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2012年2月12日 (日)

『屋根裏プラハ』を見に行く

 京橋のアイランド・ギャラリーで田中長徳氏の『屋根裏プラハ』を見に行った。

Praha550x366

(c)Chotoku Tanaka

 といっても、今回の展覧会は展示というよりもプリントの販売が目的の展覧会である。概ね50,000円位のお値段で売られている写真であります。

Epsn0536_2

 しかしながら、みごとな田中長徳氏の「第三信号系」の写真なのである。多分、プラハで撮影した写真群なのであるだろうけれども、そのすべてが「何を撮っているのかよくわからない」写真であるのだが、なにかすべて「味がある」。

 そんな写真のことを田中氏は「第三信号系の視線」という言い方をしているのだけれども、しかし、そんな「第三信号系の視線」をどうやって獲得すればいいのだろう。結局、それは写真センスの問題なのだろうか。と言ってしまうと、それはじゃあ写真が登場する前の時代では、なんといったのだろうか。絵画に関しては「第三信号系」という言い方はない。

 しかし、ユトリロなんかの印象派の絵画を見てみると、何を描いているのかわからないけれども、でも風景を描いているのはわかるのだが、だからその中の焦点は何なのか、というものが何もない絵画である。

 まあ、そんな絵画で言う印象派のような立ち位置に「第三信号系写真」はいるのかな、と考えれば考えられなくもない。そのような写真に価値をつける(値段をつける)というのは、はなはだ困難なことのように思えるけれども、でも、最近は結構普通に値段がついているようだ。

 そうやって、写真家が食べていけるようになっていければいいのだけれどもね。特に、最近はWebやらクラウドやらの時代になってきて、そんなネットに上げた写真には著作権はないというような時代にはなって来ている(私もそんな考え方に沿うほうであるが)。しかし、著作権がないという時代になってしまえば、結局写真作家はオリジナル・プリントを売るという方向でしか、自らの作家性を守るものはない。

 と、いうようなことを考えながら写真展を見ていた。最初から、買う気はなかったのにね。

 私なりの「第三信号系写真」なのだが………、まあそれこそセンスの問題ですね。

Epsn0525_2_2

Epsn0538_2

『屋根裏プラハ 田中長徳写真展』はISLAND GALLERYにて2月11日から26日まで

ISLAND GALLERYのサイトはコチラ→ http://islandgallery.jp/

Dscf2982_2_2

EPSON RD1s Summicron 35mm/F2 @kyobashi (c)tsunoken

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