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2012年4月13日 (金)

『お江戸超低山さんぽ』は超ユル山岳本だ!

 中村みつを氏は基本的には「ちゃんとした登山家でありイラストレーター」なのだ。これまでに出版してきた本も、『のんびり山に陽はのぼる』(山と渓谷社/1998年5月1日刊)、『山旅の絵本』(JTBパブリッシング/2002年10月1日刊)、『森のくらし 森のおじさんとゆかいな仲間たち』(二見書房/2008年4月18日刊)など、普通の山の本を出しているのだが……。

 その中村氏の「お江戸超低山」なのだから面白い。究極の「ユルい本」なのだ。

 たまにはこういう「ユル本」を読んでみるってのもいいもんだ。本当に気落ちがゆるくなる。いいなあ。

『お江戸超低山さんぽ』(中村みつを著/書肆侃侃房/2007年12月23日刊)

 で、登った「お江戸超低山」は以下の通り。

愛宕山(標高26m)
摺鉢山(標高24.5m)
富士見坂(道灌山標高22m)
待乳山(標高9.5m)
飛鳥山(標高24.5m)
藤代峠(標高35m)+駒込富士(高さ約7m)
箱根山(標高44.6m)
千駄ヶ谷富士(高さ約7m)
品川富士(高さ約6m)
池田山(標高29m)
西郷山(標高36m)

 本当にユルいでしょ。もう、どうでもいい山の数々。それも、ほとんど「人工山」なのだ。富士見坂とか、池田山とか、西郷山なんてのは自然の山なんだけれども、それはそれで「上から行っちゃえば山に登る必要のない山」でもあるんだよな。

 で、この中で私が登ったことがないのが、待乳山、千駄ヶ谷富士、品川富士、池田山くらいなもので、それ以外は全部登っているし、品川富士もその麓である旧東海道品川宿なんかは何度も行っている。品川神社にだけ行っていないということでしかない。待乳山なんて私の実家の菩提寺のすぐそばにあり、いつも墓参りの際にはその前を通っているのだが、一度も行ったことはない。なんか、東京人の東京タワー知らず(これも、これからは東京スカイツリー知らずになるのかな)みたいなもので、意外と身近にあるとその存在は忘れてはいないんだけれども、無視されてしまう、という典型のようなものだろう。

 よし、今度の墓参りの際には、待乳山を登っていこう。品川宿を訪ねる時には品川神社に行こう。ということで、それはそれなりに行く目的というものが出来るじゃないですか。

 東京の富士塚の中ではもっとも富士山の形に近いという千駄ヶ谷富士は、その存在すら知らなかった。これは近いうちに行かなくちゃな。すぐ近所のビクター青山スタジオなんかはしょっちゅう仕事で行ってた場所なんだけれども、ビクターの人たちも知らない場所だったんだろうな。仙寿院というお寺の事はよく聞いていた。その仙寿院の下を掘ってトンネルにして道を作ったんだけれども、そのトンネル脇にあるビクター青山スタジオには、ときどき「霊」の声が録音されるという都市伝説があったりするのである。

 この手の都市伝説は、ビクターだけじゃなくて、飯倉の東京タワーのすぐ下にあったスタジオもスタジオ脇のドアを開けると墓場がすぐ目の前にあって、そこでも「変な声が録音される」というバカな話があった。まあ、こうした都市伝説というものが、実は一番テクノロジーが進んでいると自称する業界で言われているのが面白い。

 要は、一番都市伝説なんかは信じないような連中が実は一番それを信じているという、不思議。

 とりあえず駒込富士は6月下旬、品川富士は7月1日には山開きがあるそうなので、その辺から行ってみるかな。

 しかし、この書肆侃侃房って博多の出版社なんだけれども、なんでそこが「お江戸」なんだろう。こうした地方出版社が意外とユニークな出版活動を行っているという例は多く、大阪のプレイガイドジャーナル社なんかがいしいひさいち氏を発掘したことなんかは有名だが、基本的にはその地域に関連した本が多い。それが全国的に、あるいは東京限定みたいな本を出すってことは?

 う~む、謎だ。

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