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2012年6月10日 (日)

東京のインド人社会というものがある

 都営地下鉄新宿線船堀駅のそばにそれはあった。

「イスコン・ニューガヤ・ジャパン」という名の、ヒンズー教寺院なのである。外見は普通の小さな建物にしか見えないが、近寄れば礼拝の時間なんかが書いてあって、なるほどここが寺院であることはわかる。

 昨日は土曜日であったので、礼拝堂の扉は開いていなかったが、毎週日曜日には礼拝堂が開いているようだ。

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 隣が「野菜でつくるインド料理の店 ゴヴィンダンス」である。

 もともと、江戸川区にインド人が増えたというのは江戸川インド人会というのがあって、その会長を務める在日歴34年のジャブモハン・チャンドラニさんという人の存在が大きかったようだ。

 結局、西葛西に住むチャンドラニさんからインド人コミュニティが出発して、いまや西葛西に住むインド人は約2,000人。日本におけるインド国籍の外国人登録者は約2万2,000人なので、そに1割近くが江戸川区西葛西周辺に住んでいるようなのだ。

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 そのインド人たちが多く住んでいるのが、ここ江戸川球場脇にあるUR賃貸住宅のマンション街。確かに、礼金無し、契約更新料なしというUR住宅の条件は魅力的だ。おまけに、東京メトロ東西線の西葛西駅からは大手町まででも10数分でいけてしまう。IT関係の企業に勤務しているインド人たちにとっては職住接近の程よい場所の住み家なのである。

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 ただし、そこに行っても特別インド人が目立つわけではない。まあ、確かに、インド人らしき浅黒い親子たちはいるのだが、特別そんなに多いわけではなく、普段東京で見かけるインド人達とはそんなに頻度としては変わらない。多少、多いかなという感じではあるけれども。とにかく銀座通りで大声で喋っている中国人、インド人ほどには日本人とは見分けが難しい中国人とは、ちょっと違うようだ。

 問題は、このインド人たちが日本に定住することなく、2~3年でインドに帰ってしまう、あるいは別のところに移ってしまうということなのだ。

 つまり日本に来ているインド人は、その殆どがインド系企業か外資系の企業に勤めている人たちなのである。日系企業に勤務していればもうちょっと長く住み続けるのだろうが、残念ながら日本企業が外国人をそんなに尊重して使う例はあまり見られない。

 切り捨て可能な派遣労働者か(外国企業が企業買収の結果として送り込んできた)経営者だけである。まあ、インド企業がこれから力をつけてきて、日本に進出してきて、日本企業を買収して、そのトップにインド人が就くということは、これからはあるかもしれないな。

 そのころ、ここ西葛西とか、船堀とかの「古き頃からのインド人街」はどのように変貌するのだろか。池袋北口みたいになるのか、あるいは新大久保駅周辺みたいになるのか。

 多分、理性的なインド人はそれらとはまた別のインド人街を作るのか、あるいは、そうはせずに、東京のいろいろな場所にインド人の痕跡を残しつつ、しかし、マッスとしてのインド人街は作らないのか、といえば、多分、後者の方だろう。それが、インド人らしい処し方である。ロンドンでもそうだし。

 それでも、外国人が日本に来ても、スムーズに仕事や、学校に通えるようにしたいと考える、というかそうしないと日本が先進国であるという表明は出来ないんじゃないか、と考えるのだが……。

『移住者が暮らしやすい社会に変えていく30の方法』(移住労働者と連帯する全国ネットワーク編/合同出版/2012年3月15日刊)

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コメント

今日は、福井県からです。
数年前より、ヒンドゥー教の神々等、ブラフマ神・シヴァ女神・ヴイシュヌ神等(三神一体大黒天)が当地に降臨され鎮座しています。

 ブログを拝見しお便りさせていただきました。
 

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