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2012年7月27日 (金)

『常識からはみだす生き方』というより具体的な「ノマドの技術」である

『キーワードは、ずばり「世界征服」。創造力を活かした個人事業、キャリア自立、徹底した目標設定、人とは違った旅』いいね!

『常識からはみだす生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」』(クリス・ギレボー著/中西真雄美訳/講談社/2012年7月10日刊)

 クリス・ギレボー氏のwebサイト"The Art of Non-conformity (従順にしない技術)"にメールを送ったら、早速返って来た返事の中の一節が;Our core message is: You don't have to live your life the way other people expect you to. You can do good things for yourself and for others at the same time.(我々の中心的なメッセージは:他の人の期待するように生きる必要はない。あなたは他の人と同時に自分自身に対していいと思うことがやれる。)というものだった。

 まあ、これはほとんど機械的に返ってくるメールだろうから、もういちど、今度はギレボー氏の本を読んで、書評をブログに書く予定だ(ただし日本語でね)ということを書いて送ったら、またまた返事が返ってきた。

Thanks so much for your kind note! It's great to hear from you, and I'm so glad to know you've enjoyed the book.
It seems we have a number of new Japanese readers who are pursuing their own unconventional path. I wish you well and hope to see you somewhere.
All best,

 という具合にね。さすがにこの素早さ、キメの細かさが人気ブロガーになる理由なのだろう。やはりブログで多くの読者を獲得する基本的な方法は、こうしたキメの細かさによる「この人いい人」イメージなのだろうな。

 もうひとつ、ギレボー氏の本書と、 6月14日のエントリー『ノマドワーカーという生き方』の立花岳志氏との共通点が「ライフプランニング」である。つまり、まず「理想とする完璧な一日」を書き出し、次に「死ぬまでにやっておきたいこと」を書くわけなのだが、そうはいっても「死ぬまで」というのは漠然としているので、その前に、「1年後、5年後、一生」という段階で書き分けるという方法だ。これは、立花氏の「一日、1週、1ヶ月、3ヶ月ごと、1年、5年」というのと同じである。なるほど、そうやって短期的・中期的・長期的な目標を設定しておかないと、ノマドという殆ど自分ひとりで生きていく生活では、たちまち生活が乱れてきてしまって、立ちいかなくなるのだろう。この辺は、そうした目標設定は会社がやってくれて、その中であまり頭を使わずに生きていけるお気楽なサラリーマンとはおおいに違う点である。

 私も「この10月からはノマドだ」なんて偉そうなことを言っているわけなのだが、それを実現するためには、やはりギレボー氏や立花氏のように、きちんと自分を律していかないといけない、ということなのだろうな。

 さらにこのギレボー氏、高校こそ中退なのだが、それから先が凄いことになっていて、地元のコミュニティカレッジ(日本で言う専門学校か短大のようなもの)に進むと、そこで4年制の大学に転入できるだけの単位を修得して大学に転学。大学に転学したあとは、最大限の履修単位を修得し、コミュニティカレッジでも単位を修得、おまけに他の大学の通信制で学ぶなど、2年間で入学した大学、以前から通っていたコミュニティカレッジ、第2のコミュニティカレッジ、通信制の大学ですべての履修単位を修得し、ふたつの大学から学位を受けているのだ。多分、型にはまった高校の授業に飽き足らず、自分で自由に授業を選べる大学の学び方が合っていたんだろう。つまり、学び方もまさにノマド! ということなのだ。その後、西アフリカでボランティア活動をした後、ワシントン大学の大学院に入ったわけだが、それも無試験で入っている。この辺は、ボランティア活動体験なんかを学習として認めるアメリカならではの考え方だ。それを「大学院 VS. ウェブの世界」ということで、費用その他を天秤にかけて、結局ウェブの世界を選ぶところもまさにノマド!

『イノベーションは、起業家や、リスクを受け入れ新しいことに挑戦しようとする人の手によって生まれる。社会正義の改善は、権威に疑問を抱く人々によってもたらされる。「理にかなわない」「実用的でない」というのは、僕には悪いことのように思えない。だからこそ、現状に満足していない人々に別の道を提案しているのだ。“現実の世界”はそこで満足している人たちに任せて、“生きている実感のある世界”にいっしょに入ってみないか。』という提案は、実に素晴らしい提案に思える。

 ただし、その提案を受け入れることは、自分に対して自分で責任を持つということでもある。

 つまり、誰もが自分の「生きた証」(レガシー)は欲しい。しかし、そのためのレガシープロジェクトを実現するためには、常に以下の5つのポイントを検証しなければならない。

・ビジョン――そのプロジェクトのおかげで世界はどう変わるか。
・恩恵を受ける人(ベネフィシャリー)――そのプロジェクトの恩恵を受けるのはどんな人たちか。
・おもな方法。メディア――そのプロジェクトをどうやって実行するか。
・成果(アウトプット)――結果として何が生み出されるか。
・評価基準(メトリクス)――成果の度合いはどんなふうに評価されるか。

 ギレボー氏にはギレボー氏なりのポイントがあって、人それぞれ皆そのポイントは異なるだろう。それでいて、常にそのポイントを自分で検証しなければいけない。それはそれで大変なことだ。

 え? 私? とりあえずブログを書くことと、旅に出ること……かな。

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コメント

とは言っても、ちょっと先になりますけれどもね。

旅に出るんですか?
じゃ、どこかでお会いできるかもしれませんね。

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