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2012年1月28日 (土)

『RIDEX』が描くのはオヤジの夢なんだよな

 結局、バイク物のコミックをみると『バリバリ伝説』に戻ってしまうのだな。

『RIDEX 5』(東本昌平著/モーターマガジン社/2011年9月15日刊)

 この第5巻に掲載されているバイクは以下の通り。

RIDE 41 STRUGGLES : DUCATI 900MHR

RIDE 42 RUN THE LIFE : カワサキ GPZ900R

RIDE 43 COOLY FLASH : スズキ GS1000S

RIDE 44 A SPRING BULB : ホンダ CB1300 SUPER FOUR

RIDE 45 TAKE A VOYAGE : 陸王 RQ

RIDE 46 MR.GREEN TIME : カワサキ Z1000R KERKER

RIDE 47 SPRING BE : ヤマハ SRX600

RIDE 48 TURBOOO UP : カワサキ 750TURBO

RIDE 49 GOOD MORNING : ヤマハ YZF-R1

RIDE 50 AROUND THE MENU :  ホンダ CB1100R

 それぞれ、名車とか癖車といわれていた車ばっかりだ。陸王があるんだから、この1巻から4巻の間にはメグロなんかもあったのだろうな。これは全部読んでみないといけないな、という気分になってくる。即、Amazonで注文か? 

 しかし、こうしてバイク物のコミックを読んでみると、結局出てくるキャラクターはみな40~50代のオヤジばっかりだ。

 昔『バリバリ伝説』のアニメーションを作っているときに、ホンダにいって協力を申し出たときのことを思い出す。『バリバリ伝説』の原作はスズキGSX400がホンダCBR400を破って鈴鹿4時間耐久レースで優勝する話なんだけれども、当然コミックの連載時とアニメの制作時では時間が異なっており、この年はホンダが巻き返しを狙ってVFR400というニューマシンを引っさげて鈴鹿4時間耐久レースに出場する予定だった。で、ホンダに協力を申し出た際に、ホンダ側から出た提案が「VFR400が勝つというストーリーに変えられないか」というものであった。ホンダ側としては当然である。しかし、我々は原作の設定を変えることには抵抗があり、それはダメという条件を持ち出して、その結果ホンダが協力を降りてもしょうがないと考えていたのだが、それをものともせず、ホンダ側は協力に乗ってくれたのだった。いやあ、この懐の深さには私達アニメ制作スタッフはまいりましたね。要は、ホンダとしてはホンダ車が勝つかどうかよりも、バイク文化を進歩させるほうが正しい文化の進歩になる、というスタンスに立ってくれたのだ。当然、ホンダが協力したのでホンダ車が勝つというストーリーになってしまえば、ああホンダってのはそういう会社なのね、という判断を『バリバリ伝説』読者は持つだろうな、という考え方もあったのだろう。まあ、これはホンダの英断ということだろう。

 で、結局その年に優勝したのは「予定通り」ホンダVFR400であり、それだけ当時はノービスクラス(アマチュアの初心者クラス)であっても、4時間耐久レースなんて大レースになってしまうと、ワークスの手が入ったすごいレースになっていたのであったことがよく分かる。

 そんな『バリバリ伝説』から25年過ぎて、しかし、今でもバイクに乗っているのは、そんな時代のライダーのままなのかよ、という気分になる。結局、『RIDEX』でいまでもバイクにのっているのは、そんな昔の『バリバリ伝説』世代のままなのだった。

 え? いいのか若い世代よ。バイクは若者のホビーじゃないのか? 4輪なんてのはオヤジにまかせて、若者はバイクじゃないのか、ブァイクじゃあ。

 なんてことを言っても、今の若者は何の反応もしないのだろうな。「そんな刹那的な楽しみに何の意味があるんだよ」ってなもんでしょうね。しかし、若い時期には「そんな刹那的な楽しみ」が一番似合うんだけれどもなあ。若いときから先のことを考えても意味はないでしょう。という言い方も、既にして年寄りの繰言なのか………。

 嗚呼。

Epsn0199_2

こういうバイク屋さんもあるにはあるんですがね。

EPSON RD1s Elmarit 28mm/F2.8 @高円寺 (c)tsunoken

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コメント

RIDEXを検索にかけたらこのブログにたどり着きました。今でも続いているのかはわからないですが、コメントさせて頂きます。

バイクはなんであんなに楽しいのでしょうね。言葉では語りつくせないです。実際に乗ってみないとわからないですよね。当方、まだバイク歴1年未満の24歳の若者初心者ライダーです。周りん見渡してもライダーは少ないです。おそらくライダーにならない人は身近にライダーがいないし乗ったこともない人だと思います。だってこんなにも楽しいんですから。あとはあえてライダーがバイクに誘わないからから。私もバイクの危険性を体感している身として人に勧めたりしませんし。でもバイク人気は復活してほしいと願う複雑な気持ちを抱いてます…

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