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2012年6月 5日 (火)

『スティーブ・ジョブズの真実』では見えてこないものもある

 5月15日のエントリーで書いた『バトル・オブ・シリコンバレー』は、スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの確執を描いたドラマだったが、今回は完全なドキュメンタリー。それも、マイケル・ムーア式の「初めっから方向が見えているドキュメンタリー」じゃない、普通の事実を追っただけのドキュメンタリーが、今でもアメリカにあったんだという、ある種新鮮な、しかしある種古めかしい、ドキュメンタリーなのだった。

『スティーブ・ジョブズの真実』(タラ・パーニア監督/パトリシア・K・スモール脚本/スタックス・エンターテインメント製作/日本での発売元:ラインコミュニケーション/2012年5月20日)

 まあ、つまりスティーブ・ジョブズの生涯を、基本的にはアップル社に即して描いているドキュメントなのであるが、まあ、それだけと言ってしまえば、それだけ。何か、アップルやジョブズについての作者としてのコメントがあるわけでもない。もしかすると、これはテレビ番組として作られたドキュメンタリーをそのままDVD化しただけなのかな、なんてことを考えてしまうような、まさしく不偏不党のドキュメンタリーなのであった。いまどきNHKだってこんなドキュメンタリーは作らないぞ、っていう感じのドキュメンタリーなのでありました。まあ、それはそれで見るべきものがないわけではない。ウォルター・アイザックソンの評伝「上・下」を読んで、途中で挫折してしまった人あたり(というのも信じられない)が、なんとかジョブズの生涯に触れたいと考えるなら、まあ、取り敢えずは見ておくべきDVDかな、って言う感じの作品ではあります。ジョブズの“Stay Hungry, Stay Foolish”の演説シーンがそのまま収められているしね。

 コメントを寄せている人は以下の通り;

ヒルダ・ベイカー アップルの関係者らしいがよく分からない人
リーアンダー・ケイニー 「スティーブ・ジョブズの流儀」著者
ジョナサン・リップマン パブリシスト
アラン・シュガー
ジョン・スカリー アップル社元CEO
マーティン・ディーソン スクエア・マイル・マガジン編集長
マッド・アイザックス エッセンス社共同設立者
アラン・デウッチマン ネバダ州立大学リノ校教授
アンディ・ハーツフェルド 1979-1984までアップル社員
ジョナサン・アイブ アップル社員

 というところ。

 最初のヒルダ・ベイカーって何者じゃとも思うのだが、アメリカでは有名人なのだろうか、日本人の私にはさっぱり分かりません。というか、この人アップル製品ってもしかするとiPodあたりから後の商品しか知らないんじゃないかという感じで、別にそれでもいいんだけれども、しかし、アップルについて語るならやはりアップルⅡCとまでは行かなくても、せめてマッキントッシュかパワーブック位は知っていて欲しいんだけれども、どうもそうでもないらしい。なんか、普通のアップル好きのねーちゃんという感じだ。

 それからすると、やはりマーティン・ディーソン氏なんかはよく分かる。つまり、彼の周辺のクリエイター諸氏あたりはやっぱりMac派が多いということなのだな。確かに、デザイナーやイラストレーター、音響関係者や映像関係者なんかは皆Mac派だ。まあ、それだけMacとAppleは映像や音響、グラフィックに傾注したコンピュータであることは確かである。

 ただし、それはアメリカでのことである。日本では「文頭一字下げ」が当たり前なんだけれども、iPadではそれができない、っていうか、できるんだけれども面倒くさいのだ。だったら、Tabにしちゃえよってなもんです。

 まあ、それは日米の文化の違いだからしょうがないんだけれども、その文化の違いが「アメリカではパーソナル・コンピュータができた」けれども「日本ではパーソナル・コンピュータはできなかった」という違いになってしまったのは大きかった。何故なのだろうと考えると自然と分かってくるのだろうけれども、要は、ソフトウェアについての考え方なのだろう。

 日本は基本的に「モノづくり」の国らしいから、パソコンのハードウェアを作るのはいいけれども、ソフトウェアを作ることが出来なかった、というよりソフトを作るのは大会社ではなく小さな会社の小さなチームが作るというのが分かっていなかったんだろうな。で、結局、日本のパソコン業界はマイクロソフトの牙城に屈するこになり、一方ではAppleからも挟撃されることになってしまった。

 最近はパソコンを持っていない人が多いそうだ。私なんか家用、会社用、モバイル用の三台も使っているのに。いまや普通にiPhoneでパソコンに近い業務は行えてしまっているし、あとは会社のパソコンで仕事をすればいいわってなもんで、パソコンを持っていない……、昔(といっても20年位前ですが)には考えられなかった状況。

 そうか、時代はパソコンじゃなくて、もはやモバイルの時代なのね。でも基本的なことを言ってしまえば「モバイル」の後に繋がるのは「パソコン」じゃないかよ。それがパソコンでも、iPadでもいいのである。

 で、結局はノマドですね。なんて、勝手に自分の結論に繋げたりしてね。

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コメント

こんばんは!
ブログ拝見させて頂きました。

アップルの業績はやっぱりすごいですよね!まだまだ他の企業などは追いつけないのでしょう。

他にも今の海外・日本の動向などの記事があったので良かったら読んでみて下さい!

http://akb.cx/hQp

お邪魔しました)^o^(

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