関東学生アメリカンフットボール2012春終了!
7月1日は関東学生アメリカンフットボール連盟、2012年春の開催最終日だった。
アミノバイタルフィールド第一試合は早稲田大学対釜山大学の交流戦(41対12で早稲田)、第三試合は医科歯科大学の交流戦ということなので(8対0で東邦医科歯科大が東京医科歯科大に勝利)これも無視。実質的な関東カレッジフットボールの春閉幕戦はこの立教大学対拓殖大学戦なのだった。
試合開始直後、拓殖大No.1、柳沢選手のQB(クォーターバック)ランでタッチダウンを上げて、まあ、今日は拓大・柳沢に走りまくられて立教苦戦かな、という予想の展開であった。
というか、残念ながら拓大の場合は、柳沢のQBランしか見所はないチームというか、そんなチームなので、昨年、柳沢が関東一部リーグでリーデイング・ラッシャーであるにも関わらず、二部に降格したのであろう。本当に、拓大は柳沢がいなくなってからのことは考えていないのだろうか。とするなら、それこそ拓大首脳陣のアタマの悪さとしか言いようがないだけれども。
一方、立教大はこの試合No.16、2年の瀬本を基本的なQBに据えて、No.18山本は控えに置いている。2年生の瀬本を今日の試合の基本QBにおいたというところに、立教大の今年の秋以降の試合の展開が見えているようだ。
前々の試合の東京都市大戦の第4クォーターで最初に起用された瀬本は、さすがに昨日の試合は3戦目なのだろうというぐらいの試合慣れをしてきていて、ランにパスに落ち着いたいいところを見せていた。立教にはいいレシーバーもいるしね。柳沢のまねをして自分で走ってすぐにツブされたのはご愛嬌というところ。
おまけに立教大はNo.7小川のキックオフ・リターン・タッチダウンなんて大技を見せてしまったり、とにかく3~2年生の活躍が面白かった。
まあ、最後は拓大としては柳沢が自分が持って走るしかないというところで走っていたが、やはりアメリカンフットボールはチームスポーツなのだ。11人対1人では勝ちようがなく、結局41対24で立教大の勝ちになったわけである。
しかし、QBだけじゃなく、テイル・バックやパンターまでやっちゃう柳沢って何なのよ。彼は日体荏原高校アメリカンフットボール出身だ。なのになぜ日本体育大学で採らなかったのかな、という思いと同時に、結局、日体大としてはそんなに何でも出来る奴はいらない、もっと自分のセクションの仕事が出来る奴が欲しい、というとで採らなかったんだろうな。
で、拓大にいったわけだが、それが彼の優秀さを示すことにはなんったんだろうけれども、チームは今年二部。今年何とか頑張って一部に昇格し、4年は一部で終わらせたいというのが3年生の柳沢の思いだろう。
しかし、そのためには、自分だけじゃなくて、他のチームメンバーのグレードアップも目指さなければいけない。
Nikon D7000 AF-S Nikor 70-300 @Chofu (c)tsunotomo
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