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2011年12月16日 (金)

『セクシャル・ハンター・ライオット』は、まあ、読ませる少年コミックというところですね

 昨日の順番は3番目だったけれども、取り敢えず最初に書いちゃいます。というか、こういう小説って、基本的に「のちのち判断」じゃなくて、読んで速いうちに書いちゃわないと……って、いうことなんですね。

『セクシャル・ハンター・ライオット』(菊池俊彦著/はまじま薫夫イラスト/講談社ラノベ文庫/2011年12月2日刊)

 自ら「ライトノベル」と称する小説を読んだのは初めてである。しかし、講談社にも講談社ノベルスとかX文庫、講談社BOXとか、いわゆるライトノベルに属する作品を発表しているジャンルはあったし、講談社文庫の中にもライトノベル的なものは散見できる。例えば、京極夏彦の「京極堂」シリーズなんて、本はやたら厚いので「重い」けれども、中身の身軽さはライトノベルなんじゃないの、とも思うのだ。

 という感覚で、じゃあ講談社が自ら「ライトノベル」と称して発刊した新シリーズはどうなんじゃい、ということで12月2日創刊の講談社ライトノベル8点のうち、一番エッチそうな『セクシャル・ハンター・ライオット』を選んだのであった。

『(セク)シャル・(ハ)ンター・(ラ)イオット』ということで、要は『セクハラ』小説を狙ったようだ。ストーリーの根底は「夢の世界から人間界を侵食するキリオーネラ(虚夢)」とそれに立ち向かう人間界の「ハンター」との闘いという、基本的にはファンタジーのお話である。しかし、ハンターたちの闘<ちから>というのが、実は<性欲>だったりするところから、お話はファンタジーからは少しずれてくるわけだ。

 ただし、その「性欲」の行く先は、エロマンガとか、エロDVDとか、エロゲーとか、大人の玩具とかの「代理性欲」でしかなく、唯一の「本物の性欲」に近いものが、「同級生の女子高校生のパンツ」なのである。パンツを見せてもらうことでもって性欲<ちから>を与えられた主人公は少しずつ<ちから>を取り戻す。しかし、最大の敵と戦うためにはそんな同級生の女の子のパンツではだめだ! やはり、一番好きなあの子のパンツじゃなければ……というところで、幼馴染のあの子のパンツを脱がせて、それを武器にしてキリオーネラと戦い、勝利する……というお話。

 まあ、単純といってしまえば、ごく単純な話なのだが、多くのジュブナイル小説の単純さとはあまり変わらない。使っている素材が、まあ随分違うことですわね、ということだけでしかないだろう。

 つまり、ライトノベルって、結局は少年漫画の世界のお話なのだろう。つまり、女の子にはおおいに興味はあるし、なんか自分が知らない女の子のことを知りたい、という気分と、さらに女の子の秘められた部分であるところも知りたい、見たい、ということ。で、男子高校生は女子高校生のパンツを見たいのだ。まあ、中学生も同じかも知れないが、それは「中等教育」ということで一緒に。

 ただし、凄いのはここから先で、例えば主人公が「幼馴染のあの子のパンツを脱がせて、それを武器にしてキリオーネラと戦い」というのはいいのだが、じゃあその主人公が幼馴染の子と「○。○○」をするところまで描いているかというと、それはないのだ。

 つまり、これは少年漫画の世界と同じ。主人公の男の子は当然好きな女の子の「ぱんつ」を見たいし「はだか」もみたい。胸がどんな感じで盛り上がっているのかを知りたいし、「あそこ」の構造もどうなっているのかも知りたい。しかし、こんなことは小中学生の男の子の当然の性的欲求なのだ。でも、それが「セックス」に至るまではしない、というのがその年齢の男の子同士の(見えないかもしれないが)約束なのだ。

 そう、つまりラノベであっても、少年漫画であっても、基本的に「自分らの性的欲求の先にはセックスがある」ということは分かっていても、それを表現としてはあらわさないのがお約束なのだ。

 それを含めて「非実在青少年」ってひとくくりにする「東京都青少年の健全な育成に関する条例」って凄いよね。別に、「(主人公たる)青少年」のほうは全然(セックスしようとか)考えていないのに、それ以上に(こいつらセックスしようとしてしまっていると)考えてしまう大人たちって何なのよ。なんだそれ、オヤジのほうがよっぽどスケベということだけじゃないか。と、思ったらそうではない。実は、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」を制定する原因になたのは「お母さんたち」だそうなのだ。

 これって、おかしくね? だって、お母さんたちがセックスして、オーガズムを味わったかどうかはしらないが、その結果として受精して子供が生まれたわけでしょう。まあ、そんなことはすっかり忘れて、自分たちの子どもだけはセックスと遠ざけたいのだろうけれども、そうはいかないのですよ。

 結局は、そんなセックスの連鎖があるおかげで、人類は生き延びているわけで……。

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 こんな可愛い女子高校生が「ぱんつ」をみせてくれるってか? なわけないジャン。ねえ、普通は。たとえ「見せパン」履いててもね。

Fujifilum X10 @上大岡 (c)tsunoken

 

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