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2012年10月24日 (水)

ウォーレン・バフェット氏は『いまこそ日本買い宣言』をしたそうであるが

 なんかブログの読者が急に増えている。例えば10月22日の「 『やっぱり! 株はデイトレ』と言ったって、貴方、人間失格したいですか」が、それまで普通に毎日500~600PVだったのが突然901PVとなってビックリしたのが、なんと昨日の「ジャパンカップ・サイクルロードレース2012」に至っては2000PVに迫りそうな勢いでアクセスが伸びている。デイトレーダーの悪口を書いたのがちょっとは面白がれたのかも知れないというところは理解できるが、さすがに超マイナーなサイクルロードレースで更にアクセスが伸びるとは思っても見なかった。

 なんか悪い冗談なのか、誰かの仕掛けで糠喜びをさせようという仕掛けなのかもしれないが、やはり読者が増えるというのは嬉しいもので、とりあえずはお読みいただいてありがとうございます、と言っておこう。

 で、今日のエントリーである。

 日経e新書というのが創刊された。

 日経新聞や日経関係の雑誌などに連載された記事を読み物にしたもので、電子書籍だけの販売である。したがって、この本はAmazonでは買えないので要注意。表紙の画像をポチっとしてもAmazonには飛びません。いくつかの電子書籍店で販売しているので、デバイスを持っている人は、自分のデバイスで買える書店で買ってください。下のリンクをポチっとしてね。
Book_28_lar_2http://pr.nikkei.com/ebooks/list/book/index28.html

 ということで、いくつかこの日経e新書を買ってみたので、今日からそれらの本について書き、いくつか読んでから、日経e新書のまとめをやってみたい。

 で、一番最初が『いまこそ日本買い宣言 バフェットが語る株式投資・戦略論』(日経ヴェリタス編/日本経済新聞社/2012年9月1日データ作成)である。

 しかし、この日経e新書というのは「何かすごいスカスカ」なのである。私の使っているのはSONYのReaderなのだが、その場合1ページの表示が「28字×15行=420字」で、一般的な新書だとだいたい1ページ600字くらい(岩波新書だともうちょっと多い)で、日経e新書の1ページの分量は約2/3くらいだ。で、この『いまこそ日本買い宣言」は130ページなので、一般的な新書だと80ページちょっと、次に取り上げる『なぜ若者は身の丈で幸せか』は249ページなので一般的な新書で160ページくらい、三番目に取り上げる予定の『C世代駆ける』でようやく537ページで一般的な新書だと340ページくらいになる。

 このスカスカ振りが「日経e新書は何故紙の書籍で出さずに電子書籍だけなのか」をとくカギがありそうだ。その辺の検討結果は三作目を取り上げたあとで述べることにしたい。

 なんて本の内容とは関係ないところで随分スペースを使ってしまった。それもこれも、本書の内容によるものなのだ。

 つまり、ウォーレン・バフェット氏といえば、毎年の世界長者番付でマイクロ・ソフトのビル・ゲイツ氏に次ぐ第2位の位置を保ち続けて、いまや個人資産6兆円とも言われている大金持ちであり、同時に世界的に有名な投資家として投資会社バークシャー・ハサウェイを率いて、世界経済にも大きな影響を持っている人物である。なんたってバークシャー・ハサウェイ社は300億ドルを超える手元資金を抱えているのだそうだ。300億ドルっていったら2兆円ですよ2兆円。

 この人の投資戦略は至って単純。

『マクロ環境をもとに事業を売ったり買ったりしたことは一度もありません<中略>日々のニュースを基準に売り買いの判断をするようになったら、絶対に投資で成功できません<中略>長期投資家であれば、企業の10年後をじっくりと見据えたうえで投資すべきです』
『事業そのものにほれ込んだ銘柄には集中して投資し、いったん保有したらめっなことで手放さない』
『長期投資を好むバフェット氏は、株式の値上がり益にはこだわらない。投資先の企業が安定して利益をあげて配当を続け、さらに余剰資金で自社株買いをして発行済み株式数を減らすことを望む』
『気に入った銘柄に一気に多額の資金をつぎ込み、長期に保有するのがバフェット流の真骨頂だ。長期に持ち続ける銘柄のことを、かつては「永久保有銘柄」とも呼んでいた』

 というバフェット氏が、バークシャー・ハサウェイの子会社IMCインターナショナル・メタル・ワーキング・カンパニーズB.V.が2008年に買収した、超硬合金を用いた切削工具の製造・販売をおこなう世界的な会社である日本の株式会社タンガロイを訪問した際に、日本企業にも興味を持っているということを話したのが本書のタイトルのきっかけになっている。

 しかし、上記のバフェット氏の投資哲学とはまさしく王道の哲学であり、それを実施するためには莫大な資金を要する。特に『株式の値上がり益にはこだわらない』という部分なんかは、それこそ細かい値上がり益を気にして日に日に100~200の売り買いを続けるデイトレーダーにとっては「とんでもない」哲学のように見える。

 バフェット哲学こそ確実に株で稼ぐ方法であるわけなことはデイトレーダーでも知っている。しかし、そのためには莫大な資金が必要なわけで、せいぜい1億円くらいの資金で株をやるとなると勢い「値上がり益」を望むようになる。しかし、株が値上がりするということを予想することは誰もできない。まさしく『日々のニュースを基準に売り買いの判断をするようになったら、絶対に投資で成功できません』なのだが、しかし、デイトレーダーにとっては、自分の少ない資金をまさしく『日々のニュースを基準に売り買い』しなければならない。どころか、単なる勘だけでの売買もある。しかし、そんなことをしたら絶対に投資で成功できませんなんてことでは、株をやる意味はないだろう。というか、まさしくそれはデイトレーダーに敗北宣言をせよと言っているに等しい。

 まあ、デイトレードはギャンブルであるから、たまにはギャンブルで勝つ人も出てはくるが、しかし大半は損をして退場するのだ。

 そうか、やはりデイトレードは、実際の企業の経営とは何の関係もない、単なるギャンブルだったのである。

 って、何を今更知った風な……。

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コメント

毎日 読むのも たいへんですね
このブログ??を読むのも たいへんだもん^^::

株でもうけていたのはもう30年ほど前になりますが、3000万ほどの資金があったですね。
2000万を越えるのに10年。3000万になるのに5年。5000万になるのに3年。
資金がナイトだめですね。
金がなくなってから、一度300万でやりはじめたことがありましたが、
たったの一ヶ月で雲散霧消しました^^::
それ以来 資金がないので やっていない。
はい それまで~~~~~~~~~~よ!!

ひくい値で買い たかくなるまで 待つ
バフェットさんの方法は だれにでも できるってものじゃないですね

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