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2012年5月29日 (火)

『ノマドライフ』は「ノマドワーク」とは違うんだな

 5月17日のエントリー『つながりの仕事術』の関連で買ってみた本なのだけれでども。イメージで言ってしまうけれども、要は、我々が考えている「ノマドワーク」と、本田氏のいう「ノマドライフ」はちょっと違うんだな。というか、行き着く先は同じなんだけれども、それまでの過程というか、ええ、本田氏の言うのはいてみれば「広義のノマド」であり、私なんかが考えていたのは「狭義のノマド」であるっていうことなんだ。

『ノマドライフ』(本田直之著/朝日新聞出版/2012年3月30日刊)

 つまり、私の「狭義のノマド」は単なる仕事のやり方にすぎないわけで、本田氏の「広義のノマド」は生き方そのものということなのだ。

「6対4対2」という比率は本田氏が2011年にどこで生活したかの割合で、6割はハワイ、4割は日本、2割はその他の国・地域だということだ。国でいえば12カ国を移動しながら、本田氏は会社を経営し、ベンチャー企業への投資育成に携わり執筆活動を行い、大学などで講演し、ワインの講座を持ち、トライアスロンやサーフィンなどの趣味を行っている。まさにハイパーノマドと言っていいくらいの生活を行っているわけだ。

「オフィスを持たずに、いろいろなところで仕事をする」「インターネットを活用し、モバイルを駆使した働きかた」というノマドワークから、ライフスタイル全体をノマドしているわけなのである。右肩上がりの経済成長はもはやありえず、今までのライフスタイル=生涯をひとつの仕事(あるいは会社)に捧げる生活が実はとても危険性にあふれたライフスタイルになっている現在、こうした様々な仕事を同時にこなしながら、それらから上がる少しずつの収益を足して豊かな生活を行うというのは、現在一番理想的なライフスタイルかもしれない。

『そもそも、会社であれば、取引先が一つというのは危険きわまりない状態です』という通り、サラリーマンが一つの会社の社員として働くというのはこれと同じ状態。いくら高給を保障されているからといって、ある日会社から突然「倒産したから雇用契約はなし」と言われたり、「会社が儲かっていないから、給料を下げます」という提案がなされたら、労働組合に加入していても、そんな私を守ってはくれないわけだ。

 だとすると、そのような危険性を減じるためには、結局いくつかの取引先を作らなければならないし、会社側も従業員の兼業禁止なんてことも言っていられなくなるのではないか。もし、会社が兼業禁止を解除したら、積極的に別の仕事を取りに行かないと、それこそ汽車に乗り遅れてしまう状態になる。その時に備えてのノマドワークだし、その行き着く先はノマドライフということになる。

 そんな時に備えての「ノマドライフまでの6つのフェーズ」というものを、本田氏は提案する;

第1フェーズ ベース構築期(5年)
 仕事、営業、海外生活のノウハウ蓄積
第2フェーズ 方向性の模索期(3年)
 悩み、いろいろ模索。ビジネスの種を蒔く
 =未来のベーシックインカムをつくっていく
第3フェーズ 未来につながる実績を残す時期(5年)
 ノウハウ完成、成果を上げる
 =一番ハード。濃密に働いて経営能力を磨く
第4フェーズ 転換期(2年)
 デュアルライフのリサーチ&ベース構築、人脈づくり
 =ライフスタイルのブラッシュアップ
第5フェーズ 実践期(5年)
 デュアルライフ実践・ノウハウ完成
第6フェーズ シェアの時期
 ノウハウを伝えて、仲間を増やす

 ということは、少なくともノマドライフの実施までは少なくとも15年はかかるのか。ということは、最早私にはノマドはできないということなのだなあ、残念。とはいうものの、それはノマドライフの実践の話。ノマドワークなら今すぐできるわけで、それを実施しながらゆくゆくはノマドライフに近づくことぐらいはできそうだ。

 私自身は、今でも半分リタイア状態なわけで、その間にノマドワークを少しずつ実践し始めている。『週1回「会社に行かない日」をつくる』『机の引き出しにものを入れない』『デスクトップPCはいらない』『“ガラケー”をやめる』というのは、かなりの段階で実施しているし、『セルフメディアを持つ』というのも、このブログで少しは実践しているつもりだ。

 で、ノマドになってどうするのよということなのだが、まあ、他人の起業のお手伝いでもやれればいいなというところでしかない。とりあえず、私自身の生活は年金でなんとかなりそうだから、その分、他人の手助けができればいいな……と。

 とまあ、ささやかなもんです。

 
 

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コメント

初めまして。
2005年春から、海外でノマドっている、プチリタイア夫婦です。
安宿を転々として五十数カ国、本田氏よりぐっとチープな庶民派ノマドです。
年金まで仕事が続くのか、それが心配です。

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