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2012年9月10日 (月)

ヴェルタ・ア・エスパーニャは本日終了(スペイン時間)

 スペイン人のアルベルト・コンタドールが総合優勝してことしのヴェルタ・ア・エスパーニャは終了したわけである。

Photo_pickuprace(c)Yuzuru SUNADA

 三大ツールといういい方がある。UCIもこの三つの3週間を通じたレースを他のワンデイレースやツァーレースとは別格において大事にする。

 しかし、大きな違いがある。三大ツールといってもその規模の大きさでいったら、やはりツール・ド・フランスが一頭地抜けてて、ジロ・デ・イタリアとヴェルタ・ア・エスパーニャは、どちらかというとローカル・レースとまではいわないけれども、なんかそれに近いイメージがある。

 何故か?

 勿論、スポンサーやメディアが落とす金の問題もある。ツールとジロやヴェルタでは、かかる金の問題も桁違いなのである。それは、ここ数十年の三大ツールの状況を見ればよく分ることで、如何にスポンサーがツール・ド・フランスしか見ていないのか、ということが分る。まあ、企業スポンサーなんてそんなものである。雑誌の世界でも類誌NO.1かどうかで、広告収入はまったく違う。まあ、英語では第一位は「WINNER」であり、第2位以下は単純に「LOSER」(敗者)であるというからね。一位でなければ、そのほかは全部負けというのは分りやすい。

 しかし実は、そういう経済的な問題ではないのだ。

 ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリア、ヴェルタ・ア・エスパーニャの違いは何だろう。

 実は、最近での開催国の自国選手の優勝の数の少なさなのである。つまり、当然ツール・ド・フランスは一番少ないわけで、ここ何年かはフランス人が上位に来ることすら少ない。それに比べて、ジロやヴェルタでのイタリア選手やスペイン選手の優勝の多いことよ。

 ということは、それだけツール・ド・フランスが世界に向けて拡げられているということなのだろう。当然、ツールも初期の頃はその優勝者の殆どはフランス人だった。それは当然フランス人が読む新聞の販促イベントとして始められたレースであるから、基本的にフランス人が勝てば単純に嬉しい。ただし、ツールが大きくなればなるほど他国の選手が活躍するようになる。最初はイタリア人、ついでドイツ、スペイン、オランダ、アメリカ、最後はイギリス人と言う具合に。

 これは何か別のスポーツの状況に似ていないだろうか。

 柔道である。皆さんはオリンピックや世界選手権などで個々なわれている「JUDO」が何か日本で行われている「柔道」と違うことに違和感を感じているのではないだろうか。

 柔道は日本だけの武道ではなく、世界に通用するスポーツとして発展しようとした。その結果が東京オリンピックのアントン・ヘーシンク氏である。まあ、ヘーシンクの場合はまだ日本式の「組み手」をベースの柔道をやっていたけれども、結局、勝ちは体重を利用した「押さえ込み」であったように思う。

 で、その後、世界スポーツとして発展してきた柔道は「JUDO」となり、世界語として通用するようになる一方で、日本の言葉、日本の武道ではなくなっていった。

 それがツール・ド・フランスなのだ。最早、フランス人が勝たなくても、一番嫌いなアメリカ人が勝っても、とりあえずは興奮してくれるフランス人って、さすがに世界で一番文化が進んでいる人種ではあるな。まあ、これは実はウソで、基本的にランス・アームストロングに対するドーピング疑惑をずっと言っていたのがフランス人なのだ、と考えると、やはりフランス人はアメリカ人が嫌いなのかな、とも思ってしまう。

 閑話休題、要は自国の選手が勝たなくても、そのスポーツを支持するというのは、かなり高度な知識・常識・良識をもっていなければできないことであり、それはそれで大事なことであり、それができる高度な文化を持ったフランス人は、取り敢えず尊敬はしておこう。

 しかし、本当のフランス人の本音ってどうなのだろうか?

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