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2011年11月19日 (土)

『死なない練習』はできない、とりあえず「生きる練習」だな

 なんや、こう大阪のおっちゃんが大阪弁で書いているのを読むと、なんかワシまで大阪弁で書きたくなってまうわ、ホンマ。

『死なない練習』(長友啓典著/講談社/2011年11月16日刊)

 といったところで、それこそ変な大阪弁にしかならへんから、ここは普通に東京弁で書かさしてもらいます。

 長友啓典氏と言えば黒田征太郎氏といっしょにK2というデザインスタジオを作って、グラフィックのほうをやっているというイメージなのだったが、そうかその長友氏も最早72歳のジジイなんだなあ。そりゃ、がんにもなるわな。むしろ食道がんという比較的早期発見すれば直りやすいがんだったことが幸いだったのかも知れない。

 で、手術して入院するわけだけれども、そのときの「極意」みたいなことが書いてある。

 つまり、「他人の目は気にせんと、欲望をもつことを忘れんこっちゃな」であり、「入院中のボクは、病院食のできるだけええとこを見つけようとしてた気がするなあ」であり、「一人の名医の腕だけじを頼りにする時代じゃない。つくづくチームワークが大切やと思ったな」であり、「治療には「笑い」がいちばんやな。看護婦さんの明るい笑顔には、精神的にほんま助けられた」であり、要は「がんという病名に、負けたらあかん」ということなのだ。まあ、常に前向き、どんなこともネガティブなとらえ方をしない、ポジティブ・シンキングっていうやっちゃな。たしかに、「病気になっちゃたんだからもうダメ」「病院食もマズいし」「医者も頼りにならんし」「看護婦もつらく当たるなあ」なんてことばかりを考えていたら、治る病気も治らなくなってしまうだろう。そこはもっと前向きに考えて、「病気が治ったらこんなことをしたい」とかを考えて生きていくことしかないのだろう。

 更に一番いいのは「三つの呪文」と書かれているが、「まあ、ええやないか」「やってやろうやないか」「なんとかなるわ」という、大阪人の三大原則に立つということだろう。実際、大阪人はこの三大原則に立ってこれまで活動してきた。それは結果に責任をとらないという発想なんだけれども、実はそのくらい無責任な発想のほうが勝っているというのが歴史の現実。

 それが活力ある大阪のもとになってきたのではないだろうか。サントリーの創業者、鳥井信治郎氏の言葉として有名な「まあ、やってみなはれ」というのが有名だが、そんな「やってみなはれ」精神が無くなってしまっているのが、今の大阪の地盤沈下を招いているのではないだろうか。

 橋下氏が当選すればこうした「やってみなはれ」精神が復活するのか、松下氏が当選すれば、もっと違うポジティブ・シンンキングな発想が出てくるのか。それは11月27日を過ぎなければ分からないが、いずれにせよそうした発想の転換がないと大阪の再興はないだろう、って全然話が違う方にいきましたけれども、それが今日のキモ。

2011_02_25_004_2

EPSON RD1s Summicron 35mm/2F @銀座 (c)tsunoken

 

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