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« 『タブーの正体!』だけじゃなくて、メディア評論をしたいんでしょうが | トップページ | 『RIDEX』が描くのはオヤジの夢なんだよな »

2012年1月27日 (金)

『ロボジー』はロボットと女の子のラブストーリーなのだ

 自律式人型二足歩行ロボットというのがモチーフなんだけれども。それ自体は面白い設定だが、実際にはそんなロボットは現実的ではないのだ。

『ロボジー』(矢口史靖監督・脚本/アルタミラピクチャーズ/2012年1月14日公開)

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予告編はコチラ→ http://www.robo-g.jp/trailers/

 つまり、ロボットは基本的には「単機能」のものほうが現実的だし、実用的でもある。映画でも出てきたけれども、日産の工場で自動車を汲み立ってていた産業ロボットが実はロボットの一番の姿なのだ。

 所詮、ロボットというものは「機械」でしかない。機械である以上は、その目的の作業に一番適した姿・形をしているものだし、そのほうが能率的である。それを「人型多機能」ロボットを作ってしまうと、それこそ人間のいろいろな不都合をロボットでありながら受け継いでしまう、とても中途半端な「機械」になってしまうのだ。

 したがって、ガンダム以降の人型多機能ロボットというのは、兵器としても中途半端、その他の作業ロボットとしても中途半端という存在でしかない。闘うための機械であれば、闘うことに特化してそんなスタイルにすればいいわけで、そのための空中戦用ロボットであれば、今の戦闘機と同じようなスタイルになるだろうし、陸戦用であれば戦車のようになるだろうし、海戦用であれば潜水艦みたいな格好になるだろう。つまり、それぞれの兵器が実は、すでに結構ロボット化しているのも事実であるけれども。

 人は、それを目的に分けて使えばいいのである。機械というものはそういうものである。誰も、道を走っている自動車でもって空を飛ぼうとは思わないし、海上に浮かべようとも思わない。

 それが何故、人は人型ロボットとか、人型多機能ロボットを作ろうとするのだろか。「人は自らの姿に似せ、人形を作る」という球体関節人形の世界に近いものがあるのだろうか。だとすると、結構これは妖しい雰囲気になってくる。というのも球体関節人形の世界というのはかなり倒錯した世界であり、まあ美少女偏愛の世界ではあるのだから。

 ロボットがそんな世界にまで行くのはまだまだ先の問題だろうけれども、でも、いまやこんな人型ロボットに「ロボット萌え」する女の子が出てくることも分からないではない。ホンダのASHIMOなんかはそれはそれで、結構可愛く見えてしまうけれどもね。しかし、球体関節人形は完全に男の偏愛する世界なのだ。ロボットに関してはまだ男女の問題ではなく、女の子が惚れるロボットなんてのもいるのだろうか。

 まあ、それが爺いだったっていうのがこの映画のオチであり、女の子がこのロボット(も一応は作っていることになっている)企業に就職する理由なんだけれども、じゃあ本当にこの女の子(吉高由里子)はロボットに萌えているのだろうか、ということが気になる。

 男が人形やロボットに恋するのは理解している。まあ、基本的に男ってのは自分以外の動物には誰でも恋してしまうどうしようもない生き物であって、下手をすれば木の又をみて勃起するような馬鹿もいるし、人間以外の動物ともセックスしてしまう大馬鹿者もいたりしちゃうのだ。

 そんな、男的な分野にまで、最近は女も入ってきてしまい。その結果として「女の子のロボット萌え」という映画テーマになったわけですね。

「女はロボットに恋するか」というのが、この映画の基本テーマであるのだ。

 恋しているのだろうな、この子は。

 

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