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« 『プリズン・トリック』も後出しジャンケンありだぞ | トップページ | 旧中原街道を往く »

2012年2月19日 (日)

『キツツキと雨』のヌルさと亀有のヌルさと

 今年は『シナリオ』に載っているシナリオの作品を全部見ようかな、と考えて先月みた『ロボジー』についで見たのだ。

『キツツキと雨』(監督:沖田修一/脚本:沖田修一・守屋文雄/製作:オフィス・シロウズ パレード)

2

(c)「キツツキと雨」製作委員会

 見たのはMOVIX亀有という、このヌルい映画ならではの、ヌルい場所ではありますな。

 映画の骨子は、「ぴあフィルム・フェスティバル」あたりで賞をとってデビューしちゃった、映画の現場経験のない若手監督が、優柔不断なそれまでの映画製作姿勢からあまり変わっていない態度でいることからくる現場の不満と、木こりのオヤジと息子のよくある葛藤、そして映画作りの現場というある種の麻薬的な面白さの、ないまぜの面白さなのだ。

 しかし、こうした優柔不断な監督をみてしまうと、これでよく現場が維持できてるなという気がする。撮影部とか照明部とか美術部なんてのは体育会系体質のセクションは、監督の言うことは聞くけれども、しかし「優柔不断」には途端に怒り出す部分である。その他の、文化系セクションも、これまた逆に監督から指示が出ないと何もしないところだから、やはり監督の指示がないとダメなのだ。

 つまり、監督って、単なる「(撮影)現場監督」なのである。アメリカでは編集権が監督にはない、なんてことはよくあるのだ。

 実際に映画を使って仕事(ビジネス)をするのはプロデューサーなんですね。そんな、プロデューサーを題材にした映画が日本にはないってのは、それだけ日本の映画監督はラクなポジションにいるってことなのだろうか。ハリウッドではたまにこうした映画プロデューサーを主役にした映画(当然、プロデューサーは悪役)が作られていますがね。

 ま、しかし日本っていう国は、そうした「作品を作る立場」と「それを使ってビジネスを行う立場」というのが、明確に分かれていて、作家と編集者というのが完全に業務的にもわけられてしまっている。当然、作家は編集者がどんなことをしているのかはわからない。作家の書く作品に編集者が出てくることもあるが、それは編集者ののりを超えて探偵のようなことをやる編集者か、じゃなかったら、エッセイに出てくるアホな担当者というだけの存在にすぎない。

 ということで、この沖田・守屋コンビには、日本に於けるプロデューサー物語として、佐々木史朗氏を取り上げて欲しいのだ。私もいろいろ聞いているけれども、この人はとっても面白い人物のようです。

 それを期待!

 

 ということで、いまや亀有の名士、両津勘吉氏三態であります。

Dscf2997_2

 これはよく出てくる駅前の両津勘吉氏。

Dscf3004_2

「亀有公園」の両津勘吉氏。

Dscf2992_2

 なんと亀有香取神社の境内にも両津勘吉氏なのであった。

Dscf3019_2

 亀有公園前には交番はないが、亀有駅前には交番がある。駅前から亀有公園はすぐそば。ということで、この駐在所が『亀有公園前派出所』のモデルなのだ。ただし、交番にはそんな看板とかはない。残念!

Fujifilm X10 @Kameari (c)tsunoken

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