言えば「国際放送機器展」、アメリカでやっている本家本元 International Broadcast Equipment Exhibition の日本版というわけである。放送に関わる映像と音と通信のプロフェッショナル器材の総合展示会であるが、このうち「通信」は最近の放送のデジタル化の流れの中でいやがおうにも存在感を増した「放送と通信の融合」というものを背景に様々なソリューションの提供ということで、出展するメーカーが特にソフトウェア関連で増えている。

 プロ用機器だけなので、来場者はそうした制作現場の担当者や学生ばかりであり、こうした展示会としては地味である。毎年開催していて、私自身としては個人的な興味で映像部門、仕事的な意味で音響部門をウォッチしているわけなのだが。

2012_11_14_070_2会場全景

「日本版」と言っても、SONYは世界の放送機器のトップメーカーであるから、SONYが開発した、あるいは開発している機材が世界中の放送機器のトレンドになるのである。したがって、SONYの経営危機なんてものはこの世界には関係ない。サムスンやLGなんかは「民生用の汎用製品の生産技術では日本に勝っている」が、プロ用の先端技術ではSONYに圧倒的なアドバンテージがあるのでほとんど関係ないし、パナソニックもプロ用器材ではマイナーな存在なので、この赤字状態からかちょっと前から出展していない。

2012_11_14_017_2ソニーはシネアルタを中心とした4Kシステムの展示が中心

 したがって、SONYのブースが会場の中心的な位置を占め、ブースも巨大である。

 SONYはデジタルシネマであるCINEALTAブランドの展開として4K映像(走査線が4000本)のスーパー35mmフォーマットのカメラ「F35」「PMW=F3」を中心とした映像シズテムを提案し、同時に今年開発した8K映像のカメラ「F65」の提案をしているので、多分来年のInter BEEではこちらの8K映像が中心になるのだろう。4Kでも十分なのに8Kまで行ってしまえば、最早銀塩フィルムの解像度を超えてしまうのであり、あとは監督・キャメラマンのこだわりで銀塩フィルムを使うのみという世界に入ってしまう。しかし、銀塩フィルムみたいなしっとり感のある映像もいまやビデオで可能になっているので、今後ますます銀塩派は立場がなくなってくるだろう。

 うむむ、プロ機器の凄さを見た気になる。 

2012_11_14_026_2XDCAMのコーナー

 私が気になったのはこちら、XDCAMの器材の小ささだ。プロ用ビデオカメラ(当然HD撮影ができる)としては本当に小さくて、一番小さい「XDCAMメモリーカムコーダー PMW-100」なんかはレンズ込みで1.8kgという主さであり、おまけに希望小売価格が税抜きで390,000円というお値段であり、「これなら買える!」と思わず考えてしまった。

 ただし、それはカメラだけ買えば済むって言うもんじゃなくて、システム全部そろえなければ意味がないわけなので、そうなると何百万円の世界になってしまい、当然購入しても意味はないのである。やっぱり民生用のハイスペック機NEX-VG30まで待とうかな(あるいはNEX-VG20の売れ残り品を狙うとか)。
2012_11_14_061_2SSLはお得意の各種コンソール

 こうしたコンソールを見ても、私はスタジオマンじゃないので最早あまり興味はわかない。以前は仕事上の興味はあったのですがね。

2012_11_14_046_2立教大学現代心理学部映像身体学科のブース

 東京工科大学を始め各大学の映像関連学部や学科もブースを展示。これは学生向けというよりは映像業界向けのリクルート用なのだろうか。

 Inter BEEは幕張メッセで11月16日まで開催中。

 事前登録はコチラまで→ https://regist.jesa.or.jp/interbee-regist/index.php?lang=0

Nikon D7000 AF-S Nikkor 10-24mm @Makuhari (c)tsunoken

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