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2012年4月 3日 (火)

堀野正雄

 昨日に引き続き、東京写真美術館のお話。

 今日は『幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界』についてなのだが。

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(c)Masao Horino

 私が堀野正雄を知ったのは、下に掲げた『光画傑作集』によってである。

 驚いたのは、戦前(第二次世界大戦前)に撮られたそれらの写真の、思った以上の現代性であった。えっ、これが戦前に撮られた写真? というくらい、結構素材や撮影の仕方の現代性である。勿論、風景写真などは写されている対象に引っ張られて、かなり「古い」写真の印象を受ける。これは仕方ないだろう。しかし、人や機械物をUPで撮られたものなどを見ていると、時代性を感じさせない写真が多い。

 築地小劇場の舞台を撮影した写真なんかは、低感度のフィルムで薄暗い舞台上を撮ってるので、どうしても若干ボケたような印象になってしまい、いかにも戦前の写真という感じなのだが、大型船舶や女性の写真などは年代を感じさせない。

 といことは、堀野正雄がモダニストだったのではなく、写真という存在そのものがモダニズムそのものだということではないのだろうか。

 とくに、写真にとってはリアリズムが基本にある。である以上は、どうしたってこれはロマン主義とか印象派とかキュービズムなんてのはなくて、結局リアリズムしかないのだ。

 あるフォトグラファーがロマン派だとか、印象派だとか言われるとしたら、それは単に撮影対象の違いでしかない。

Epsn1002_2

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 と、私は思うのだが……。

『幻のモダニスト 写真家堀野雅夫の世界』は、東京写真美術館3階で5月6日まで開催中。

EPSON RD1s Summicron 35mm/F2 @Yebisu (c)tsunoken

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» MASAO HORINO 堀野正雄 幻のモダニスト-写真家堀野正雄の世界展 [写真の鉛筆 THE PENCIL OF PHOTOGRAPH 現代写真インターネットマガジン]
現在東京都写真美術館(恵比寿)で開催中の「幻のモダニスト―写真家堀野正雄の世界」は一言でいってしまえば写真の「表現」についての回帰再考を促す非常に印象的な展覧会である。 [続きを読む]

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