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« 『ゼロ年代の想像力』から想起される、イチゼロ年代の生き方 | トップページ | 駅前のオブジェ »

2012年1月21日 (土)

ウメサオタダオ展を見る

 日本科学未来館(@お台場)で行われている『ウメサオタダオ展』を見に行った。

 なぜ「梅棹忠夫」じゃなくて「ウメサオタダオ」なのかはよく分からない。が、展示というよりも梅棹忠夫の考え方をお勉強しましょうね、という企画展なのであった。

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ユーチューブの予告編はコチラ→ http://www.youtube.com/watch?v=jqVqVe6juz0

 梅棹忠夫といえば『知的生産の技術』で有名な「カードに物事を書いて保存する(書いたことは忘れる)」という考え方を提案した人としても有名だが、一方、京都帝国大学の今西錦司隊長を元にするいろいろな探検隊に参加したことでも有名で、その結果、日本における文化人類学のパイオニアとなったこと、民俗学にも造詣は深いし、最後は国立民族学博物館の館長として活躍したことは記憶にも新しい。

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 そんな、梅棹氏の発想法で有名なのは「カード式」であり、そのカード式を発展させたのが、この「こざね」だろう。「こざね」とは侍の鎧のひとつひとつの小さな金属のこと、それを組み合わせることで「動ける鎧」になるのだ。

 まあ、こうしたカード式の発想法というのは、その後にアップル・コンピュータが「ハイパー・カード」として実現したように、実はコンピュータ的な発想法を『知的生産の技術』では提案しているのだ。

 こうした新しい発想が出来るのが京都大学の元々の力だった。桑原武夫氏もそんな人だった。

 東京大学の蛸壺発想では絶対に出てこない考え方である。

 ただし、梅棹氏を持ち上げるのはここまで。

 あとは、要は学者って昔のモノをとっておくのが好きな人だよね、ってこと。

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 こんな、航空券付きのアルバムとか。

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 蒸留酒のラベル集めとか。

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 当然、収集癖の王者、切手も集めてます。

 つまり、梅棹忠夫は特別な「収集マニア=オタク」だったってこと。学者がオタクの成れの果てだということは、前にもかいたような気がするが、それは本人の問題だからいいとして、こんな収集癖のある人間と結婚してしまった奥さんは大変だったでしょうね。

 だって、こんな、はっきりいって「どうでもよい」モノをいつまで取って置くんだってことでしょう。夫は「いや、いつかモノになるかもしれないジャン」とかいうけれでも、まずそれは有り得ないのだ。

 ということで、こんな形で外に出して、よその財団か何かに保存を委託しちゃうんだろうな。それが、正しい判断。

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 中学生や、高校生が「校外学習」とかで来てるんだろうな。いっぱいいた。

『知的生産の技術』については、項を改めて書きます。しかし、久しぶりに読んだなあ。

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会場となった日本科学未来館の玄関と全景。

Fujifilm X10 @お台場 (c)tsunoken

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