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2012年6月14日 (木)

『ノマドワーカーという生き方』

 ノマドワークというよりは、フリーランスとしての生き方を書いた本なのだけれども、ブログをスタートにしてフリーランス化し、結局どこにいても仕事ができるということで、「ノマド」なのだなあ。

『ノマドワーカーという生き方』(立花岳志著/東洋経済新報社/2012年6月14日刊)

 で、本書を読んで一番最初に気づくことは、6月11日に『フリーで働く! と決めたら読む本』で中山マコト氏が書いていたことと同じことがやはり書いてあったということ。つまり、それはタイムマネージメントとタスクマネージメントをセルフマネージメントとしてやりこなすということなのだ。

 例えば、タイムマネージメントに関して言えば、『Chapter 1 これがフリーブロガーの1日だ!』に書いてあるが、毎朝午前4時30分に起きて、食事の前に健康管理、執筆を行い、朝食後再び原稿執筆、午後は友人とランチをしたり仕事の打ち合わせとランニング、夜はコミュニケーションとリラックスの時間。ということで中山氏の午前中はOUTPUT、午後はINPUT、夜はRESETという一日の時間の使い分けとほとんど同じような時間の使い分けをしている。それも、ほとんど毎日同じような時間分けのようである。この判で押したような決まりきった毎日って、それがフリーってことなのとも思うが、しかし、会社で決められた出勤時間や就業時間というものがないフリーの仕事ってことになると、かえって自分でそのような判で押したような生活を決めていかないと、ダラダラと毎日を過ごしてしまう結果になるのであろう。

 そういえば、私の友人で早期退職をきめ、今は毎日が日曜日状態の男がいるのだが、彼の生活も、毎日午前中はジムに行き、午後は買い物やたまに大学野球観戦、そして夜はビデオを見たり本を読んだりという、それも判で押したような毎日を過ごしている。う~む、サラリーマンの生活もフリーランスの生活も、結局は同じ人間である以上は似たような一日になってしまうのだな。ただし、フリーランスの方が外部からの規制がない以上、むしろ自ら律するというような形で規制していかないといけない、ということでサラリーマン以上の規制の仕方を自分からやらなければいけないということなのだろう。

 同じことがタスクマネージメントにも言えて、それは『Chapter 4 フリーブロガーの「デジタル・セルフマネジメント」ノマド&クラウド徹底活用』に詳しい。つまり、まず最初に「5ヶ年計画」を立て、その5ヶ年計画に沿って年間計画を作る。5ヶ年計画では「本を30冊出版して累計部数が300万部を超えている」とか「ブログの月間PV数が500万を超えている」「雑誌(紙・ネット合計)10誌に連載コラムを持っている」という殆ど「夢」のようなものだったものを、年間計画では具体的な目標に持ってくる。次にはそれを4半期ごとの目標設定にし、月次計画にし、毎週日曜日には更に週次計画にし、毎朝日次計画に落とし込むのである。勿論、その結果をレビューしなければ計画は意味を持たないわけだから、それもキチっとやっていくわけだ。って、それってまるでサラリーマンと同じ生活じゃないかよ、と思った貴方、問題はその計画を自分で立てるフリーランスと会社が作るサラリーマンとの違いが大きいんだってことに気づかないとダメですね。

 企業はそんな形で運営されているのである。当然、中期経営計画があって計画の見直しをし、それをもとに年間経営計画をたてて見直しをし、半年か4半期ごとの計画と見直しをするという風に行なわれている。そうしていかないと、企業がどこに行ってしまうのかが見えなくなってしまうからだ。勿論、中期経営計画は経営トップが行わなければならない作業であり、年間計画、半期計画と計画期が短くなればなるほど、下に降りて計画は練られるわけであり、月次計画になると殆ど現場、週・日になれば従業員個人の問題となるわけである。

 フリーランスというのは独立自営業者であるから、当然そこには企業経営と同じ部分があって、それで安定した経営が成り立つわけである。つまり、タイムだけでなく、タスクも自ら律していかなければならないということで、結構フリーランスをやっていくのも大変なわけだ。ま、問題はそれが出来るのがプロフェッショナルフリーランスであり、出来ないのがなんちゃってフリーランスということ。実際には、出版社なんかのマスコミ企業の周辺にいるフリーなんて実はほとんど、ここにいうなんちゃってフリーランスという、自分の人生設計や時間設計を自分で作れない人たちばっかりなんだけれどもね。

 ということは、中山氏といい、立花氏といい、成功しているフリーランスの人たちのタイムマネージメント、タスクマネージメントというものはたいしたもので、さすがにこれだけのことをキチンとこなす人は成功するんだなと、感心する次第。

 それにしても、「職業はブロガー」という立花氏。ブログを始めた当初から「1日3回更新」を心がけていたということだ。これはスゴい! 私は「1日1冊、毎日更新、1記事2000字」と決めて書いているのだが、そんなことを毎日3回更新していたら、それこそ一日中ブログを書いていないとできない相談だ。サラリーマンをやりながらそれは無理なので、とりあえず毎日更新ということだけを目標にしているのだが、それでも結構大変である。基本は毎日夜、会社から戻ってからが基本の執筆時間。それと会社での仕事の合間にも、暇ができると執筆したりしているが、そのためには本も読まなければいけないし、会社人間としてのタイムマネージメントと個人のタイムメンージメントの両方をこなすのも、なかなかにねえ。

 ということで、今後もこのブログ、続けていきます。10月になったら、1日数回の更新もあるかもね……なんて、言ってしまったりして。

 取り敢えず、応援を……。

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