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2012年1月 9日 (月)

『専業主婦に、なりたい!?』のはラクしたいからでしょうが、そんなにラクには実はならないのだ

「婚活」の白河桃子さんによる、一見「婚活」批判の書のようにみえるけれども……。

『専業主婦になりたい!? “フツウに幸せ”な結婚をしたいだけ、のあなたへ』(白河桃子著/講談社/2011年12月9日刊)

 実はそうではなくて、「婚活するのはいいけれど、“専業主婦”を狙うのは、実にリスキーなことであり、実際“専業主婦”を狙って婚活なんかしたら、結婚できなくなっちゃうよ」という本なのであった。

 つまり、低成長時代になって夫たる男の収入は下がるばかりであり、そんな夫の収入に頼ってしまう専業主婦という立場はいかにも不安定。おまけに正規雇用者であってもいつ会社が倒産するかは分からない時代であり、その頼みの綱の夫だって、外で別の女を作るかも知れず、それに甘んじることがイヤならば離婚もしなきゃならないということなのだ。結婚というのは一種のギャンブルみたいなもので、専業主婦というのはそんなギャンブルにすべてを任せてしまうという危険な行い。そんなに収入を求めないパートとか派遣なんかの仕事をするという程度の、兼業主婦はギャンブルをしつつも安全な逃げ道を作っておく作業だろうし、キャリア主婦というのは、逆に夫を養ってもいいというくらいの安全主婦(完全主婦)ということなのだが。

 でも、そんな逃げ道を作らないギャンブル専業主婦志望が増えているということなのだ。それは何故かって、それは単純に「ラクをしたい」ということだけでしょう。多分この男は浮気をしない。多分夫の勤めている会社は倒産しない。っていう賭けに賭けてしまっているわけだ。それが当たればいいけど、夫のカメラマン鴨志田譲氏を一時期養っていたエッセイ漫画家・西原理恵子によると『この世に絶対浮気しない夫と、絶対に潰れない会社はない』ということなので、専業主婦ってのは実に危うい線の上に立っているのである。

 しかしながら、やはり家の家計の責任のない立場ってのはラクに映るのであろう。彼女たちは家計のサイフを握るのも嫌うのである。つまり、夫がどれだけ収入があるのかは興味がない、夫から「今月の家計費はこれだけ」と渡され、その中で家計を維持することに汲々とすることに満足するのである。それって、昔お父さん(あるいはお母さん)から「今月のお小遣い」といって一定の金額を渡されて、その中で遣り繰りしていたものと変わりはないわけで、結局彼女たちはそんな生活を送りたいと考えているわけなのだ。そう、彼女たちにとって、お父さん(あるいはお母さん)は、どうやってお金を稼いでいるのかは知らないが、毎月キチンと私にお金をくれる人、なのである。そんな父親的な役割を彼女たちは夫に求めているのである。

 つまりそれは、彼女たちが親から完全に自立した大人の女になることを拒否して、いつまでも庇護されている立場に甘んじたいということなのだろう。まあ、そんなことを考えることは自由であるが、しかし、そんな人たちに「居場所」を与えていられるほど世の中は甘くはないということだ。つまり、専業主婦にもしなったらばなったで、やはり家計のサイフは妻が握るべきであり、夫の限られた収入でもって如何に家を経営するかというのが、実は主婦の醍醐味なのである。

 しかしながら、その一方の男たちにも自立志向のない男が増えているということなのだな。いつまでもパラサイトであることを望む男たちが増えているいうことなのだな。

 そんな自立志向のない男たちと、庇護志向の女たちばっかりになってしまえば、当然、成婚率は下がってしまうし、それは出生率の低下を(嫡子優先主義の日本では、多分)生むことになってしまうだろう。そうやって日本が滅びてゆくのも歴史の必然であるからそれは仕方がない。で、最後は日本がどこかの韓国とか中国あたりに併合されてしまうというシナリオもありなのかもしれない。まあ、それも多分私が死んでから後のことだろうからどうなっても良い。しかし、そう考えない人たち、私より若い世代の人たちにとっては大きな問題なのだろう。

 まあ、そちらはそちらで考えて欲しい。いずれにせよ、いまや日本は滅びの方向に向かっているというのが私の世代の(私だけか?)の考え方だし、今のような政治を行っていれば確実に滅びる方向にしか向かっていかないのである。

 あてなき専業主婦志向が強まって、なおかつ自立志向のない男ばっかりになって、男性・女性ともパラサイトになっちゃったら最悪ですね。

 だったら、本当に日本はどこか厳しいことを言う国の属国になっちゃった方がいいのかもしれない。

Epsn0352_2

 まあ、イクメンばっかりが男じゃないけどね。

EPSON RD1s Summicron 35mm/F2 @浅草 (c)tsunoken

 

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