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2012年5月17日 (木)

つながりの仕事術

 定年になったらノマドワーカーになろうと考えていたのだが、そうかコワーキングって手もあったのか。

『つながりの仕事術 「コワーキング」を始めよう』(佐谷恭・中谷健一・藤木穣著/洋泉社新書Y/2012年5月25日刊)

 レンタルオフィスとかシェアオフィスというのは知っていたが、それらはあくまでもオフィスという「場所」を提供するもので、使用料も結構高い。月数万円というお金を払うのなら、じゃあアパート借りちゃったほうがオトクかってなもんで、ちょっと二の足を踏んでしまう。しかし、コワーキングスペースならフルタイムで使っても月1万円くらいからあるので、これならブログを書くだけの為に使ってもいいかなという感じである。こちとら、別にブログを書くくらいで生産的なことをやるつもりはない。だったら、安けりゃ安いほどいいってもんで、しかし、あまり家にばっかりいるとカミさんの目もありますのでだんだん居づらくなってくるだろう。ということで、コワーキングスペースを普段の居場所にして、そこからどこかに打って出るというやり方もありだなと思うのだ。

 さらに、そこで誰かの仕事の手伝いも出来ること、だれかの起業のお手伝い、なんかもあったら、それもうれしい。

 そう、『コワーキングスペースの定義は「コミュニティが中心にある」ということになるでしょう。従来のシェアオフィスやレンタルオフィスが施設ありきなのに対して、人の参加を軸に運営されるのがコワーキングスペースなのです』というように、そこに行っても一人で仕事をするのでなく、大勢の人と一緒になってワイワイガヤガヤ仕事をするのは楽しいだろう。一人で仕事をするのであれば、それはノマドでも同じだ。この大勢でワイガヤしながら仕事をするというのが、コワーキングの基本である。

 そこで、コワーキングに向く人、向かない人を挙げているのだが;

『[こんなタイプの人はコワーキングに向いている!]
 ・見知らぬ人とでもすぐ仲良くなれる。アイデアを交わすのが好き
 ・新しいものやイノベーティブなものが好き
 ・前人未踏のこと、人の役に立つことを成し遂げたいと企てている
 ・人の話を聞くことが好きで、自分の話をするのも好き
 ・グループやチームでの仕事が好き。喜びを分かち合える仲間が大切
 ・グループやチームを盛り上げるために献身的な作業をするのは厭わない
 ・多少ざわついた環境で仕事をするほうが気分がのる』

 というのは、さもありなん。

『[こんなタイプのひとはコワーキングに向いてないかも…]
 ・見知らぬ人に話をしたり、自己紹介をするのがものすごく苦手
 ・とにかく「自社や自分の技術・製品・サービスの売り込み」をしたい
 ・なにより「人脈の拡大」が目的
 ・人の話を聞くのは好きじゃない。自分の話をするのが好き
 ・自分に任された仕事は、やり遂げるまで誰にも干渉されたくない
 ・直接お金儲けにならない仕事や活動はしたくない
 ・音のない静かな場所でないと仕事ができない』

 っていうことになるのだけれども、それは当前だ。

 以前に書いたことだけれども、これからの日本は、小さな仕事、小さな会社、小さな事業でもって進んでいくのだろう。だとすると、こうしたコワーキングのシステムはますます多くなってくるだろう。そうなると、こうしたコワーキングでなされる仕事がどんどん増えてくるはずだ。

 しかし本書の中で、松田顕氏が言っているように;

『松田 いまの日本の社会は、完全に硬直化してしまったと感じています。これまでは、トヨタやソニーといった大企業が頑張って日本経済が発展してきたのが次第にうまくいかなくなってきて、じゃあこれからどうするのかというときに、あまり明確なアイデアが見受けられない。だからこそ、いろいろなトライをしていかなくちゃと思っているんですけど。その一方で、ネットとかの通信の発達があって、個人ができることの幅がすごく広がってきたので、個人のアイデアを実現することが昔に比べて比較的容易になったという背景があります。その中で、コワーキングというのは、誰かと誰かのアイデアを結び付けて発展させるのには非常に適した環境です。ゆえに、逆にコワーキングが根付いて広がっていかないと、なかなかいまの閉塞感を打ち破ることが難しいのではないかというのが、以前から感じていることです。』

 ところが;

『藤木 日本の企業でも、若い社員さんなんかは、コワーキング的なことを取り入れてみたいと思っていても、会社としてコンプライアンス的にグレーなところがあると、リスクが取れないからダメという話を聞きました。』

 という具合に、どんどんダメになっていく日本企業なのだ。基本的にはリスク・テイキングができない企業はどんどん遅れていくということなのだ。

 とはいうものの、まだまだこうしたコワーキングスペースは少ない。レンタルオフィスやシェアオフィスはかなり増えてきている気はするのだが、しかし、コワーキングスペースは、この東京だってまだ20ほどしかないようなのだ。

 あ、そうか、だったら自分でコワーキングスペースを運営しちゃえばいいのかもしれない。場所とWi-Fi環境と、パソコン・プリンタあたりがあればいいのなら、今からでも始められそうである。そして、そんなコワーキングスペースから起業していく人が出てくれば、それはそれで幸せだ。

 うむ、定年後はノマドじゃなくてコワーキングだな。

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